安住紳一郎が語る 改編期の特別番組制作現場の過酷な実態

安住紳一郎『出演番組を見る際は自分自身を全力で応援する』 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で2008年9月に話したトークの書き起こし。番組改編期のテレビ特別番組を制作する現場の過酷な状況と人間模様を話していました。

局アナ 安住紳一郎

(安住紳一郎)さて、9月に入りまして、テレビ・ラジオ、特にテレビの方なんですけども、ちょうど3月・4月、9月・10月の『改編期』と私たちは呼んでるんですけども。上半期、下半期の入れ替えの時期で、ちょうどテレビ番組などは大変こう、特別番組シーズンに入りまして。ちょっと、そこに従事している私たちは、書き入れ時と言うと聞こえはいいんですが、月給制なのでさほど書き入れるものはないんですけども。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)吐き出される一方なんですけども(笑)。労働力を一気に吐き出さなくてはならない季節が到来しておりまして。ちょうど私、今週と来週ぐらいが労働のピークを迎えておりまして。

(中澤有美子)ああ、そうなんですね。

(安住紳一郎)ちょっともう・・・ねえ。足がふらついてきたなという感じの今週なんですけどね。いや、みなさんもね、お仕事忙しい時期っていうのはだいたい決まっているんじゃないかな?と思うんですけども。さすがにちょっと、もうあれですね。厳しくなってきましたね。

(中澤有美子)そうですか(笑)。困った。はい。

(安住紳一郎)うん。もう常にこう、働くことの意味とかですね、私には何ができるんだろうか?そんなことを考えて、ここ1週間ばかり、毎日暮らしておりますけども。

(中澤有美子)はー・・・あ、忙しい時ほど、そういうことも考えますか?

(安住紳一郎)考えますね。また、特にあの、私は人に会って話を聞くという仕事が多いものですから。またこう、自分が何かを見て、『はい、どうぞ』という時が多いものですから。ちょっとこう、あれなんですよね。量が多くなってくると、何を見ても、何も感じないっていう(笑)。

(中澤有美子)(笑)。そうですね。

(安住紳一郎)そういう精神状態に追い込まれますとですね、たいへんその、番組を作っている仲間たちも困るという。ええ。

(中澤有美子)はいはい。驚かない?

何も感じない精神状態に追い込まれる

(安住紳一郎)驚かないみたいな。『ここのお店は、明治からやってまして創業116年なんですよ』『だから?』みたいな感じ(笑)。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)に、なっちゃうとかですね。ええ。そういう傾向があるんですよ。

(中澤有美子)なるほど(笑)。

(安住紳一郎)『今日来るゲストは最近、山登りを始めたそうです』『登れば?』。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ものすごい悪い、ね。雰囲気になっちゃうというですね、たいへん困ったような状況があるんですけれども。

(中澤有美子)そうかー。

(安住紳一郎)疲れている時はやっぱりあんまり人に会いたくないじゃないですか。まあね、こんなことを、甘えたことを言っていても仕方がないんですが。また一方で、どうしようもない心の動きもありまして。うん。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)また同じようにたくさんのスタッフさんと仕事をしているんですけれども。テレビ局の社員だったり、制作会社の社員さんだったり、あるいはアルバイトの方だったり、派遣社員の方だったりと一緒に現場で働くんですけども。特にその、いちばん下というと言葉はキツいですけども。いちばん雑用なんかを担当してくれる、アシスタントディレクターと呼ばれる20代のお兄ちゃん、お姉ちゃん方がわっしゃりいらっしゃるんですけども。

(中澤有美子)ええ、ええ。

(安住紳一郎)まあ彼らがいちばん働いているということは、本当にこの業界にいる人間だったら誰もが知っていることなんですが。本当に、もうよく働くみなさんがたくさん揃っているわけなんですが。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)私なんかの労働時間の、たぶん3倍ぐらいは間違いなく働いているというですね。ちょっと本当に、基本的人権に関わるんじゃないか?というぐらいな労働時間で働いているみなさんがいるんですが。彼らが本当に、バタバタと倒れていく様を間近で見るんですよね。

(中澤有美子)はー!

(安住紳一郎)『もう、ダメです。この現場で失礼します』っていうADさんが次々とこう、現れるという。そういうような状況もあって、ええ。なんかちょっと、ねえ。

(中澤有美子)死の行軍っていうか・・・

(安住紳一郎)そこまでではないですけど(笑)。本当にちょっとなんか、『ああ、最後まで働き続けるのは大変だね。君の気持ちはわかった。後は私ががんばります』みたいな感じで(笑)。『早く家に帰りなさい』っていうことを繰り返し、やったりしますしね。

(中澤有美子)ええ、ええ。

(安住紳一郎)あと、私もこの働いて本当にこんなことがあるんだなと思ったんですけども。行方不明になるんですよね。

(中澤有美子)えっ?(笑)。

(安住紳一郎)スタッフが。

(中澤有美子)連絡が取れなくなる?

