宇多丸と玉袋筋太郎 ロジャー・ムーアを語る

宇多丸と玉袋筋太郎 ロジャー・ムーアを語る バラいろダンディ

宇多丸さんと玉袋筋太郎さんがMXテレビ『バラいろダンディ』の中で、亡くなった三代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアさんについて話していました。

(蝶野正洋)第6位、サンケイスポーツ。『三代目ボンド ロジャー・ムーアさん逝く』。

(阿部哲子)人気スパイ映画『007』シリーズで主人公のジェームズ・ボンド役を務めたイギリス人俳優ロジャー・ムーアさんが昨日、ガンのためスイスの自宅で亡くなりました。89才でした。ムーアさんは1973年公開の『007 死ぬのは奴らだ』で三代目ジェームズ・ボンド役に起用され、歴代最多となるシリーズ7作に主演。ワイルドでタフなショーン・コネリーさん演じる初代ボンドとの差別化を図るため、都会的でスマートな反面、ウィットに富んだ魅力も併せ持つ新たなボンド像を作り出しました。

(蝶野正洋)宇多さん、これどうですか?

ロジャー・ムーア版ボンド世代の宇多丸

(宇多丸)はい。「ボンド役者が誰の世代か?」っていうのは、もちろんね、ショーン・コネリーがガーン!っているんだけど。僕はもう完全にロジャー・ムーア世代なんですよ。子供の時に最初に見た『007』が『ムーンレイカー』で。

(玉袋筋太郎)『ムーンレイカー』。いいね!

(宇多丸)あと、1人ではじめて映画館に行ったのが『007 ユア・アイズ・オンリー』なんですよ。

(玉袋筋太郎)あ、俺も『ユア・アイズ・オンリー』、行った。行った。

(宇多丸)そんぐらいの感じなんで。だから完全に……よりちょっとコメディー色が強いっていうか。いちばんコミカルなボンドでしたね。だからちょっとこう、いわゆる「人を殺して捨て台詞」っていうね。この路線を徹底させたような人で。

(蝶野正洋)英国紳士っていう感じ、しますもんね。

(宇多丸)最高ですよ、もう。

(玉袋筋太郎)まあでも、大往生だよね。89才だもんね。

(宇多丸)ショーン・コネリーよりもともと年上だったんですよね。

(蝶野正洋)あ、そうなんですか。

(阿部哲子)『007』でジェームズ・ボンド役を務めた歴代の俳優をご覧いただきましょう。こちらです。初代はショーン・コネリーさん。二代目、三代目、四代目、五代目。いまは六代目。

(宇多丸)これ、もっと細かく言うとね、『カジノ・ロワイヤル』っていういっぱい出ているやつとかを入れると、もっと……ウディ・アレンとかまで含まれたりするんですけど。

(玉袋筋太郎)そうだね。あれ? 蟹江敬三さん、入ってないね? 出てねえか、あの人。

(宇多丸)なんで蟹江敬三なんですか?

(玉袋筋太郎)なんとなく言ってみた(笑)。

(宇多丸)でももう、ダニエル・クレイグも変わるから。そろそろ。

(玉袋筋太郎)そうかー。

(蝶野正洋)武田さん、どうですか?

(武田修宏)僕もジェームズ・ボンド、大好きですね。僕はショーン・コネリーが好きですし。あとは、女性に優しくて、そしてユーモアがあって。それでかならず敵が出てきて。秘密兵器があって。なんかパターンがあるじゃないですか。それがすごい好きで。僕はファッションから……やっぱり憧れますよね。

(蝶野正洋)やっぱり女好きっていうところがね。

(武田修宏)女性は好きなんだけども、それでいて優しくてスマートなんですよ。そのへんをね、真似したいと……。

(室井佑月)武田さんと一緒だ。

(武田修宏)そうですね。僕は真似しています(笑)。

(一同)(笑)

<書き起こしおわり>

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