吉田豪選曲 2014年現在の渋谷系アイドルポップ楽曲特集

吉田豪 朝のワイド番組 モーニングCROSS出演を語る bayfm with you

吉田豪さんがbay fm with youに出演。2014年現在のアイドル楽曲の中から、渋谷系の楽曲をチョイスして紹介していました。

(松本ともこ)じゃあですね、今日は音楽特集、たっぷりやりたいということで。デイリーwith you ホントのところ。なんでしょうか?

(吉田豪)渋谷系の現在、とでもいいますか。

(松本ともこ)なに?その真面目な。渋谷系の現在?

(吉田豪)いや、前もだから渋谷系がアニメとアイドルに生きているって言って。いろんなかつての渋谷系の人がそのへんに曲を書いているとか言いましたけど。それがいまだにtwitterでなんか拾われたりとかしてるんで。その発言が。で、それをもうちょっと詰めたのをやってみようかなと。

(松本ともこ)じゃあ、興味ある方はすごいいらっしゃるんだね。渋谷系って言われてはいるけど、いまどうなの?って。

(吉田豪)流行り廃り関係なくいい曲ですからね。

(松本ともこ)そこですね。じゃあ、聞こえてきましたが・・・

(吉田豪)聞こえてきました?Negiccoの新曲です。

(松本ともこ)おっ、Negicco。素敵なお衣装の。

(吉田豪)Negiccoが4月16日リリースのニューシングル『トリプル!WONDERLAND』っていう。これが元Cymbalsの矢野博康さん作曲の曲で。

(松本ともこ)素晴らしい!(拍手)

(吉田豪)矢野さん!っていう感じのね。これがNegiccoがついに本気で売ろうとするっていうね。Negiccoっていままでアイドルなのに、まあ悩みやすいネガティブな人たちじゃないですか。本気で悩んでたんですよ。『私たちのCDを複数買って握手とかに来られることにすごい申し訳ない気持ちがあって。私なんかのために・・・って思っちゃうんです』って言っていたNegiccoが、はじめてCDを9種類出すんですよ。

(松本ともこ)おおー!そんなに?

(吉田豪)ライブチケット付きとか、DVD付きとか、ボーナスCD付きとか通常版とか。いろんなのを9種類出すって要は、はじめてそこまで本気で売ろうとするっていうのがこれなんですよ。

(松本ともこ)いいじゃないですか。

(吉田豪)がんばれ!ってなるんですけど。

(松本ともこ)みんな、買ってください!

(吉田豪)流れてますが。これのカップリングがまた非常にいい曲で。それをちょっと聞いてほしいなと。

(松本ともこ)わかりました。カップリングナンバー。どこをチェックされました?

(吉田豪)カップリング、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の編曲&演奏で。Negiccoの昔からのパートナーのconnieさんが曲を作っているので。まあ、アレンジがいままでと毛色も違うし。まあ、いい曲!

(松本ともこ)じゃあ、聞いてみましょうか。

(吉田豪)Negiccoで、『ライフ・イズ・キャンディ・トラベル』。

Negicco『ライフ・イズ・キャンディ・トラベル』

(松本ともこ)もう本当にいい雰囲気。Negiccoで、『ライフ・イズ・キャンディ・トラベル』。これが16日リリースのニューシングル『トリプル!WONDERLAND』のカップリングナンバーです。

(吉田豪)曲がいいのは当然として、まあ歌い方の素直なことっていうね(笑)。

(松本ともこ)ねー。長いのにね。

(吉田豪)11年目ですよ。

(松本ともこ)あの、ライブにね、すごい行ってみたいなと思うんですけど。はじめて行くファンにとってもすごい雰囲気がいいんですって?

(吉田豪)おすすめです。アイドルイベントだとね、いわゆる『俺を見てくれ』的な男性客が基本、いっぱいいるんですけど。そういうのはぜんぜんないっていうか。控え目なお客さんが本当、多いんですよ。はじめて来た人とか女性の方とか、『前どうぞ、前どうぞ』みたいな。気遣いのお客さんばっかりで(笑)。本当に、グループがそのまま反映されてるんですよ。BUBKAの編集者が行った時に、衝撃を受けてましたよ(笑)。『えっ!いつも見てるアイドルイベントとは違う』って(笑)。

(松本ともこ)でも、それすごく特異だし。大事なことじゃないですか。他にないんだもん。ファンの人にも、そういう雰囲気があるというNegiccoです。みなさん、16日。是非ニューシングル買ってください!では、今日は音楽特集。続いて参りましょうか。