(安住紳一郎)連絡が取れなくなるんですよ。さすがに、やはり体力の限界を迎えるらしくてですね。まあこの改編期と呼ばれるシーズンになると、行方不明になるスタッフが多数いるんですね。ええ。やっぱり、決してその、突然いなくなりたくてなっているわけじゃないんですけども。ちょっともう、体力の限界、あるいは精神的に相当もう、パンクした状態になって。要するに、会社からの連絡の電話に、もう出ない。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)で、家に訪ねてもいない。どっかに行っちゃったというですね、蒸発ということが起こるわけですけども。また1週間ぐらいするとね、別にやめたくてやめたわけじゃないので、当然話をして、『もう1回、戻って一緒に働きませんか?』って言ったら、『じゃあもう1回、がんばります』っていうパターンが多いんですけども。そんなことを繰り返して、ここ1週間ぐらいすごしておりますが。

(中澤有美子)そうなんですねー。

(安住紳一郎)うん。本当にね、たくさんのみなさんの労働力に支えられて、今日も私はテレビに映っています。うん。そんな一方で、実際にこう、撮影していると、ほぼ全員疲れがたまっている状態になってくると、たとえば私が誰かゲストの人と一緒にカメラの前に立って話をしている。するとその、ちょうど正面になるところにカメラマンがいて、照明を持った人がいて、音声マンがいて。それからその、現場の流れを決めるディレクターと呼ばれる仕事をやっている人がいて。さらには、アシスタントディレクターがいて、プロデューサーがいて、アシスタントプロデューサーぐらいもいるんですかね。まあこう、10人ぐらいに囲まれて、仕事をしてたりするんですけど。

(中澤有美子)ええ、ええ。

(安住紳一郎)で、だいたい放送では5分から10分くらいの、1つの場所の撮影であっても、だいたい撮影はその3倍から4倍くらいしますので。30分・40分くらい話をしたり、なにかについていろいろリポートをしてたりするんですけども。そうすると、ちょうど私の方からはスタッフ全員の顔が正面に見える感じになっていますよね。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)するとこう、私たちは『落ちる』という風に呼んだりもするんですが。これは眠りに落ちてしまうという隠語なんですけども。要するに、落ちていく人が次から次へと見えるわけですよ。

(中澤有美子)見えるんですね(笑)。

(安住紳一郎)寝不足ですので。見慣れたアナウンサーとね、おとなしめのゲストの方などの場合は、そんなにこう、ギャーギャー言ってるわけでもないので。静かに話を進めたりしてますとね、こう、ポトリポトリと落ちていくんですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)それを見ながら、ねえ。話を進める私もちょっと辛いなというところはあるんですけども。

(中澤有美子)そうですね(笑)。あー・・・(笑)。

(安住紳一郎)だいたい責任の薄い人から落ちていくっていうのがだいたい、常なんですけども。まあ、アシスタントディレクターのね、若い20代のお兄ちゃんがまず先に首がカクン!って落ちるんですよ(笑)。

(中澤有美子)はい(笑)。立ってたりするわけですよね。立ったまま?

(安住紳一郎)立ってたりするんですけども。立ったまま、眠りに落ちますね。本当に、お芝居を見に行った時に、隣のお客さんが眠りに落ちてしまうような瞬間ですね。何回かこう、抗ってはいるんですけど。クン、カクン、カクン!ってなって、『はっ、ハッ!?』ってやってるんですけども(笑)。『ああいかん、寝てしまった』みたいなことをやってるんですけども。それが3人、4人やっていると(笑)。

(中澤有美子)そんなにかー!(笑)。

(安住紳一郎)で、アシスタントディレクターが眠ったな、ディレクターが眠ったな、プロデューサーが眠ったなっていう。ディレクターなどは、ねえ。私に、『はい、5秒前。4、3、2、1、どうぞ!』ってやった後に、私たちがしている話に、時には頷いたりですね、時にはちょっと大げさに笑う素振りなどをしてですね、私たちを盛り上げてくれるというね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)そういう気づかいがあるんですけども。その内にですね、大きく頷いているんじゃ・・・ないな、これはみたいな。

