TBSラジオ『たまむすび』に吉田豪さんと橋本かずみさん、橋本大地さんが出演。玉袋筋太郎さんらと永遠の中学生、破壊王・橋本真也さんの魅力について語り合っていました。
(小林悠)そして今日は、スペシャルゲストに橋本かずみさん、そして橋本大地選手にもスタジオにお越しいただいております。よろしくお願いします。
(橋本大地・かずみ)よろしくお願いします。
(玉袋筋太郎)豪ちゃん、すごいね。ブッキングしたね。また。
(吉田豪)謎のタッグですよ。3人でいきますよ、今日は。
(玉袋筋太郎)3人で(笑)。いいねー!電波ジャック。TBS破壊王。
(吉田豪)ええ。
(玉袋筋太郎)いいんじゃないの。破壊しちゃって。うん。
(吉田豪)この3人が集まったってことは当然ね、テーマは・・・
(玉袋筋太郎)テーマは、そりゃあもう、ブッチャーこと・・・
(吉田豪)橋本真也さんですよ。
(玉袋筋太郎)うわー、もうね!
(橋本大地)今日、僕さっき台本を見たんですけど、これ、昼間しゃべっていい・・・?
(吉田豪)問題ないです!
(玉袋筋太郎)大丈夫!
(一同)(笑)
(吉田豪)こういう番組です!気にせず。
(玉袋筋太郎)いいから!玉袋筋太郎がやってんだから。
(一同)(笑)
(小林悠)あの、ご家族が心配するような内容があるんですけど。大丈夫ですかね?
(玉袋筋太郎)でもね、大地くんもでっかくなっちゃってさー。
(小林悠)ずっと応援されてますからね。玉さん。
(玉袋筋太郎)そう。橋本さんと奥さんのね、僕、披露宴に出させてもらった時、まだ大地くんなんか、2才ぐらいだもんね。
(橋本かずみ)いやいや、まだ1才になってなかったです。
(玉袋筋太郎)なってないかね。そん時に破壊王のコスチュームを着て、出てきたんだよ。抱っこされて。
(吉田豪)へー!
(橋本かずみ)蝶野さんと武藤さんに抱っこされてね。
(玉袋筋太郎)そうそう!そうだよね。それがこんな大きくなっちゃうんだから。参っちゃうよなー!
(橋本大地)あの時のことはぜんぜん覚えてないんで。
(吉田豪)当たり前ですよ(笑)。
(玉袋筋太郎)そうなんだよね。いい!
破壊王 橋本真也のあらすじとその筋
(小林悠)さあ、そんな橋本真也さんのあらすじとその筋をご紹介しましょう。1965年、岐阜県でお生まれの橋本真也さん。84年に新日本プロレスに入門。その年の9月、後藤達俊戦でデビューを果たします。そして87年、海外修行に出て帰国した後は、武藤敬司さん、蝶野正洋さんとともに闘魂三銃士として活躍。破壊王のニックネームで人気を博します。そして2000年には新日本プロレスを離れて、プロレスリングZERO-ONEを設立。その後、フリーの道を歩みながら現場復帰を目指してリハビリをしていた2005年、40才の若さで亡くなります。しかしその勇姿は、いまもファンの心の中で生き続けています。
(玉袋筋太郎)ZERO-ONE、よかったよな。旗揚げして。最高だったよな!
(吉田豪)最高でしたよね。燃えましたよね!
(玉袋筋太郎)そりゃ、燃えた。
(吉田豪)あんなデタラメな、カオスな(笑)。
(玉袋筋太郎)めちゃくちゃだもんね。橋本真也いるわ、小川いるわ、三沢いるわっていう。めちゃくちゃだもん。
(吉田豪)なんだろう?言っちゃ悪いけど、本当に何も決まっていない感じっていうか。あの、みんなやっちゃえばいいや!っていう感じの。
(玉袋筋太郎)橋本真也なんだよな、あれが。
(吉田豪)最高でしたね。
(玉袋筋太郎)ああ、よかったよ!あれは燃えた。
(小林悠)そしてその橋本真也さんのその筋。こちら、吉田豪さんの取材に基づくものですが。その1です。プロレス以外のあふれる才能、狙撃の腕前は超一流の筋。その2、根っからの凝り性。練習そっちのけでラーメン研究の筋。その3、プロレス愛ゆえの衝突。俺は命を張って戦っているんだぞ!の筋。その4、ずっとこの日を待っていた。後輩をダシに女優黒木瞳さんに急接近の筋。その5、ラブホテルで真剣勝負。2人きりでインタビューの筋。その6、なんとも言えない絶妙な人間関係。新日本プロレス闘魂三銃士の筋。その
7、時は来た、7・13橋本真也復活祭の筋と7本の筋が張ってらっしゃいます。
(玉袋筋太郎)小林さん!『時は来た』はもうちょっと感情を込めて言ってもらわないと・・・
(吉田豪)ただ、それだけだ!
(玉袋筋太郎)そうですよ!サラリと原稿のように読みましたけどね。小林さん、ダメですよ!
(小林悠)えっ、正しくは、なんて読むんですか?
(吉田豪)読んでくれれば、僕らがプッて笑うんですよ(笑)。
(玉袋筋太郎)そう!時は来た!
(小林悠)時は来た!失礼しました(笑)。
(玉袋筋太郎)豪ちゃん、なぜ、また今回は橋本真也伝説を?
(小林悠)Tシャツも橋本真也さんのTシャツですね。
(吉田豪)そうなんですよ。もうすぐね、命日が近づいているっていうことでね。
(橋本かずみ)そうですね。11日なんで。
(橋本大地)その前に、今日、誕生日です。
(橋本かずみ)誕生日なんです。
(玉袋筋太郎)えっ?橋本さんの?あらー!
(小林悠)ねえ、運命ですね。
(玉袋筋太郎)誕生日だったんだー。
(橋本かずみ)喜んでますね。今日。きっと。
(玉袋筋太郎)そうだよ。TBSラジオにも昔、ゲストで来てもらおうと思って。呼んだんだけど、2時間遅刻してきたからね。
(吉田豪)まあ、いつものことですね。
(玉袋筋太郎)いつもの!
(一同)(笑)
(玉袋筋太郎)電話したら、『高速道路でいま、渋滞してるから』って。番組終わっちゃったもん。その日。
(橋本かずみ)たぶんその頃、まだ家にいたんだと思いますよ、きっと(笑)。高速なんか乗ってなかったんだと(笑)。
(玉袋筋太郎)ああ、そうなんだよね。
(吉田豪)まあでも、憎めない人なんですよね。本当になんか、永遠の中学生っていうか。
(玉袋筋太郎)そうかもしれねえな。
(吉田豪)あの、アントニオ猪木と極真と梶原一騎と沢田研二と、ウルトラマンとトラック野郎と松方弘樹がずっと好きみたいな感じだったんですよ。
(玉袋筋太郎)素晴らしいね!
(吉田豪)完璧な人ですよね。
(玉袋筋太郎)おう!完璧だよ!お父さん、完璧な人!本当に。
(小林悠)完璧は、なにをもって完璧なんですか?
(吉田豪)その魂を忘れないで、息子さんも仮面ライダーが大好きになるっていうね。
(玉袋筋太郎)(笑)
(小林悠)あらー、引き継いで。
(橋本大地)僕も仮面ライダー、大好きなんすよ。
(玉袋筋太郎)いいねいいねー!
<書き起こしおわり>