グランド・セフト・オートV 漫画ゴラク ザ・松田 夢のコラボ制作裏話

宇多丸のウィークエンド・シャッフル

TBSラジオ『タマフル』グランド・セフト・オートV特集。マスク・ド・UHこと植地毅さんが宇多丸さん、多田遠志さんに漫画ゴラク ザ・松田とGTAVのコラボの裏話をしていました。

(宇多丸)そしてなんとこれ、マスク・ド・UHさん。すごいのが・・・

(マスク・ド・UH)出ましたよ。昨日発売の週刊漫画ゴラク。みなさんすでにご存知かもしれませんが、なんとこちらの・・・宇多丸さん、もう見た?まだ見てないんですか?なんと巻末でですね、奇跡のコラボ。平松伸二先生の『ザ・松田』と『グランド・セフト・オートV』がコラボレーションという。

(宇多丸)すげえ!へー!これは、夢の・・・夢の共演!?

『ザ・松田』VS『グランド・セフト・オートV』

(UH)夢というか、悪夢というか・・・(笑)。

(多田遠志)平松先生の書いたトレバーがすごすぎる!

(宇多丸)あっ、トレバー!

(UH)いつもの平松漫画に出てくる、覚醒剤中毒のオヤジみたいな(笑)。

(宇多丸)(笑)。いや、間違いではないっていうのはありますけど。えっ、でもさ、持っているスマホがちゃんとiFruitだったりして。ちゃんと細かいじゃないですか。これ。

(UH)これもね、不思議な。これ、タマフルが結んだ縁なんですよ。

(宇多丸)そうなんですか?

(UH)そうなんですよ。あの、ほら。思い起こすこと2ヶ月前、僕が漫画ゴラク特集で出たじゃないですか。あの時、日本文芸社の担当者さんたちもスタジオに来られたじゃないですか。で、実はあの時、僕がロックスター・ゲームスから特命を帯びてまして。要するに、いろんな青年誌に絨毯爆撃、今回広告を打ちたいんだけど・・・

(宇多丸)本来ならゴラク読者ぐらいはね、むしろやっていただきたいというのはありますからね。

(UH)なんか、今までにないところに広告を打ちたいみたいな。だからヤンマガとかヤンジャンとかモーニングとか、ああいうのは全部やってるから。

(宇多丸)若者向けはやっているから。

(UH)『他の、知らねーかな?』っつーから、『そりゃあアンタ、漫画ゴラクだろ!』って。『漫画ゴラクってそれ、読者層ゲーム機持ってるの?』『わかんねーけど、たぶんみんなトレバーみたいなヤツだから!』って。

(一同)(笑)

(宇多丸)そうなんですよね。トレバー感はいちばん強いですよね。

(UH)『読んでるヤツ、みんなトレバーだから!』って。そしたらさ、『面白い!』ってOKが出て、それでタマフル来て、『文芸社さん、ちょっと広告のお話が・・・』って。

(宇多丸)あの時にプレゼンしたと。

(UH)そうそうそう。あの時、外の喫煙所で。出演前にちょっとプレゼンして、決まったんですよ。

(宇多丸)あらららら。それは素晴らしいですね!

(UH)ちなみにそん時、最初は『白竜』とコラボしたいなという話になって。で、渡辺みちお先生に打診したんですけど、ちょっと原子力マフィア編がお忙しいということで。

(宇多丸)まあ、そうですね。

(UH)で、次にですね、高橋よしひろ先生にチョップを描いてもらうのはどうか?って。

(一同)(爆笑)

(宇多丸)あの、チョップっていうのは劇中で飼っている犬ですね。犬がいて、この犬もまた最高なんですけど。

(UH)犬だけ描いてどうするんだ?って話になって(笑)。

(多田)なんだかわかんねーよ!って。

(宇多丸)『交尾できるだとー!?』ですよ!

(UH)喧々諤々してたら、なんと平松先生が、是非という感じになりまして。アシスタントさんでGTAやっている方がいて、結局その辺で話が早かったんですね。

(宇多丸)これ、でもバッチリじゃないですか。『車もバイクも乗り放題だとー!?』って。

(UH)そこも俺、全部書いたんですよ(笑)。

(宇多丸)平松ワールドに合うようにね。

(多田)松田がGTA5を紹介っていう。

(宇多丸)素晴らしいじゃないですか!

(UH)あくまでもGTAの紹介でやったんですけど。

(宇多丸)いや、これは恐ろしい・・・このビジュアルをポスターにして飾りたいですよね。これね。

(UH)ここに入りたいぐらいなね。これ、タマフルなかったら実現してないですから。

(宇多丸)いやいやいや。恐縮でございます。さすが。

(UH)ありがとうございます。

(宇多丸)いま発売中の漫画ゴラクも必読!ということでございます。永久保存版ですね。


<書き起こしおわり>

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