(中澤有美子)(笑)。戻らないな?っていうね。

(安住紳一郎)『頷いたっきり戻ってないな、あのディレクター』みたいな。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『うん、うん。コクーン!グー・・・』みたいな。ねえ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)それでちょっとね、寝息が大きくなると、音声さんっていう音声を録っている方が長い竹竿のようなですね、集音マイクみたいなものも使っていまして。そのマイクでディレクターの頭をコンコンって叩いたりとかしているっていうですね(笑)。喜劇をやっているのか?みたいな感じですけどね。

(中澤有美子)(爆笑)。そんなことあるんですね。

(安住紳一郎)こっち側より向こう側の方が、はるかに面白いんですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)驚きますよね。ええ。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)それで、眠ってしまったディレクターがですよ、要するに話の内容なんて聞いてないわけですよ。にもかかわらず、自分が目を覚まして、ちょっと周りの雰囲気を2、30秒確認した後、『はい、OKでーす。とってもよかったです』。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『聞いてないじゃん、あなた!全然。途中の話、聞いてないでしょ?』っていう。すごいですよね。面白いですよ。

(中澤有美子)面白いですね(笑)。

(安住紳一郎)そのうち、本当に収録時間が2時間、3時間ぐらいに及ぶ番組になってくると、カメラマンの方が落ちちゃうんですよ。

(中澤有美子)あ、そうですか。

(安住紳一郎)で、カメラマンの方は、要するにカメラを構えてこう、撮っているんですけども。さすがにその、同じ場所で2時間くらい撮影が続くと、さすがにちょっとこの時期は疲れがたまっているということもありましてですね。しかし、カメラマンはさすがに職人さんなので、自分が寝てもいい、落ちてしまうなと思うとですね、いちばんその、最大公約数的なカメラのアングルにして落ちるんですよ。

(中澤有美子)なるほど(笑)。引きの画っていうのかな?

(安住紳一郎)そうですね、ええ。大抵、たとえば私と中澤さんが話をしているシーンを撮影すると、カメラマンは僕がしゃべっている時は僕だけを映して、中澤さんがしゃべる時には中澤さんを映して。それで、2人で同時にしゃべるような時には、2人が映るような映像を撮るわけなんですけども。それが疲れてくると、ずっと2人が映っている2ショットの映像にしておくと、まあ問題はないというか。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)最低の集合写真は撮れているということになるので。カメラマンの方がずっとこう、1人ずつ撮っていたのに、急に『あれ?集合写真撮り始めたな?』と思ったらですね、急になんか、部品を足すようなふりをして、そのまま落ちているみたいな。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)すごいですよね。なんかちょっとこう、カメラに映っていない側の、こちら側のね、光景もちょっとみなさんにお伝えしたいなと思う時、ありますけど。なかなかね、そういうこともできないので。ちょっと今日は、まあそんな話をしましたが。

(中澤有美子)いやー、本当ギリギリのところでやってるんですね。

(安住紳一郎)あとその、さっきディレクターが、ね。自分で『どうぞ!』って言ったものの自分で寝てしまって・・・っていう話をしましたけども。一度、家庭が上手く行っていないディレクターの人と一緒に仕事をしたことあるんですよ。要するに、離婚の最初の詰めをしているディレクターと仕事をしたんですよね。それで、忘れもしません。たしか山形県のラ・フランスの取材に行ってる時だったんですけれども。私がラ・フランス農家の方のところにお邪魔して、洋梨の木の下でラ・フランスの話を聞いてたんですよ。

(中澤有美子)ふんふん。

(安住紳一郎)それで、『ラ・フランスっていうのはどういう形がいちばんいいんですか?』とか、『栽培するにはどういうところに気をつかっているんですか?』というようなことを聞いていたんですけども。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)そのカメラの横にいるはずのディレクターがいないんですよ。いちばん最初に、『じゃあ安住ちゃん、ラ・フランスの話、グリッと聞いちゃって!』なんていう。ええ。

(中澤有美子)グリッと聞いちゃう(笑)。

(安住紳一郎)『だいたい15分くらいでグリッと聞いちゃって。安住ちゃん、よろしくね!はい、3、2、1、どうぞ!』ってやって。明るい方なんですけどね。ええ。で、『はい、わかりました。洋梨の話をグリッと聞いちゃおうかな?』と思って聞いてたんですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)で、だいたい私たちっていうのはディレクターの方を見ながら話をしたりする時もあるんですよね。たとえば、『こういう話を聞けばいいんだよね?』っていうような。困ったときはちょっとディレクターの方にアイコンタクトを取ると、ディレクターが『そうそう。その話。その話を長めにね』とか、『その話は短くていい』とかいう風なジェスチャーをもらったりして、話を進めていくんですけど。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)ちょっと、自分が不安になった時にそのディレクターをパッて目で探したんですけど、いないんですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)で、あらら?と思ったらですね、後ろの方で、携帯電話でなんかその奥さんと離婚の最後の詰めをやってるんですよ。

