吉田豪・橋本かずみ 命を張って戦った男 橋本真也を語る

吉田豪・玉袋筋太郎 永遠の中学生 橋本真也の魅力を語る たまむすび

TBSラジオ『たまむすび』に吉田豪さんと橋本かずみさん、橋本大地さんが出演。玉袋筋太郎さんらと命を張って戦い続けた橋本真也さんについて話していました。

(吉田豪)その流れで、3つ目、行きますか?

(玉袋筋太郎)うん。3つ目。プロレスラーゆえの衝突。俺は命を張って戦っているんだぞ!っていう、これね。

(吉田豪)これ、ぜひかずみさんに聞きたいことですよね。ちょうど、あれなんですよね。3回目のG1クライマックスで、橋本さんが1回戦で馳浩さんに負けた時に、かずみさんがすごい頭に来て。『なんで負けたの!?』って。

(橋本かずみ)帰ってきて、責めました。

(吉田豪)責めたことがあったんですよ。

(玉袋筋太郎)なんであんな、高見恭子の旦那に負けたんだ?と。

(一同)(笑)

(吉田豪)『あんた、あんなね、馳に負けるような男じゃないでしょ!』って。

(玉袋筋太郎)そうだよ!うん。

(吉田豪)って言ったら、逆ギレして、正座させられて2時間ぐらい説教されたっていう。

(玉袋筋太郎)説教されたんですか?

(橋本かずみ)もう、いっつもなにかあると、いつも正座させられて。床に。

(玉袋筋太郎)床に座れと。

(橋本かずみ)はい。『お前は俺の仕事をナメてんのか?』と。『俺は命かけて戦っているんだから、もう二度と言うんじゃない』って言って、2時間正座させられました。

(玉袋筋太郎)かぁー!

(小林悠)『俺の仕事に、何も言うな』ということですか?

プロレスはエンターテイメント・ショーなのか?

(吉田豪)そのぐらいの時期ですね。たぶんだから、ある人から『プロレスはエンターテイメントだから、ショーなんだから』って言われた時に、すごいショックを受けて。その時も橋本さんは『うちの試合は絶対にそんなことはない!』ってね、言い張って。

(玉袋筋太郎)守ったわけですね。ケーフェイを。

(橋本かずみ)私も泣きながら訴えましたから。『本当のことを教えてくれ!』って。

(吉田豪)で、橋本さんも泣きながら。

(玉袋筋太郎)泣きながら!いい夫婦ですね、これ!いい時代があったんですね!

(橋本かずみ)(笑)。傍から見てたら、バカみたいですけどね(笑)。

(吉田豪)最高ですよ!

(玉袋筋太郎)本当。

(小林悠)泣きながら、なんておっしゃったんですか?

(橋本かずみ)『もう本当、俺の仕事をそうやってバカにしないでくれ。命をかけているんだから』って。『本当に命かけてやっている仕事だから、そういうことを、エンターテイメントだって言わないでくれ』って。

(吉田豪)で、実際、このへんって僕、いま出ているBUBKAっていう雑誌で、小笠原和彦さんっていう元極真の空手をやっていた人が橋本さんと対戦して、抗争していまプロレスやっているんですけど。いろいろ聞いたんですけど、本当にだからプロレスが全て決まっているみたいに思っている人が読んでほしいインタビューですよ。

(玉袋筋太郎)おおー!小笠原さんが言ってるんだ。

(吉田豪)すごいんですよ。そういうようなものだと思って行ったら・・・っていう。ほぼ自由組手で(笑)。

(玉袋筋太郎)えっ?すごいね!

(吉田豪)ええ(笑)。こっちが驚いたんですよっていう。だから、そもそも最初は乱入した時も、周りの人にも何も言ってなかったらしいんですよ。

(玉袋筋太郎)(笑)

(吉田豪)知っているのは橋本さんと中継していた人の偉い人だけで。要は、団体の人も誰も知らない中で、突然知らない空手家が乱入してきたから、みんなブチ切れて。だからその小笠原さんについて来た人も、もうやられちゃったりとか。本当にただの戦い(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)

(吉田豪)やってたらしいんですよ。

(玉袋筋太郎)乱暴だよねー!で、それがまたね、ヒヤヒヤして見てるのがいいわけですよ。うん。

(吉田豪)最高ですよ。

(小林悠)大地選手はこういうエピソードは全部、もうお母様から聞いてるんですか?

(橋本大地)聞いてますよ。だからそういうことを言った人も、嫌いだし。

(玉袋筋太郎)うんうん。

(小林悠)それをいま、自分が背負ってってことですもんね。

(橋本大地)背負っているからこそ、正直言って僕はこの話、あんまり好きじゃないです。

(玉袋筋太郎)おおー!言うねえ!うん、いいね!さあ、じゃあ続いて行こうか。

惚れっぽい男 橋本真也

(吉田豪)はいはいはい。4。

(小林悠)黒木瞳さん(笑)。

(玉袋筋太郎)黒木瞳さん、急接近ですよ。こういったことがあるわけですね。

(吉田豪)橋本さん、まあかなり惚れっぽい人で。で、ある日、レフェリーの田山さんが聞いた話で。ある時、『赤坂の美容院に黒木瞳がいるから、車を飛ばせ!』って言われて。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)なんで知ってるんですか?

(橋本かずみ)美容室が同じ美容室だったんですよ。黒木さんと。

(玉袋筋太郎)へー!

(吉田豪)で、美容院に到着したら橋本さんが黒木さんに話しかけて。『うちの若いやつが黒木さんのファンで』って。あの、田山さんぜんぜん黒木瞳さんのことは知らなかったらしいんですよ。

(玉袋筋太郎)(笑)。いい迷惑だね、これ。

(吉田豪)それで、『握手してもらいなさい。せっかくだから、ちょっと話していけや』とか言われて。まあ、黒木瞳と黒木香の違いもわかんない状態だったのに、話を合わせて。

(玉袋筋太郎)ワキ毛と(笑)。

(吉田豪)『ワキ毛、生えてるのかな、この人?』ぐらいのね。

(玉袋筋太郎)(笑)

(吉田豪)で、黒木さんが『練習はどちらでやってらっしゃるんですか?』って聞かれたんで、『新日本の道場は野毛にあります』って言ったら、『私、尾山台ですごい近いから、今度寄らせていただきます』って言ったけども、その後、黒木さんが道場に来たことはないっていう。

(玉袋筋太郎)(笑)。まあ、そうだろうね。

(吉田豪)まあでも、本当にこういうの多い人だったと思うんですよ。僕がやっぱりいちばんよく聞いていたのは、中山美穂さんにすごい惚れて。

(小林悠)ええっ?これ、ご結婚後ですか?

(橋本かずみ)いえ、前からです。

(小林悠)結婚前から。

(吉田豪)かなりミポリン、ミポリン言っていて。中山美穂さんと田原俊彦さんで噂が流た時とかに完全にキレて。田原さんの似顔絵書いて、踏みつけたりとか。試合では『たはらぁー!』って言いながら蹴りつけるとか(笑)。

(小林悠)おかしいですよね!

(吉田豪)八つ当たりをしてたっていう(笑)。

(橋本かずみ)いや、もう田舎に帰る・・・彼、岐阜の出身なんですけど。岐阜の人たちには『俺はミポリンと結婚するんだ』って言ってたんで、私、いちばん最初に連れて帰られた時に、向こうの子どもが『えっ?ミポリンじゃないの?』って言われて(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)

(吉田豪)『違う人と結婚してるじゃん』って(笑)。すぐ熱くなるんですよね。

(玉袋筋太郎)これがいいねー!そのミポリンのボディーガードをしてたのが、さっき出てきたホイッスル渡辺さんだからね。

(橋本かずみ)あ、そうだ。そうだそうだ。

(玉袋筋太郎)そうだよね。そうなんだよ。だからそこらへんとも、橋本さん。もしかしたら、渡辺さんにも『紹介してくれ』って言ってたかもしれないね。

(橋本かずみ)もう言ってました。ガンガン言ってましたよ。で、『それでもし、美穂ちゃんが結婚してくれるって言ったら、離婚してくれ』って言われましたから(笑)。

(玉袋・吉田)(笑)

(玉袋筋太郎)これだよなー!いいねいいねー!

(吉田豪)一時期ね、のりピーの『星の金貨』にハマってた時の話も大好きで。

(橋本かずみ)ありましたねー!昼ドラとかね。

(吉田豪)そうです。で、異常にハマッて、終わり方が、『なんで終わっちゃうんだ!』ってブチ切れて、奥さんに『いますぐテレビ局に電話しろ!』って(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)

(橋本かずみ)苦情の電話を(笑)。

(吉田豪)『なんで終わらせるんや、星の金貨を!』っていう。

(小林悠)好きすぎて(笑)。

(吉田豪)熱くなっちゃうんですよね。

(小林悠)へー!まっすぐな人ですね。本当に。

<書き起こしおわり>
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