吉田豪 おすすめ漫画『まちあわせ』を語る

吉田豪 おすすめ漫画『まちあわせ』を語る 上柳昌彦・松本秀夫 今夜もオトパラ!

吉田豪さんがニッポン放送『上柳昌彦・松本秀夫 今夜もオトパラ!』に出演。著書『聞き出す力』ヒットで阿川佐和子さんに文春の対談に呼ばれた話と、おすすめマンガ『まちあわせ』の話をしていました。

(上柳昌彦)大人の楽しみをとことん追求する上柳昌彦と松本秀夫 今夜もオトパラ!、7時台です。日替わりで大人の楽しみに精通した達人が登場します。水曜日はプロインタビュアー。インタビュアーの達人、吉田豪さんです。こんばんは。よろしくお願いします。

(吉田豪)はい。お願いします。

(上柳昌彦)メールをいただいております。(メールを読む)『月曜日に放送されたTBSテレビのNEWS23の最後に本のランキングを紹介されるコーナーがあるんです。膳場さんは「どの本が好きですか?」と問われた時、上位にある直木賞の作家さんの本を選ぶと思いきや、「あ、4位の吉田豪さんの本が面白いですね。阿川さんとの対談もよかったです」との感想は意外でした。膳場さんをはじめ、女性キャスターと対談したことはありますか?なにかぶっ飛んだエピソードなどありましたら、教えてください』というのをいただいたんですが。

(吉田豪)膳場さんは面識ないんですけど、あの人はサブカルの人ですからね。

(上柳昌彦)あっ、そうなんですか。

(吉田豪)あの人、筋肉少女帯大好きな人ですから(笑)。

(上柳昌彦)ええっ?そうなんですか!?

(松本秀夫)人は見かけによらぬもの。

(吉田豪)だから、僕もつながってはいないですけど、読んでくれているんでしょうね。

(上柳昌彦)へー、そういう人なんだ。

(松本秀夫)あの、この番組でご紹介した本ですね。

(吉田豪)そうです、そうです。

(上柳昌彦)『聞き出す力』ですよね。

(吉田豪)吉田豪史上、いちばん売れている本です。

(上柳昌彦)4位まできて。すごいですよね。そうそう。阿川さんと対談してね。で、それをちゃんと阿川さんが帯にしてね。

(吉田豪)酷い便乗の仕方しましたよ(笑)。僕の著者名よりも大きなぐらいで『阿川佐和子』って字が出て。阿川さんの第二弾だと思いますよ(笑)。

(上柳昌彦)出版社にありがちな、なにかね。タイトルを似せるぞみたいなね。これ、ありますよね。いやいや、でも売れてるんだから・・・

(吉田豪)阿川さんに便乗して売れた結果だと思うんですけど、阿川さんから呼び出しがかかりましたよ。週刊文春の対談の呼び出しが。

(上柳昌彦)うわっ!すごいですね。

(吉田豪)『あなた、私の名前で商売してるらしいわね?』って言われますよ、ぜったい(笑)。

(松本秀夫)(笑)

(上柳昌彦)まあ、反論の余地はないですよね(笑)。

(吉田豪)全くその通りですよ。ええ(笑)。

(上柳昌彦)『全くその通りです!』みたいなね。

(松本秀夫)こちらもご紹介します?(メールを読む)『毎年、フリースタイル このマンガを読め!のランキングを熟読して購入の参考にするんですが、吉田豪さんが強力プッシュしているマンガ「まちあわせ」のことを聞きたいです。あと、おすすめマンガを教えてください』と。

(吉田豪)『まちあわせ』っていうのはですね、かなりハード&ヘビーなSFマンガみたいなやつです。本当に、世間的には知られてないでしょうけど、買って損はないんでみなさん買ってほしいです。

かなりハード&ヘビーなSFマンガ

(松本秀夫)これは連載とかはしていない?

(吉田豪)ええと、アフタヌーンっていう雑誌で単発で読み切りが載ったやつで。つい最近、あれなんですよ。元空手家の佐竹雅昭さんのインタビューをした時に、佐竹さんがマンガ好きで。マンガの原稿とかをよく書いてたんで、『僕、いまだにね、マンガ大好きなんですわー』って始まって。

(上柳昌彦)ええ。

(吉田豪)『吉田さん、どんなマンガを読むんですか?』って言われて。これね、前回も言いましたけど、どういうマンガが好きか?で人となりがわかるっていう。

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(上柳昌彦)はいはい。

(吉田豪)僕、聞かれると思わなくて。『僕、本当にね、あんまりね、メジャーなのじゃなくて。アフタヌーンとかそういう系なんですよ』『ああ、そうですか!僕は本当ね、マンガ大好きなんでね。僕が大好きなのはONE PIECEと、BLEACHと・・・』って始まって。『はい、接点ゼロです!』っていう(笑)。

(上柳・松本)(笑)

(上柳昌彦)王道だったっていう。

(吉田豪)そう。ド王道ですよ(笑)。

(上柳昌彦)ど真ん中。堂々と真ん中を歩いてく。

(吉田豪)堂々とね。すいません!っていう感じなんですよ。そう言われると(笑)。

(上柳昌彦)そういう臆面のなさっていうのも潔いな!っていう感じですね。うりゃー!っていう感じですね。ちょっとひねって何かをしてやろうとかいうのが一切ないんだ、この人っていうね。そう思うと、本当好きなマンガって人が出るんだな。映画とかな。

(吉田豪)やっぱね、こういう側に生きてくると、普通に答えちゃいけないみたいな変なプレッシャーもあったりとか(笑)。なんか、日当たりのいい作品はちょっと読んでいて居心地が悪かったりとかしたりとかね。いろいろあるんですよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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