吉田豪さんがbayfm『with you』で『まだ発売前だったりもする新譜特集』と題して、おすすめ曲を4曲、紹介していました。
(松本ともこ)今日はどんな特集なのんですか?
(吉田豪)えー、まだ発売前だったりもする新譜特集。
(松本ともこ)ますます私にはわからなくなっちゃうぞ。じゃあ、まだ発売前だったりもする新譜。聞こえてきたのはどなたでしょか?
(吉田豪)P.IDLというグループがあるんですよ。ええとですね、なんの実績もないまま渋谷公会堂や中野サンプラザでワンマンをやって。しかもなぜかそのことが一切話題にもならない謎のグループで。
(松本ともこ)ほー。
(吉田豪)気になっていて。まあずっと買ってはいるんですけど。まあ正直、Winkの『淋しい熱帯魚』のカヴァーとか、音楽的にはいまいちピンと来ないんですけど。
(松本ともこ)(笑)。残念じゃない。そんないい曲を。
(吉田豪)11月4日にデビュー・アルバム『モンゴリア~ンチョップ!』っていうのを出しまして。タイトルはこれ、だから新日本プロレスの天山広吉さん。いわゆる山牛がジャケにもフィーチャリングして。
P.IDL『モンゴリア~ンチョップ!』
(松本ともこ)すごい(笑)。
(吉田豪)1曲目とかこのイントロ部分でしゃべっているっていう(笑)。そこは評価したい(笑)。
(松本ともこ)ここはだから、吉田豪的にはさ、評価するでしょう。
(吉田豪)これはいいですよ。
(松本ともこ)あ、こっから本人たち?
(吉田豪)そうですね。っていう、これだけですね(笑)。
(松本ともこ)天山さん、天山広吉さんがフィーチャーされたのはいいけど、中野サンプラザまでやっちゃうっていうのは、お客さんも入ったわけですよね?
(吉田豪)謎なんですよ。
(松本ともこ)なんで?
(吉田豪)だってTwitterで検索しても、何も引っかからなかったりするんですよ。渋公の時なんか特に。どうなっているんだろう、これ?っていう(笑)。不思議。
(松本ともこ)中野サンプラザ、渋公ですよ?
(吉田豪)システムがわかんないんですよ。僕、イベントで共演したことあるんですけど、お客さん、そんなにいるグループじゃないんですよ(笑)。
(松本ともこ)ええーっ!?
(吉田豪)謎なんですよ。よくわからない。まあいいや。というグループがいるというね。
(松本ともこ)本当に。いろいろいらっしゃいますね。
(吉田豪)天山さんの起用は正解です!
(松本ともこ)そこは評価しましょうっていうことね。それだけ覚えておけばOKと。では1曲目はどなたでしょうか?
(吉田豪)そうですね。今日はアイドルにこだわらずいろいろ流そうということで。
(松本ともこ)へー、珍しい。
(吉田豪)ええとですね、スプリングボック(springbocke)という新しいグループがあるんですけど。まあ、ご存知ないでしょうが。それも当然です。アイドル性も高くて、とにかくキュートでポップだった姉妹2組による神戸のガールズバンド、THE MILKEESっていうのがいまして。大好きだったんですよ。大好きだったんですけど解散しました。で、そのヴォーカル&ギターのBerryさんが結成したギターポップバンドがこれで。
(松本ともこ)ふん。
(吉田豪)スプリングボックですね。CD-Rを1枚、ようやく出した状態なんですけど。遠距離バンドであまりライブもやれないみたいで。でも、音楽的には相変わらずの甘酸っぱさなので。
(松本ともこ)ああー、つまりは2組の姉妹から1人、Berryさんが作ったと。バンドを。
(吉田豪)そうですね。結婚したり何だりとかでね、年齢的にもいろんな人が活動できなくなっていく中、1人ちゃんと続けている人がいてというね。
(松本ともこ)よくまあ、そのCDを手に入れますこと。
(吉田豪)まあ、ご本人からいただきました(笑)。
(松本ともこ)なにそれー?
(吉田豪)通販をたのもうとしたら、『まだ値段もいくらにしていいかわからないので、とりあえず送ります。関係者の方に』って。ありがとうございます。
(松本ともこ)素晴らしい。
(吉田豪)ということなので。
(松本ともこ)じゃあ、聞く機会もね、with youでもちろん初めてでしょう。
(吉田豪)ですね。じゃあ、行ってみましょう。スプリングボックで『僕らのミュージック』。
springbocke『僕らのミュージック』
※動画0:50からスタートします
(松本ともこ)ちょっとルックスを見せてもらったんですけど。いま、まあサポートも入れて4人の感じで写ってました。おしゃれですね。
(吉田豪)ですね。
(松本ともこ)大人。でもなんか雑貨屋さんをやっているって言っていたけど、そんな感じ。
(吉田豪)そんな感じのグループです。はい。ぜひMILKEESからね、追っていただければと思います。
(松本ともこ)MILKEESが好きだったんですね。
(吉田豪)最高です。はい。
(松本ともこ)さあ、では続いては何でしょうか?
