北村ヂン 東京の珍スポット 船の科学館・東京税関情報ひろばを語る

北村ヂン 東京の珍スポット 船の科学館・東京税関情報ひろばを語る たまむすび

ライターの北村ヂンさんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。北村さんのおすすめの東京の珍スポットとして、船の科学館と東京税関情報ひろばを紹介していました。

(赤江珠緒)さあ、では続いてのナイスな珍スポットはどこでしょうか?

(北村ヂン)はい。じゃあまず都内に住んでいる人がすぐに行ける。明日にでも行ける簡単なところから、初歩編として。船の科学館。

船の科学館

(ピエール瀧)はいはい。お台場にある。

(北村ヂン)そうですね。みんな知ってると思うんですけど、意外と行ったことないと思うんですよ。

(赤江珠緒)あ、ないです。私。

(ピエール瀧)ああ、中に入ったこと、ないかもしれないな。

(北村ヂン)このね、地上に巨大な船があって。

(赤江珠緒)建物がね、船の形ですもんね。

(北村ヂン)ここがまあ、博物館になっているんですけども。

(ピエール瀧)乗る船と見間違えるんじゃねーか?っていう。

(北村ヂン)そんな感じなんですけども。これ自体がおかしいじゃないですか。でもね、これいま、老朽化でここには入れないんですよ(笑)。

(赤江・瀧)えっ!?

(北村ヂン)本館には入れなくなっちゃっていて。

(ピエール瀧)あっ、そん中、ダメナンスか?

(北村ヂン)はい。で、別館とかがあるんですけど。そこでちっちゃな展示をやっていて、そこでいいんですけど。僕が見てもらいたいのは、庭なんですよね。これ、なんで船なのか?っていうと、作ったのが笹川良一さんっていう、あの、モーターボート振興会の。

(赤江珠緒)『一日一善』っていう人だ。

(北村ヂン)そうそう。あのおじさんで。まあ、あの人はもともとを探ると、戦時中にはA級戦犯になったりとか。まあちょっと怖いおじさんだったんですけど。それがちょっといい人になろう、みたいな。イメージをつけようっていうのが現れているのが、ここの庭に自分の像がいっぱい飾ってあるんですよ。

(赤江・瀧)ああー!

(北村ヂン)笹川良一がお母さんを背負って階段を登っている像とか。

(北村ヂン)世界中の子供たちと仲良くしている像みたいな。

(赤江珠緒)ああー!この像はちょっとカラーリングされてて。顔だけされてないから、ちょっと不思議ですね。

(北村ヂン)基本、金色なんですけども。なんか、服とかはちゃんとネクタイ赤かったり、服が黒かったりするんですけども。顔だけ金っていう。

(赤江珠緒)(笑)

(北村ヂン)で、他のね、海外の外人のお子さんたちは顔が黒くなってたりとかっていうのなんですけども、笹川さんだけはもう、顔も目も歯も真っ金金っていう。それだけ見てくれれば、もうここの施設はいいです。

(赤江珠緒)(笑)

(北村ヂン)あとは別館でね、いま、子供向けになんか海の科学を学べるみたいな感じで。いろんなゲームをしながら学べるみたいな感じで。あの、ウミガメスマートボールっていう(笑)。

(ピエール瀧)なんですか?ウミガメスマートボールって?

(北村ヂン)ウミガメ、卵を産むじゃないですか。あの感じでスマートボール。パチンコみたいな。

(赤江珠緒)ああ、たしかにまん丸でちょうどね。

(北村ヂン)卵をバンバン打って、『オスか、メスか?』みたいな(笑)。どっちが生まれましたみたいなゲームがあったり。

(ピエール瀧)ああー、はいはい。なるほど。

(北村ヂン)あとは、海を守るっていうんで、不審船をやっつけろゲームっていうのもありますから。

(赤江珠緒)(笑)

(北村ヂン)まあね、お子さんと一緒にぜひ、行っていただければと。

(赤江珠緒)(笑)。コンセプトが結構ね、広いですね。とにかく、海に関連して。

(北村ヂン)まあ本当、海とか船とか全般学べるというところなんですけども。

(ピエール瀧)なるほど。入館料はいるんですよね?

(北村ヂン)本来はあったんですけども、いまは本館の方に入れないんで、タダです。

(ピエール瀧)あ、いまタダなんだ。

(北村ヂン)もうぜひ、行ってほしい。

(ピエール瀧)じゃあぜひ、行くべきですね。

(赤江珠緒)ゆりかもめ『船の科学館』駅が最寄り駅でね、ありますから。すぐ、そこですね。すぐ行けます。はい。そして、こちらも東京?

(北村ヂン)そうですね。これもお台場ですぐ近くなんですけども。東京税関情報ひろば。

東京税関情報ひろば

(赤江珠緒)ええっ?

