宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で、待ちに待った『スターウォーズ フォースの覚醒』の初回上映の新宿バルト9で起きた大事件について話していました。
(宇多丸)で、そしたらですね、バルト9。上映タイミングで、劇場の方のマイクパフォーマンスというか。最初にちょっと挨拶というかね、アナウンスがあったんですよね。出てきて、『みなさーん!いよいよですよー!』って。『ウワーッ!』って。それまで比較的、やっぱり日本人だから、ちょっとコスプレしている人とか、ライトセーバーを持っている人も大人しかったんだけど。『あっ!来た!ブーン!イエーッ!』ってなって。
んで・・・その方、本当に良くてですね。『盛り上がっていきましょう!』みたいなことと、『ちなみに今回の、初回特別上映は、例の海賊王を目指した男の映像は流れません!』『イエーッ!』みたいなね(笑)。いや、いい男でしたよ。あいつは男だった。あいつはフィンだね。あいつはフィンだ。あいつはフィンだ。うん。要は、ちょっと危険を冒してもやってくれたっていうね。これで、ワーッ!と盛り上がってですね。で、上映が始まったと。
新宿バルト9で起きた大事件
上映の中身の話はね、後ほどしますけども。あっ、そうなんだよ!それで、大事件が起こったんだよ、みなさん!あの、まずそんな感じだから初回だしさ。まあ、歓声、拍手。ワー!まあ、アメリカとかだったらもっとすごいんでしょうけど。まあ、やっぱり日本にしては相当、ワーッ!って。『♪♪♪♪(オープニングテーマ)』。ロール。要は、この間の話みたいな説明の、おなじみのが出ますよね?
出てる時に、私、先週だっけ?『スペクター』の先行上映の時に、主題歌のシルエットオープニングのところで入ってきてモタモタしているやつがいて。そいつのシルエットを俺が見る羽目になり。すんごい怒っていたんだけど。その時も。『バカじゃねえの?先行上映だぞ!その間だけ、待てねえのか、バカ!』みたいな話、してたじゃないですか。
で、『これを俺、スターウォーズの先行上映の1回目でやられたら、人を殺す可能性がある』って言ったじゃないですか。みなさん、信じられますか?本当に起こったんですよ、これが!マジかよ!?あのね、とにかくね、『テー、テー・・・♪』って来るところで4人ぐらいかな?ひょっとしたら外国の人だったのかもしれないですけどね。とにかく席が見つからないのか、俺の前あたりでチョコチョコと。しかも、背をかがめることもせず。で、一旦こっちに行って間違って、こっちに行って・・・最終的にそいつらがね、座るところを見たら、ぜんぜん下の方なんだよ。お前、ぜんぜん違うじゃねーかよ、バカ!
だからとにかく、みなさん、聞いてください。そいつらの影のせいで、俺、1回目はあの説明のロール、読めなかったっす。だから、劇中でいろんなことが起こっても、『これ、さっき説明があったことなのかな?それとも、謎の部分なのかな?』みたいな。すんげーノイズになっちゃって。もうね・・・幸いにもね、人は殺してませんよ。私の手はキレイですよ。でも、本っ当にさすがにあれは、あり得ないよね。あり得ない。あいつら、何なの?
悪いけど、本当、言わせてください。本当、呪われて不幸になれ!すんげーひどい病気とかになれ!マジで。お前の家族もだ。本当にマジで。最悪だ。本当ね。うん。本当にあった。それが。しばらく、最初はちょっとムカムカしてさ。だからオープニングとかもさ、『何だよ、何で夜なんだよ!?』みたいな。『何だよ?スターウォーズのオープニング、夜とかねえぞ、コラッ!』みたいな(笑)。『夜とかないんだけど!』(笑)。
みたいなね、そういうテンションになっちゃったんですけどね。まあ、その後どういうテンションになったかは、後ほど。で、見終わった後、TOHOシネマズ新宿に行って。(高橋)ヨシキさんとかと一緒にまた見てですね。その後、叙々苑で、結構ヨシキさんのお仲間のみなさんね、集まってきて。一緒にワイワイ、やいのやいのやってですね。まあ、乾杯をしつつ激論を交わすという。どうだったのか?というね、非常に楽しい夜でございました。
で、実際に中身に関してどうだったのか?というのは私のムービーウォッチメン、そしてその後ね、11時からの特集。高橋ヨシキさんと町山智浩さん、お招きしての徹底的なお話、うかがえるんじゃないでしょうか。
<書き起こしおわり>
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