ROLLY 笑っていいとも!『奥さん…』暴言伝説を語る

ROLLY 笑っていいとも!『奥さん…』暴言伝説を語る たまむすび

ROLLYさんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。笑っていいとも!でROLLYさんが『奥さん・・・』と問題発言を連発し、抗議が殺到した伝説について話していました。

(ROLLY)あの、(プロフィール紹介の)『国民的番組に独自のブラックユーモアを持ち込み、お茶の間を騒然とさせた』っていうところ。上手くまとめてあるんですが。実際は、とてつもない・・・

(赤江珠緒)いや、とてつもないですよ。だってもう、いいとも伝説となってますよ。

(ピエール瀧)でしょう。『奥さん、あんたの家の・・・』って、あれでしょう?(笑)。

(赤江珠緒)そうそう。

(ROLLY)あれはね、でもね、いま見ていちばん恐ろしいのは、当時、ロリオ君っていう・・・あ、そうだ。電気グルーヴとすかんちの共通点はレコード会社が同じ系列店だったの。ソニーレコードだったのね。それで、ビデオジャムっていう番組があって。それにはよく。それでよく一緒になっていたんですけど。それで、僕はCharaさんと司会をしてた時に、ロリオ君っていう、チャッキーみたいな、悪霊に取りつかれた人形・・・まあちょっと、心が変になってしまって。なにかちょっと異常な事になってしまっているようなロリオ君っていう。『ヒャーッ!ロリオ君デス!あ、ああ・・・』っていうようなキャラを・・・

(ピエール瀧)久しぶりに見た。その顔。

(赤江珠緒)本当!(笑)。

(ピエール瀧)そして、ロリオ君をやった瞬間に椅子がボーン!と下がるという。持ってますね(笑)。

(赤江珠緒)ボーン!と下がって、直されてますし(笑)。

(ピエール瀧)ROLLYさん、さすが。

ロリオ君で大問題に

(ROLLY)ロリオ君っていうキャラクターをやっていたのね。で、それはまあ、危ない少年が取りついたもので。包丁を持ってテレビに出られて。テレビに包丁を突きつけて。『テレビの前の良い子のみんな、お前を殺す!』って言ったみたいなね。

(赤江珠緒)ああ、なるほどなるほど!

(ROLLY)キャラクターがね。

(赤江珠緒)キャラクターがね。うんうん。

(ピエール瀧)キャラだからいいでしょう?ってことになったら、中身の人が怒られたっていう(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。正味で怒られました?

(ROLLY)そりゃあ、まあよくなかったですよね。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)どんぐらい怒られるんすか?ああいうのって。怒られると。

(ROLLY)あ、まあ、『めっ!』っていうぐらいですかね(笑)。

(ピエール瀧)あ、本当に?

(ROLLY)いや、まあそれ以外にもですね・・・

(ピエール瀧)『ちょっとROLLY!いいから、ブーツ脱げ!』って、怒られちゃうの?やっぱり。

(ROLLY)その頃は、実は本当言うと、笑って済んだけど。実を言うとね。あと、ちょっと米騒動があった頃、覚えてます?あの、日本でお米がすごく不作で。

(赤江珠緒)ちょっとみんなでタイ米買ったりしてた時ね。

(ROLLY)タイ米買って。タイ米はタイ米だけで炊いて、タイカレーかけて食べれば美味しかったはずなのに、日本のお米と混ぜてしまったが故にすごく美味しくなくって。不評不評だったので、たとえばあれはですね、空き巣のお兄さんが『へっへっへ。この家、いま留守だぞ』って言って入って。家の中を物色して。台所に行って。ちょっとお腹が減っていたので、米を研いで。シャッシャッシャッて。炊飯器でご飯を炊いて、そこにあったごはんですよと鯵の干物と佃煮でご飯を食べた時に、『なんだ、この米は!?』って。美味しくなかったんでしょうね。

(赤江珠緒)うん、うん。

(ROLLY)でも、見つかってはいけないからちゃんと洗って返して。それで、お金だけ盗んで帰って。次の日とかにその空き巣に入った家の近所にまでまた行ってね。その泥棒が。

(赤江珠緒)うん。

(ROLLY)『奥さん・・・お宅の米、腐ってるよ・・・』。

(赤江珠緒)(笑)

(ROLLY)って言うっていう。

(赤江珠緒)これをね、いいともでされたんですよね。

(ROLLY)ものすごく異常な人だな、こんな人、いたら嫌だなっていうのを笑っていいともでやったら怒られたっていう。

(ピエール瀧)その一言で。

『奥さん、お宅のお米、腐ってますよ』

(赤江珠緒)で、番組を去ることになられた時に、最後の出演時にオルゴールを鳴らしながら歌われて、しんみりしたところでまた最後の一言。『お宅のお米、腐ってますよ』と(笑)。おっしゃいまして(笑)。

(ピエール瀧)捨て台詞をカマしてやったと。

(ROLLY)あのですね、本当言うと、これは嘘じゃないんです。あのコーナーは、危ないことを言うからか、意外と人気があったんですよ。

(赤江珠緒)いや、面白かったですよ。そうですよ。

(ROLLY)で、キャーキャー。僕は生まれて初めてね。若いみなさんにキャーキャーと言われていい気になっていた。

(赤江・瀧)(爆笑)

(ピエール瀧)若干、足元を見失っていた瞬間が(笑)。

(ROLLY)いい気になっていた。子どもの時からいじめられっ子だったから。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)でも、いいともに出て、あのテンションとお客さんを目の前に。お客さんがいて、スタッフとかも、『じゃあROLLYさん、行っちゃいましょうよ!』みたいなことを言われたら、そうなりますよね。

(赤江珠緒)そう。見てましたもん。

(ROLLY)バブル景気の時代ですよ。忘年会で福引きでハワイ旅行が当たるような時代で。『ROLLYさん、もっと行っちゃいましょうよ!』って言って、いい気になっていて。調子の乗っていたんですが、自分がふと気がつくと、『これは自分はいい気になっていて、とんでもない間違いをおかしているんじゃないか?』と。途中で気がついてしまいまして。

(赤江珠緒)はい(笑)。

(ROLLY)もう自分は去らなければいけない。

(ピエール瀧)要は全力で走らされて後ろを振り返ったら、誰も来てなかったってことでしょ?(笑)。

(ROLLY)それで、最後、しょうがないので最終回、オルゴールを鳴らしながら、自分で作った『さよならの贈り物』というのを。

(赤江珠緒)曲を(笑)。

(ROLLY)『いーつまでもー ROLLYはー みんなのー そばにいるよー♪』とかいって。さだまさし風に歌って。みんなシーンとして、よかったね、よかったねって、卒業で。で、『最後に一言』ってタモリさんと鶴瓶さんに言われたので、『お宅の米、腐ってるよ・・・』って。

(赤江珠緒)(笑)

(ROLLY)言ったところで、コマーシャルってなりましてね。

(赤江珠緒)懲りてねえ!(笑)。

(ピエール瀧)(笑)

(ROLLY)それ以来、めっきりテレビ番組には呼ばれなくなりましたね。

(ピエール瀧)そうだろうね。その一言を言った瞬間、楽屋に用意してあった花束が枯れたっていうね。

(赤江珠緒)(笑)。いやー、面白いですね~。

(ピエール瀧)まあまあでもね、ROLLYさん、そのキャラっすからね。

(赤江珠緒)そうそうそう。

<書き起こしおわり>

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