(ピエール瀧)東京税関情報ひろば?

(北村ヂン)税関って、密輸品とかを食い止める場所なんですけども。

(ピエール瀧)それ用に作られたわけじゃないですからね。税関っていうのは。関税をかけて、っていうのがね。本来ですけどね。

(北村ヂン)で、密輸はダメ!っていうシステムなんですよ。だから具体的にこれがダメ!っていうので、まあいろんなね、虎の毛皮とか象牙とか飾ってあるんですけども。これを飾っていること自体が大丈夫なのか、よくわかんないんです。

(赤江珠緒)本当ですね。

(ピエール瀧)はいはい。それ、押収品ですもんね。たぶんね。

(北村ヂン)たぶん、そうですね。

(赤江珠緒)えっ?これを持ち込もうとした人がかつていたっていう?

(北村ヂン)そうですね。押収されて。『これ持ち込むと、すぐバレるよ』っていう、PRするところなんですけども。

(赤江珠緒)はー!ホッキョクグマの剥製とかありますもんね。

(ピエール瀧)デカい虎の敷物。

(北村ヂン)はい。で、いいんですけど、『こういう風に隠してくる』っていう手口まで紹介しちゃってるんですよ。

(赤江・瀧)(笑)

(北村ヂン)で、たとえば麻薬を運ぶのにビーチサンダルの底を空けて、そこに空洞を作って、そこにパケとかそういうね、薬を入れて履いて持ち込もうとした人がいましたよ、みたいな展示とか。

(ピエール瀧)厚めのビーチサンダルの底をくり抜いているのの実物が置いてあると。

(北村ヂン)たぶんこれも押収した。でも、すぐにバレるぞという。で、たとえばボウリングの玉を真っ二つに割って、そこの中をくり抜いて、コカインいっぱいにして持ち込もうとした・・・

(赤江珠緒)ああー!

(ピエール瀧)コカイン7キロって書いてありますけど?(笑)。

(北村ヂン)まあ、ボウリング玉だから、重いですからね。

(赤江珠緒)そうですね。うわー!

(北村ヂン)とかまあ、よくありますけども。体内に飲み込んで・・・

(ピエール瀧)さっきそのニュース、読みましたよ。たまたま、今日もあったんですよ。そのニュース。

(赤江珠緒)風船で・・・みたいな。ありましたね。

(北村ヂン)その手口はわかっているぞ!俺たちはと。とかもう、こんなのも。いわゆる辞書みたいなものをくり抜いて、中に拳銃を入れて持ち込もうとしたり。

(赤江珠緒)うわっ!器用に拳銃の形にくり抜いて。

(北村ヂン)これ、悪いんだなってのはわかるんですけど、真似したくなっちゃうじゃないですか。こんなの見せられると。次々。

(ピエール瀧)ねえ。アイデア案ですもんね。

(北村ヂン)そうですね。まあ、こういう持ち込み方もありますよと紹介してるとも見えますからね。

(ピエール瀧)ねえ。『盛り付けは一例です』のやつですもんね。

(北村・赤江)(笑)

(赤江珠緒)でも税関の方も押収したものの、捨てるわけにもいかない。一応証拠だし、せっかくだから展示しよう、みたいな感じなのかな?

(北村ヂン)そうなんですかね?で、まあコカインとかそういうものだけじゃなくて、コピー商品とかも、もちろん持ち込んじゃダメで。

(ピエール瀧)ブランド物とかね。

(北村ヂン)税関で止めているんですけども。問題があるのが、ここのね、マスコットキャラクター。これなんですけども。なんかね、オレンジ色の肌の犬のキャラクターで。まあ、耳とかが垂れ下がった茶色い・・・

(ピエール瀧)茶色のやつ。見たことあんなー!っていう。

(赤江珠緒)あるあるある(笑)。

(北村ヂン)これがコピーなんじゃないのか?っていう。

(ピエール瀧)見たことあるなー!

(赤江珠緒)ああー!

(ピエール瀧)2ショット写真になっている!

(北村ヂン)これね、『お前、コピーだろ?』っていうんで、さんまのまんまに呼ばれたことがあるっていう(笑)。

(赤江・瀧)(笑)

(ピエール瀧)要はね、まんまちゃんにそっくりなやつが。

(北村ヂン)の、マスコットキャラクターがいますという。これもちょっと検索してもらえばすぐ見れるんで。『東京税関 キャラクター』で。

(ピエール瀧)すげー(笑)。まんまちゃんと並んで、上に『STOP麻薬』って書いてある(笑)。

(赤江珠緒)シュールだわー(笑)。これはじゃあ、先ほどのね、船の科学館から両方、連続して行けますね。はい。

(北村ヂン)ここも入場無料なんで。

(赤江珠緒)なるほど。

<書き起こしおわり>


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