(吉田豪)続いては、ラーナーズ(LEARNERS)っていうバンドがありまして。元NEIL&IRAIZAでCUBISMO GRAFICOとかやっている松田岳二さん。CHABEさんですね。と、モデルの紗羅マリーさんによるユニット。
(松本ともこ)こちらもユニットが。
(吉田豪)そうですね。最近、7インチを2枚出して、即完売になっていたんですけど。まあ、マーサ&ヴァンデラスの『Heatwave』とかアンダートーンズの『Teenage Kicks』とか。いわゆる50年代とか70年代の名曲をDJっぽいセンスでカヴァーするバンド。
(松本ともこ)DJっぽいセンス?
(吉田豪)そうですね。で、アルバムが12月16日に出るんですけど。そこからエルビス・プレスリーのカヴァーで有名なドリフターズの曲を聞いてみましょうという感じです。
(松本ともこ)すごい、なんかこうさ、名曲どころと。すごい名前が出てきたので、センスが問われますが。じゃあ、お願いします。
(吉田豪)ラーナーズで『FOOLS FALLIN’ LOVE』。
LEARNERS『FOOLS FALLIN’ LOVE』
※動画1:00からスタートします
(松本ともこ)なんかもうあの、人気ファッションモデルであり・・・っていうところと、大人のサウンドで。
(吉田豪)ねえ。演奏も歌も、まあレベルが高いっていう(笑)。
(松本ともこ)ルックスが浮かばない私は土屋アンナさんみたいな人なのかな?って思っちゃうけど。
(吉田豪)ねえ。名前がカタカナだとすぐそういうイメージが(笑)。
(松本ともこ)すいませーん(笑)。素敵ですね。で、アルバムが12月にリリースになるラーナーズ。
(吉田豪)はい。アナログも買いました。はい。
(松本ともこ)これ、ちゃんと予約して買うんですってね。
(吉田豪)もちろん。通販、高いですけどしょうがない!っていうね(笑)。
(松本ともこ)あの、好きになったきっかけはなんなんですか?
(吉田豪)まあCHABEさんで、しかもモデルの人が歌うんだったらハズレはないだろうっていう。
(松本ともこ)その読みだよね。そこでモデルさんだからどうなのかな?じゃなくて、ぜったいにかっこいいものだろうっていうね。
(吉田豪)いい曲を作れる人がね、女の子と組んで悪くなるわけがないですよ(笑)。
(松本ともこ)いいお言葉をいただきました(笑)。ではでは、かっこいいところで次はなんでしょうか?
(吉田豪)ええとですね、サッポロ Snow Loveitsっていうグループがいまして。知らないですよね。
(松本ともこ)スキー場みたいな名前ですね。なんかね。
(吉田豪)SUPER☆GiRLSやCheeky Paradeが所属するiDOL Streetっていうエイベックスのレーベルがあって。そこの北海道地区のストリート生のグループ。
(松本ともこ)ストリート生ってなに?
(吉田豪)ええとですね、研修生みたいなもんですね。アイドルストリートだから、そうなんですよ。で、ここの番組でも『コピンク』っていう番組がらみで結構何度かかけてますけど。
(松本ともこ)『コピンク』。
(吉田豪)で、その『コピンク』っていうのは美人作詞家の児玉雨子先生と依田伸隆さんっていう人がだいたいコンビで組んで作っているんですが。iDOL Streetでこのコンビが組まれて。『コピンク』以外で初めてこの2人が組んだ曲っていうのが・・・
(松本ともこ)それはだんだんね、このコーナーを毎回聞いてくださっている方は、なんとなく浸透していると思いますよ。
(吉田豪)そんなもん、いいに決っているだろ!っていう。で、それが10月24日から会場限定で発売しているらしいんですよ。
(松本ともこ)会場限定?その名前が・・・
(吉田豪)サッポロ Snow Loveits。
(松本ともこ)そういうグループ名?
