ROLLYさんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。約25年前に初めてピエール瀧に対面した際に感じたことを話していました。
（赤江珠緒）本日のおもしろい大人、ゲストはミュージシャンでギタリストのROLLYさんです。こんにちは。よろしくお願いします。
（ROLLY）みなさま、こんにちは。
（ピエール瀧）お願いします！
（ROLLY）どうぞ今日はよろしくお願いします。いやいや、僕ね、瀧さんにね、ピエールさんに会うとね、いっつも思うことがあってね。
（赤江珠緒）ええ。
（ROLLY）あの、ものすごく僕、いじめられっ子体質で。子どもの頃から。で、いじめっ子を見極める嗅覚がすごく発達してるんで。もう見た瞬間に、あっ！って。
（赤江珠緒）（笑）。間違いないと。
（ピエール瀧）こいつ、典型的ないじめっ子だな！っていう。
（ROLLY）『絶対、上手いいじめ方を知っているタイプだ』って思って。
（赤江・瀧）（爆笑）
（ROLLY）『こうしたら嫌がるだろうな』っていうのをすごく的確に・・・
（赤江珠緒）その通り！
いじめっ子といじめられっ子
（ROLLY）的確に。で、僕はものすごくそういう人に対して、『あ、こいつ絶対にこうしたら喜ぶだろうな』って思わせる天才的な才能が。お互いに、なんというか、持ちつ持たれつで。
（ピエール瀧）ニコイチになっている感じの（笑）。
（ROLLY）SM的世界ってあれはね、本当に相互的な理解があってこそですよ。
（赤江珠緒）なんの話？あ、SM的な世界ね。ああー、なるほど。
（ピエール瀧）プロレスのような関係性になっているってことですよね。受け切る方も受け切らないとっていうようなね。
（ROLLY）そうそうそう。だからピエールさんを初めて見たのは、もう25年ぐらい前。電気グルーヴとすかんち、デビュー同じぐらいだったんで。で、初めて見た時に、『この人物は、将来はケーシー高峰か大橋巨泉か。いずれにしろ、この芸能の世界で特殊な地位を持ってずっと生き抜いていく人間になるだろう』と。
（赤江珠緒）その片鱗、ありました？その時から。
（ピエール瀧）本当ですか？
（ROLLY）大物になるっていう。それで、電気グルーヴを見守っていて。途中であの、演歌歌手・・・
（ピエール瀧）はいはい。瀧勝。
（ROLLY）独自の感性で爆走し、いつの間にやらコマーシャルでは毎日。だからテレビで見ない日はないぐらい。しかもこう、もう、札束ギッシリでしょう？
（ピエール瀧）（笑）
（赤江珠緒）まあ、ねえ。そうなんです。もう。
（ROLLY）札束、絶対ギッシリだと思うのね。
（赤江珠緒）もう、いよいよ脱税か？っていうね。本当に。
（ROLLY）うらやましいなと思って、今日も。
（ピエール瀧）一昨年からしてますから。脱税は（笑）。
（赤江珠緒）本当に（笑）。
（ROLLY）まあ、うらやましいなと思いながらやって来ましたけど。
（赤江珠緒）じゃあでも、感慨深い感じで？昔からご存知だから、今日・・・
（ROLLY）ええ。ですから、今日来る時は怖かったですよ。やっぱり。
（ピエール瀧）そんなことないでしょ？だって、ROLLYさんのこと、いじったことないでしょ？だって。
（ROLLY）今さら怖がっても仕方ないんですけどね。でもあの、昔、モグラネグラっていう番組で。あれ、月金ぐらいで帯でやってまして。電気グルーヴさんと、僕とオナペッツ。で、あと大槻ケンヂさん。うじきつよしさんの時もあって。
（赤江珠緒）ああー。
（ピエール瀧）そういうだから、たまむすびみたいに帯で枠があるんだけど、曜日でパーソナリティーが違う。
（ROLLY）そう。それで、たまにゴルフ大会とかあるわけよ。
（ピエール瀧）ああ、なんかあったかもしれない。
（赤江珠緒）へー！
（ROLLY）ゴルフ大会とかね、肝だめし。
（赤江珠緒）肝だめし？
（ROLLY）覚えてます？丹沢の方の山でキャンプをやって、みんなでびしょびしょになった挙句、山寺に。真っ暗な山寺に肝だめしに行かされるっていうの、たぶん行ったと思う。大槻ケンヂと。
（ピエール瀧）うん。ゴルフ大会もなんか覚えている気がする。
（ROLLY）あったあった。そんな感じです。はい。
（赤江珠緒）なるほどなるほど！
（ピエール瀧）だからROLLYさん、当時すかんちってバンドやってましたけども。まあその感じで。意外に、なんかイベントを一緒にやったとかってのは、そんなないんですよね。
（ROLLY）意外と我々はオールドスタイルのロックグループで。で、電気グルーヴさんはニュータイプのクラブミュージックをやられていたので。ステージが割と同じになることが少なかった。
（ピエール瀧）たとえば、その当時ね、フェスとかあったらたぶん一緒に出てたり
するのあるでしょうけどね。まだフェス、なかったんでね。
（赤江珠緒）そうかそうか。
＜書き起こしおわり＞