(吉田豪)矢野さん曲ね、いま軽くしか流さなかったんで。矢野さんがちょうどいま同じような時期に、声優の三森すずこさんっていう。この方のアルバムに1曲参加してたんで。ちょっとこちらも聞いてみましょうかっていう感じですね。三森すずこさんで『恋のキモチは8%』。

三森すずこ『恋のキモチは5%』

(松本ともこ)いま、三森すずこさんの曲を聞きながら、詞がね、『5%』って言ってたの。だからね、タイトルも『恋のキモチは5%』です。

(吉田豪)はい。台本通りに読んだら失敗しました(笑)

(松本ともこ)増えちゃって(笑)。三森すずこさん。かわいかったですね。でも、聞いた瞬間に『あ、いい曲』っていう。

(吉田豪)ですね。矢野さん。安定の矢野ワークスですよ。

(松本ともこ)渋谷系の楽曲は息づいているよっていうのがよくわかります。

(吉田豪)まあね、このへんは比較的手に取りやすい系なんですが。そうじゃないものをちょっと紹介したくて持ってきたんですけどね。ええとですね、ちょっといま元ネタを聞きながら説明したいんですが。愛知県豊田市のご当地アイドルでStar☆Tっていうグループがいるんですけどね。それの会場限定シングル。もうすぐ全国流通盤出すらしいんですが。会場でしか買えないシングルのカップリングに入っている曲が、フリッパーズ・ギターのファーストに入っている『COFFEE-MILK CRAZY』としか思えないような曲で(笑)。

(松本ともこ)それ、言ってないんだ。明言しないで?

(吉田豪)言ってないんですけど、あからさまに『COFFEE-MILK CRAZY』で。それっぽい歌詞も入ってるんですけど、それが非常に素晴らしい。いま、それもね、タイトル曲でもないそういうところで、ここにオマージュを捧げるっていう(笑)。

(松本ともこ)それはでも完全に作り手が大好きだ!でしょうね。

(吉田豪)好きなんでしょうね。

(松本ともこ)豊田のご当地アイドル?

(吉田豪)愛知県豊田市です。

(松本ともこ)Star☆T。いま、ちょっとフリッパーズを聞いて・・・

(吉田豪)このイントロとかをね。こういうメロディーをちょっと覚えてから。

(松本ともこ)ちょっと懐かしいなって。

(吉田豪)いい曲ですよ。素晴らしい曲なんですが。こちらもいい曲ですよ。いっちゃいますか?

(松本ともこ)じゃあ、そのStar☆Tっていうグループ。お願いします。

(吉田豪)はい。Star☆Tで『癪にさわるけどshiny day』。

Star☆T『癪にさわるけどshiny day』

(松本ともこ)あの、つないで聞いてしまったがために非常によく(笑)。

(吉田豪)似てる感じがしますけど。いいですよね?でもね。

(松本ともこ)でも、やっぱりこのね、ご当地アイドルでこういう素敵な楽曲で。もう幸せですよね。8人組。結構大人数ですけど。『癪にさわるけどshiny day』。もう1曲、いきませんか?

(吉田豪)もう1曲。いきますよ。Amiinaっていう中学生2人組がいるんですよ。この前、アイドルフェスでライブを見てびっくりしたんですよ。最近、アイドルがどんどん音楽性が広がってね。メタルとかヒップホップとかが増えたって言いますけど。このジャンルがあったか!っていうね。

(松本ともこ)なに?

(吉田豪)あの、コーネリアス歌謡とも言うべき(笑)。最近のコーネリアスみたいな実験的な音楽を。隙間のある実験的な音楽をやっていて。ライブ、そんな曲ばっかりでビビったんですよ。

(松本ともこ)どういうこと?

(吉田豪)シングル1枚出てるんですけど。それのカップリングがそういう感じの曲なんで。Amiinaで『マインドトラベル』。

Amiina『マインドトラベル』

(松本ともこ)なんかもうちょっと聞いてたいんですけど。このへんからすごいいいですよね。しかも、ものすごく垢抜けてる感じが。ジャケット写真からもありますよ。中学生2人組でこういう風にさせていくと。へー。吉田豪はこれ聞いて、お気に入りですか?

(吉田豪)よかったです。

(松本ともこ)あみいな。

(吉田豪)7月にセカンドがでるみたいですね。楽しみです。

(松本ともこ)なんでこんないっぱい、いろんなジャンル、いろんな女の子たちを吉田豪は一気に集めることができるんでしょうか!?

(吉田豪)お金つかってるからです(笑)。

(松本ともこ)お金つかってるからです。次回が4月23日水曜日、パワーウィークに登場ですので。再来週もよろしくお願いします。吉田豪さんでした。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました