曽我部恵一 銀杏BOYZに教えられたことを語る

曽我部恵一と吉田豪『夏の魔物』と成田大致を語る SHOWROOM

曽我部恵一さんが2020年11月10日配信のSHOWROOM『豪の部屋』に出演。吉田豪さんと銀杏BOYZに教えられたことについて話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「峯田さんとの話はありますか?」。

(曽我部恵一)でもね、峯田くんもそうだし、銀杏BOYZの人たちに……僕、日本のハードコアパンク……もちろんポゴとかも。ビートパンク、パンクバンドが好きだったけど。それでイギリスもディスチャージとかカオスUKとかエクスプロイテッドとか、そういうバンドがすごい好きだったんですよね。でもアメリカのハードコアってバッド・ブレインズとかミスフィッツ……。

(吉田豪)カバーしましたね。

(曽我部恵一)そういうのしか知らなかったですよ。で、やっぱりハードコアパンクってDビート……イギリスだよなっていう風に勝手に思ってたんですよね。で、銀杏の、誰だっけな? 安孫子くんかな? みんなが「マイナー・スレットがいいですよ」って言っていて。それで僕、マイナー・スレットって聞いたことがなかったので。それで彼らに教えてもらってマイナー・スレットとか聞いて。

(吉田豪)銀杏経由だったんですか?

銀杏BOYZ経由でマイナー・スレットを知る

(曽我部恵一)そう。マイナー・スレットとか、そういうそのDCハードコアっていう、いわゆるそういうものを「ああ、めちゃくちゃかっこいいし、これはすごいまたポップカルチャーだな」と思って。UKの本当に社会的なところから出てきたパンクとはまた違って。この若者が……今だとラップとかしたり、インターネットとか。そういうようなものとして当時、ハードコアがあっただろうなって。すごくごく一部に。そういうものをまた発見して。すごいそれは感謝しています。銀杏BOYZに教えてもらって。

(吉田豪)銀杏によってハードコアの扉がまた開いて。

(曽我部恵一)うん。USハードコア。

(吉田豪)僕、曽我部さんのミスフィッツのカバー、好きなんですよ。

曽我部恵一『Last Caress』

(曽我部恵一)ああ、ありがとうございます。ミスフィッツ、好きなんだよなー。あんな甘いロックンロール、なくないっすか?

(吉田豪)あのビジュアルであそこまでポップかっていうね。

(曽我部恵一)なんかダンジグはよくコミケにいるという噂を聞いたことがあって(笑)。

(吉田豪)ああ、はいはい。松本零士大好きっていうね。あのドクロ好きは松本零士経由っていう(笑)。たしか『キャプテンハーロック』が大好きなんですよね。

(曽我部恵一)ああ、そうかそうか。そういうのが好きなんだ。

(吉田豪)そういうセンスみたいですね。

<書き起こしおわり>

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