(吉田豪)グループ名です。なので、聞いてみましょうかね。
(松本ともこ)お願いします。
(吉田豪)サッポロ Snow Loveitsで『ご都合女の子』。
サッポロ Snow Loveits『ご都合女の子』
(松本ともこ)もうこのリフレインがなんて言ってるの?って言ったら・・・
(吉田豪)『ご都合』(笑)。
(松本ともこ)『ご都合♪』って言ってるのね(笑)。
(吉田豪)最高じゃないですか(笑)。
(松本ともこ)私さ、紗羅マリーさんの世界で結構いまイメージしたのに、その後吉田豪さん選曲、ここ?(笑)。
(吉田豪)えっ?女の子が歌うかわいい曲じゃないですか、どっちも(笑)。
(松本ともこ)いや、そうだけど、キッズみたいですよ。
(吉田豪)なにも変わらないですよ。僕の中では(笑)。
(松本ともこ)いやいや、違うでしょ!?いや、びっくりしました。
(吉田豪)なんの違いもない。
(松本ともこ)5人組でね、特にセンターにいる子は本当に私たちの娘でもいいぐらいのかわいらしい子ですよね。生ではまだね・・・
(吉田豪)見たことないですよ。僕も。
(松本ともこ)会ったことがないっていうことですけど。たしかにかわいい。
(吉田豪)最高でした。
(松本ともこ)『ご都合女の子』っていうタイトルなんだ。これ、買ったんですか?
(吉田豪)もちろんです。あ、これは買ってないです。これもちょっとまた関係者ルートでいただきました。
(松本ともこ)これは関係者ルートで。なんせ、会場限定だからね。
(吉田豪)そうです。はいはいはい。
(松本ともこ)サッポロ Snow Loveits『ご都合女の子』を聞いております。
(吉田豪)はい。
(松本ともこ)では、続いて『まだ発売前だったりもする新譜特集』。これ、最後になりますね。
(吉田豪)これ、買えるんですけど売り方が特殊というかですね。
(松本ともこ)どういうこと?
(吉田豪)ええと、禁断の多数決というバンドがありまして。
(松本ともこ)すごい名前だけど気になる!
(吉田豪)その、ほうのきかずなりさんっていう人が制作したおしゃれなエロDVDみたいなのが出たんですよ。
(松本ともこ)なに?もうよくわからない世界になってきました。おしゃれなエロDVD?あ、ここにある。
(吉田豪)おしゃれなエロDVD。はい。それに、サントラが付いているんですよ。で、それに収録されている曲です(笑)。
(松本ともこ)私、手に届くまでものすごい距離を感じた。いま。
(吉田豪)もう完全にサントラ目当てで買って。で、サントラでゆるめるモ!っていうグループがいるんですけど。それのあのさんが歌っている曲が入っていまして。それを聞いてみましょう。
(松本ともこ)今日さ、with youで女子もいっぱい聞いてますから。ここで聞きましょう。ね、ぜひ。
(吉田豪)では、禁断の多数決で『Kiss feat.あの』。
禁断の多数決『Kiss feat.あの (ゆるめるモ!)』
(松本ともこ)禁断の多数決『Kiss』。フィーチャリングされているあのさんがすごい人気がある?
(吉田豪)そうですね。
(松本ともこ)だってもういい声ですねー。
(吉田豪)素晴らしい声なんですよ。本当に。
(松本ともこ)あ、この女の子。写真見ちゃった。イメージ通り。
(吉田豪)素晴らしい声のこの曲目当てのために3500円のDVDを買うというね。
(松本ともこ)嘘だー。本当は中身のおしゃれなエロティックなDVDが・・・
(吉田豪)見てないですよ、まだ(笑)。
(松本ともこ)まだ見てないんですか?
(吉田豪)いや、DVDを見る習慣、本当ないんですよ。僕。仕事がらみじゃないと見ない。
(松本ともこ)本当に?そんなこと言うと、うちの若いスタッフが『貸してください』って言いかねないですからね。いや、『職場でこんな素敵なものが・・・』っていま、ちょっとややドキドキしているという。でもすごい、このために。この、あのさんという方の声が素敵でした。
(吉田豪)声だけじゃなく、キャラというか文章とかも面白い人です。まあ、とにかく声ですね。声が天才。
(松本ともこ)だけど自分がこういう声を持っているって思ったら、すごいうらやましいですけどね。
(吉田豪)ところが、歌とか全く自信のない人ですよ。
(松本ともこ)そうなんですか?実際に?そういうちょっと自信がないところだけど、こういう声として?
(吉田豪)インタビューの声とかだけでもいいですよ、本当に。すごい声を持っている。
(松本ともこ)ラジオ向きじゃないですか(笑)。ぜひちょっと、その声を聞かせてほしい。
(吉田豪)そうなんですよ。だからこの前、ラジオに出た時もラジオで何を言うかわかんないから、その危うさもあるんですよ(笑)。
(松本ともこ)危うさもあるんだね。へー、いい。すごい、素敵だと思います。今日はまだ発売前だったりもする、ご本人からいただいたっていうCDも有りでお送りしてきました。
<書き起こしおわり>