宇多丸 AKB48握手会 暴漢襲撃事件について語る

宇多丸 AKB48握手会 暴漢襲撃事件について語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で、AKB48川栄李奈さん、入山杏奈さんがノコギリを持った暴漢に襲撃された事件について語っていました。

(宇多丸)今週ですね、世の中的にもいろんな事件、ありましたけど。まあ、世間的に話題になったので言うと、AKBの握手会で暴漢がさ、ノコギリ持ってって。ひでー事件がありましたよね。まあ、あちこちでね、いろんな方が話されてますし、僕も東京MXテレビで、『バラいろダンディ』という番組でちょっとコメントはしたんですけれど。あれですよ。事件起こって。まあまあ、痛ましい。嫌な事件が起こっちゃったなって思っていたんですけど。珍しくウチの、ウィークエンドシャッフルのディレクターのミノワダくんからですね、神妙な感じの留守電が入ってまして。

『この件に関して、番組で緊急で扱ってほしいんですけど。コンバットRECさんなんかも呼んで』みたいな。で、まあ結論としては、『お前、違うだろ?そういうことじゃねーだろ?』と。まあ、いままでね、たとえば峯岸さんが坊主になっちゃったとかさ、あと、AKBのドキュメンタリーで、なんて。いわゆる僕らね、アイドルという文化をですね、距離感はちょっと時代によって違いますけど、見てきた人間としてアイドルという文化にある問題点みたいなのを話し合うみたいな。この番組、ちょいちょいやって来ましたけど。

宇多丸 コンバットREC 峯岸みなみ坊主謝罪事件 緊急討論 AKB48と恋愛
ライムスター宇多丸さんと映像コレクターのコンバットRECさんがTBSラジオ『タマフル』でAKB48 峯岸みなみさんの丸刈り謝罪事件およびAKB48と恋愛というテーマの緊急討論を行いました。かなり長くなりましたが、書き起こしてみました! (宇

わかんない。僕の見解から言うと、これはアイドル問題ではないだろうという。っていうのは、不特定多数のファンというか、方と接する機会がある、芸能人はじめ有名人。政治家とかも含め。有名人じゃなくたっていいんですけど。っていう人であれば、誰でもさらされうる危険の話しであって。まさにその、ちょうどというかね、今週、同じ週にですね、ブラッド・ピットが暴漢に殴られたっていうのがね。ブラッド・ピットが殴られうるんだからさ。いや、それは良くないよ。絶対に起こっちゃいけないけど。いちばん警備が厳しいであろうブラッド・ピットが殴られるんだから、それはさ、もちろん警備ちゃんとやれ・・・まあ、よく行く人に言わせると、『たしかに荷物のチェックとかもないし、あれはどうかと思ったよ』っていうのはある。

まあ、それは厳しくやればいいと思うけどさ。ただ、まあそれもね。たとえばAKBぐらい巨大なあれであれば、それをやることも、もちろんいいでしょうけど。たとえばそうだな、もっと地下アイドルというかさ。ローカルアイドルとかで、もうちょっとファンと直で接することで活動っていうのをやっているグループとか、もうそりゃあね、警戒とか言ったって、警備敷くようなお金もないでしょうし、限界あるしさ。あとまあ、たとえば僕とかだってですよ、ライブ。小さいところでやることもありますし。あと、クラブでね、イベントやる時なんかはもう、無防備とか無防備じゃないとかそんな問題じゃないですから。

普通より無防備ですからね(笑)。酒のんで、『ウェーイ!』なんつってね。なってるわけですから。いや、もちろん絶対に起こってほしくはないけど、リスクはゼロにはできない。まあ、気をつけることはできるし、AKBとかそういうあれだったらやるべきなんだろうけど。なので、これはアイドル問題であるとか、AKB問題とかにするのは、なんていうの?被害者に余計、ただの被害者にさ、なにかをおっかぶせるようで。僕はなんか、そういう問題じゃないんじゃないの?っていうことで、ミノワダくんの案は『お前が勝手に悩め』ということでね。あの、却下っていうことですね。まあまあ、そういうことだと思うんですよ。なんかそれを面白おかしく・・・面白おかしくじゃないけどさ、アイドル問題として語るのはちょっと違うんじゃない?って思った次第でございます。

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/37848

タイトルとURLをコピーしました