TBSラジオ『たまむすび』に吉田豪さんと橋本かずみさん、橋本大地さんが出演。玉袋筋太郎さんらと、凝り性の橋本真也さんが練習そっちのけでラーメン作りにハマッた話をしていました。
(吉田豪)次、行きますか?
(玉袋筋太郎)根っからの凝り性。練習そっちのけでラーメン研究の筋。橋本真也さんがそうだったんだよね。
(吉田豪)そうなんですよ。やっぱりなんでもハマるんで。美味しんぼにハマッた時は、これからは料理だ!ってモードになって。『お前の友達、ラーメン屋はいるか?』とかお弟子さんに聞いたりして。で、西村修さんから『いる』って聞いた瞬間に、『そいつに麺の作り方を教われ!』っていう感じで。で、面倒くさいからはぐらかしたんですけど、結局道場に近いラーメン屋さんから美味しいスープの作り方を教わりに行ったりとかして。
(玉袋筋太郎)おお、おお。
(吉田豪)結果的にはもう、出汁のために鶏ガラからなにから、全部試して試行錯誤。
(玉袋筋太郎)うん。一杯作るの、すごい大変だったんだから。値段が。
(吉田豪)真ちゃんラーメンっていうラーメン屋をやろうとした説がありますよね。
(玉袋筋太郎)橋本真也?
(橋本かずみ)やる気はなかったんですよ。『やれば?』って言ったんだけど、『こんな金がかかるラーメン、作りたくない』って。
原価無視 材料費はガンガン使う
(吉田豪)要は本当に材料費、ガンガン使っちゃうんですよ。
(小林悠)ああ、こだわっちゃうから。
(吉田豪)こわだりすぎちゃうんで、一杯いくらになるんだ?みたいになっちゃうんですよね。
(玉袋筋太郎)原価計算できない人ですね。
(吉田豪)全く。
(玉袋筋太郎)言ってみりゃあ。だって、一杯のラーメン十万円ぐらいしちゃうんだから。
(小林悠)おかしいですよね。
(吉田豪)あの、豆腐作りにハマッた時は、それですよね。
(橋本かずみ)お豆腐作った時は、一丁二万円ぐらいしましたね。
(玉袋筋太郎)一丁二万!なんだよ、その豆腐作り。
(橋本かずみ)お金、かけすぎて(笑)。
(小林悠)実際、味は美味しいんですか?こだわった分。
(橋本かずみ)いや、固すぎて。お豆腐が。ぜんぜん美味しくなかったです。
(吉田豪)って言ったらキレたっていうね(笑)。
(一同)(笑)
(橋本かずみ)もう二度と作らない!って言ってましたね。
(玉袋筋太郎)(笑)
(吉田豪)基本、だからなんでもハマッちゃう人なんですよね。
(橋本かずみ)そうですね。
(吉田豪)過剰に。だからもう本当、トラック野郎にハマッたら、デコトラで入場するって言い出したりとか。で、松方弘樹さんにハマッたことがあって。で、その時に、ちょうど橋本さんが選手会長をやっていた時に、謎のことがあったんですよ。ずーっとプロレスってジャージがあるじゃないですか。代々。橋本さんの代に突然、ジャージじゃなくて学生服みたいになったことがあったんですよ。マオカラーのスーツに。
新日本プロレスのマオカラーのスーツ
(玉袋筋太郎)マオカラーね!そう。
(吉田豪)なんでか?って思って。マオカラーって、詰め襟みたいな。
(玉袋筋太郎)服部校長が着てるやつ。
(吉田豪)そうです。そうです。
(小林悠)(笑)
(吉田豪)あれが何か?って言ったら、松方弘樹が着ててかっこよかったからっていう(笑)。
(一同)(笑)
(吉田豪)それをプロレスに導入したんですけど、素材がジャージじゃないから、本当ダメなんですよ。あの、スポーツマンが着るやつじゃないんですよ。
(橋本大地)あれ、そういう理由だったんですね。
(吉田豪)そうですよ。
(橋本大地)あ、知らなかったっす(笑)。
(吉田豪)みんな文句言ってたらしいですよ。なんで俺たち、こんなの着なきゃいけないんだ!って(笑)。
(玉袋筋太郎)ある意味、荒勢イズムだよ。荒勢。相撲の荒勢さんも常にマオカラーだったからね。うん。マオカラー。
(小林悠)憧れちゃう人が多いんですね。
(吉田豪)で、大人になってから、だからおもちゃ、子どもの頃にそんな買えなかったとかで、大人になって急にその、さくらやホビー館の存在を知った時に衝撃を受けて。いきなり30万円ぐらいおもちゃを買って。それから、もうお風呂で1人でずーっとおもちゃで遊んだりっていうね。
(玉袋筋太郎)そういう旦那さんだったんですね。
(橋本かずみ)そうですよ。お風呂で、プシューッ!って言って、ウルトラマン同士を戦わせてましたから。いつも。
(小林悠)なんでお風呂なんですか?
(吉田豪)もう当時、トップレスラーの頃ですよ。まあ、誰にも邪魔されない世界っていう。
(小林悠)ああ、もう自分の世界で。
(玉袋筋太郎)そもそも奥様との馴れ初めもね、ちょっとこうなったら聞いてみたいっていう感じなんですけども。
(小林悠)そうですよ。こんな、かわいらしい。
(橋本かずみ)なんだったっけ?
(橋本大地)『なんだったっけ?』じゃねーよ。だってもともと、あれじゃん?
(橋本かずみ)トニー・ホームに負けて・・・
(玉袋筋太郎)トニー・ホーム!
(吉田豪)はいはいはい。連敗しましたよ。
(橋本かずみ)で、札幌にちょうど行ってた時に、部屋に電話をしたら、『負けたから、俺、もう帰る!』って言ったんで、『私も一緒に帰る』って言って。その日はでも、小鉄さんと飲みに行く約束をしてたんで。私(笑)。
(玉袋筋太郎)いちいち、いいのが出てくるなー。
(橋本かずみ)それで、『まあ約束があるから、小鉄さんと飲んでから帰ってきなさい』って言われて、小鉄さんと飲んで、次の日帰って、空港で大きなぬいぐるみを買って、道場にお見舞いに行って。
(吉田豪)負けたから。
(玉袋筋太郎)そう。そしたら、その日から家に居ついていたという。
(吉田豪)ええっ、いきなり?
(橋本かずみ)そう。
(玉袋筋太郎)らしいですね。ねえ。居ついたらしいですね。それは、警備員の渡辺さんから聞きました。
(橋本かずみ)懐かしい(笑)。
(玉袋筋太郎)ホイッスル渡辺さんから聞きました。
(吉田豪)いましたね!(笑)。
(玉袋筋太郎)うん。いるんだよ。いいですな、そっからですか!つながったのが。ねえ。いいねー。
<書き起こしおわり>
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