(中澤有美子)あら?(笑)。

(安住紳一郎)で、こちらはもう、投げられたままですから。困ったなと思って。で、私たちはね、ディレクターが『はい、もういいんじゃないでしょうか』っていう一言をもらって、インタビューを終わりにするんで。要するに、その人が離婚の最終の詰めを奥さんと終わらない限りはずっとラ・フランスの話を聞いてなくちゃいけないんですよ。

(中澤有美子)はい(笑)。

(安住紳一郎)困ったなとか思ってですね。ええ。『なんでいなくなるんだろう?終われないじゃないか!』と思って。で、延々とラ・フランスの話をですね、40分くらい聞いてるんですよ。

(中澤有美子)(笑)。グリグリグリッと。

(安住紳一郎)もう、グリグリグリッと聞いてるんですよ。なんだかな?と思いましてですね。で、なんかちょっとこう、身振り手振りとか、ディレクターが見えるんですよ。なんかこう、『だからそれはもう、話したじゃないか!』みたいな。『どうしてそんな同じ話を蒸し返すんだ!』みたいな。そういう話をずっと向こうでやっているのが、かすかに見えるわけですよ。ええ。でもね!みたいな感じの雰囲気になっているんですけども。こっちは同じ話を蒸し返すどころか、もう同じ話を何回も聞いているよ、ラ・フランスの!っていう(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)そんなことがありましたね。それでそのディレクターが電話を切って。それでなんか不機嫌そうな、口を尖らせて、カメラの横に戻ってきて。

(中澤有美子)ついに戻ってきた。

(安住紳一郎)『はい、OK。もういいです』みたいな(笑)。

(中澤有美子)ちょっと(笑)。そんな感じのテンションで。

(安住紳一郎)ええっ!?みたいな(笑)。ぜんぜんこっちはあなたを不機嫌にさせるような話の聞き方をしてませんよ?っていう。あなたが勝手にそっちで不機嫌になったんでしょ?っていう。

(中澤有美子)あらー・・・

(安住紳一郎)懐かしいなと思いますけどね。面白いですね。なんとなく、ね。業界人風を気取っているみたいで、私はちょっとこういう話をあんまり好きじゃないんですけども(笑)。あの、『5秒前。4、3、2、1、キュー!』って言われると、私たちはもう無条件になにかを始めてしまうんですよね。

(中澤有美子)そう、ですね。

(安住紳一郎)不思議なものがありましてですね。逆にこう、ディレクターはそれが本当に彼らの武器みたいなところがありまして。ええ。だいたい打ち合わせでこう、煮詰まってですね。ちょっと私もたまにディレクターと考え方が対立したりとか、相手の言っていることがわからなくてですね。『えっ?それはどういうことですか?えっ、ど、どうすればいいんですか?えっ、ここは、立ち位置は?えっ?』とかいって困っていたりする時。一方そのディレクター側としては、『うるせーな、このアナウンサー!細けえこと気にしやがって!』みたいなことになっている時はですね、その打ち合わせの最中に『5秒前!4、3、2・・・キュー!』って。

(中澤有美子)(笑)。もう、やらざるを得ない。

(安住紳一郎)やらざるを得ない。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)結構有名なディレクターの方がいまして。かならず打ち合わせで煮詰まると、やるんですよ。それは周りは笑える雰囲気じゃないんですよ。で、みんなも不安に思ってるんですよ。要するに、いろいろ手伝いをしないといけない人がいて。『えっ?Sさん、どうしたらいいんですか、これ?これ、意味ないじゃないですか?これ、2つもあっても・・・どっちかでいいんじゃないですか?』みたいな。で、私も『えっ?ここになんで4人いて、なんでこの人がここに?この人、まだ次でいいじゃないですか』みたいな話をしていても、『うーん・・・じゃあ、5秒前』。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)『4、3、2・・・どうぞ!』。

(中澤有美子)(笑)。走りだすしかない。

(安住紳一郎)いや、もうそしたら、みんなも要するに『5秒前』って言われたらもう、終わりですから。みんなもカメラに映らないところから、サササッて。『また始まったよ、Sさん。強引すぎるよ』って言いながら。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ありますよね。

(中澤有美子)おかしい(笑)。

(安住紳一郎)本当にすごい人がいるんですよ。ええ。私たちは『投げやりキュー』って呼んでるんですけど(笑)。

(中澤有美子)(笑)

<書き起こしおわり>

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