吉田豪と永野 東野幸治の恐ろしさを語る

吉田豪と永野 東野幸治の恐ろしさを語る SHOWROOM

吉田豪さんと永野さんが2024年5月28日配信の『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』の中で東野幸治さんの恐ろしさについて話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)永野さんから見た東野幸治さんはどんな芸人ですか?

(永野)東野さんはすごいなって思うのが、ダウンタウンさんの傘下みたいなイメージじゃないですか。

(吉田豪)まあ側近中の側近みたいな。

(永野)側近中の側近っていう中で、そこに染まってない感じは、恐ろしいなと思って。で、いまだに「ダウンタウンの人でしょう」って思ってる人もいると思うんですよ。国民には。でも、実際は全然違っている感じ。その、クールさであったりとか。なんて言うのかな? 自分とか、欲望にまみれてるんですけど。もうミニマリストぐらいの……さっき話したドラマとかがお好きっていう話じゃないですけども。「無欲の人」っていうイメージですね。不思議な……あんまりいない芸人さんじゃないかなって後輩ながら、思いますけどね。

(吉田豪)『マルコポロリ!』もね、相性がいいですからね。

『マルコポロリ!』で相性がいい理由

(永野)相性がいい。ありがとうございます。そうだ。『マルコポロリ!』で相性がいいのも、たぶん東野さんが「俺は東野幸治やで!」っていうのがないんですよ。その時に。だからあんなに行けるっていうか。だいたい、あるじゃないですか。もう50も過ぎてくると。でも本当にそういうのがない……ある意味、空っぽていうか。東野さんって。それをたぶんみんなは「冷たい」とか言うんですけど。冷たいのかもしれないですけど……普通、おっさんになってくると色が出てきますからね。その色が全然ないっすもんね。年を取っても。豪さんもそうですよ。なんか色がない感じは恐ろしいですよね。東野さん。

(吉田豪)あの誰とでも絡める感じっていうのが。

(永野)絡める感じ、怖い!

(吉田豪)よその事務所の若手だろうが、なんだろうが関係ないっていう。

色がない感じは恐ろしい

(永野)関係ないし。「関係ないですよね」ってちょっと褒めモードに入ると、嫌がるじゃないですか(笑)。その「いい話には近づかん」みたいな。だから、ちょっといわゆる浪花節を避ける嗅覚がすごいから今、残ってあんなポジションにいるんでしょうね。スルスルスルッて。普通、カリスマであったり。そっちに行きたいですもんね。その椅子に座りたいですもんね。そこに座ってないのは怖いですよね。一番、怖いですよ。ああいう人(笑)。

(吉田豪)フットワーク軽く、余計なことをやり続けるだけっていう。

(永野)怖いですよね。素晴らしい。

<書き起こしおわり>

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