(小林悠)やっぱり見る時は、女優さんの方に目が向きますか?
(友近)いや、俳優さんにも行きます。そりゃもう両方に行きますね。はい。やっぱ高知を舞台にしている三部作が結構ありましてね。『鬼龍院花子』と、『櫂』もそうです。で、もうひとつが『陽暉楼』。
『陽暉楼』
(玉袋筋太郎)『陽暉楼』。うん。
(友近)それね、もう高知弁がね、もう色っぽいんですよ。これが。
(小林悠)女性がしゃべるとやっぱり・・・
(友近)も、いいし、あと仲代さんの高知弁もいいし。だからその跡地を巡りましたからね。私。
(玉袋筋太郎)聖地巡礼、するねー!
(友近)もう本当に。
(玉袋筋太郎)いや、楽しみだよね。またなにかね、作品。五社イズムをね、継いだ監督とかやっぱりいると思うしね。うん。見たい、見たい。小林さん、やっぱエロさが出ないと。
(小林悠)やっぱり勉強しないと。
(玉袋筋太郎)うん。生活の中から、こう出てこないと。
(友近)(笑)
(小林悠)自然とこう、匂い立つようなものがないと。女性というのは。
(玉袋筋太郎)だからあなた、ほら、一応スナックママへの道ってやってるけど・・・
(小林悠)スナックママを目指してるんですよ。実は。
(友近)そうですか。
(小林悠)そういうコーナーを持ってまして。で、あの実は玉さんがいちばん目指すべき姿は友近さんだと。
(友近)えー!?ありがたいことを・・・
(小林悠)もう先週からずっと言ってまして。
(玉袋筋太郎)もう、ママ以外のなにものでもないもん。
(友近)(笑)
(玉袋筋太郎)ママ!って言っちゃいそうだもん。俺。『おう、ママ!』っつって(笑)。そう。近所の商店街でばったり会ったママって感じだろ?いまって。
(友近)いや、私、若い方ね、あんまりね、支持ないというか。やっぱ、団塊の世代の方から、すっごい声をかけていただくんですよ。
(玉袋筋太郎)ああ、そうでしょう。俺もそうだわ。やっぱ、基本的に。
(友近)ああ、そうですか。
(玉袋筋太郎)うん。若い人はあんまりね、良さがわからないというのかな?だってついつい俺もね、本当に、飲み屋でぜんぜん知らないおじさんと飲んでる時、あるんだよね。仲良くなっちゃうんだよ。これを俺は『オヤジ狩り』って呼んでるんだけど。
(友近)(笑)
(玉袋筋太郎)いい意味でのオヤジ狩り。うん。周りなんかそんな人ばっかりだもんね。
(友近)楽しいと思う。その感じ。
(小林悠)自然と仲良くなっちゃって。
(中略)
(玉袋筋太郎)楽しいなー。そう。もうグッドコンディションで、ねえ。やってますよ。友近さん。勉強になりますよ。本当。
(小林悠)いや、そうですね。私も本当、早速五社英雄監督の作品を見ないとなと思いました。
(友近)ぜひ見てください。
(小林悠)女性としての深みが増すような気がしますもんね。やっぱり。そういうのを浴びることによって。
(玉袋筋太郎)だと思うよ。だから女優さんも五社監督の作品に出て、やっぱ一皮むけるとかさ。あるわけですよ。だってあの松本伊代ちゃんがこんな、着物の前はだけて、こんなことをやっちゃったりとか。アイドルだった伊代ちゃんが。そういうシーンもあったりしたんだぞ!
(友近)それ、『薄化粧』で出てきますからね。見てください。ぜひ。
(小林悠)ちょっと見なきゃいけない映画がいっぱいありすぎて、もう困っちゃいますね。とりあえず、『吉原炎上』『薄化粧』『櫂』。これはもう、ぜったいにチェックしようと思います。
(玉袋筋太郎)『鬼龍院』もだよ。『鬼龍院』。
(小林悠)『鬼龍院花子の生涯』も。
(玉袋筋太郎)『女殺油地獄』も。
(友近)いや、それもいいですよ。もう、ぜひ。
(玉袋筋太郎)大変だよ。『人斬り』から見なきゃダメだよ。うん。
(友近)(笑)
(玉袋筋太郎)なあ、そうだよ。『牙狼之介』とか。
(小林悠)もう、課題がありすぎて、ついていけない!大変ですね。
(友近)ぜひ見てください。
(玉袋筋太郎)またね、どっかで仕事、一緒になれたらなと思いますよ。お願いしますよ。友近さん。楽しかったー。
(友近)ありがとうございました。
<書き起こしおわり>