宇多丸ライムスター新曲『サイレント・ナイト』を語る

宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』でライムスターの新作アルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』から『サイレント・ナイト』を紹介していました。

（宇多丸）まあ、その流れで、先ほども言いましたがニューアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』。我々2年半ぶり10枚目。移籍第一弾アルバムが今月29日に発売されることになっております。だんだん発売期日が近づいて参りました。この番組では毎週1曲ずつ、宇宙初オンエアーということで、アルバムから初蔵出し、どんどんさせて頂いております。えー、ということで先週はPUNPEEプロデュース曲『Kids in the Park』というのをね、やらせていただきましたが。また、ちょっとPUNPEE曲。PUNPEEプロデュース曲、5曲ありますんで。

いままで『SOMINSAI』っていう曲と『Kids in the Park』。この2曲をお聞きいただいている。あと、『モノンクル』っていう曲は他の局では解禁になっているんで聞かれた方もいると思います。で、ですね、そのうち、『モノンクル』と『Kids in the Park』はサビをPUNPEEが歌っている。で、『SOMINSAI』はラッパーで参加している。で、『フットステップス・イン・ザ・ダーク』っていうアルバム実質1曲目にあたる曲。これは、サビは僕らなんだけど、ちょっとPUNPEEの声が入っているんですけど。唯一、PUNPEEの声がまったく入っていないPUNPEE曲。純粋にトラックメイカーで作った曲を今日、かけてみたいと思います。

アルバムの中で非常に重要な曲

しかもこれ、アルバムの中で非常に重要な曲というかですね。あの、まあ『人間交差点』がクライマックスって言いましたよね。それこそ、三幕構成なんてことを言いましたけど。『人間交差点』でクライマックスを迎えて、もう、ここで一旦、これがエンドシーンで。この後、『マイクロフォン』っていう曲が、力強い曲が来るんですけど、その『マイクロフォン』はエンドロールだと思ってください。だから、最後のシーン。戦いすんで、どうなるか？という曲でございます。ちなみに、アルバム通しで聞いていただいた方は、結構例外なく、これだと言いますね。ベストトラックというか。かなり、聞く人によっては結構泣いちゃう的なことらしいですけどね。

リズムなんかも変わっている曲でございます。それに合わせて我々も、合わせたフロウをしているという、そのあたり。僕もこれ、すごく気に入っているというか、結構自信作ですね。俺のヴァース、よくね？（笑）。なんてことをね、珍しく言いたくもなるような出来だと思っております。プロデュース by PUNPEE。ニューアルバムからの1曲です。宇宙初オンエアー。ライムスターで『サイレント・ナイト』。

RHYMESTER『サイレント・ナイト』

（宇多丸）はい。宇宙初オンエアーさせていただきました。プロデュース by PUNPEEでニューアルバムより『サイレント・ナイト』でございました。宇宙初オンエアー曲、ずっとね、何週か続けて聞いていただいておりますけども。そろそろみなさんね、いい加減気づいてきたと思うんですけど。まあ今回のアルバム、ヤバいんですね。はい。非常にヤバい出来となっております。いい加減、いい加減気づいてきたと思うけどね（笑）。はい。そろそろ気づいてもいいんじゃないか？ということでございます。7月29日に発売されるライムスター2年半ぶり10枚目のアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』。

まだまだ、まだまだ、宇宙初オンエアー。来週が最後になるんですかね？宇宙初オンエアー。その後、もう発売されちゃいますから。だから『人間交差点』というね、先にシングルカットしたやつがあって、いまの『サイレント・ナイト』が来てからの、来週、来てからの曲をかけますんで。この感じだってことを頭、覚えておいてくださいよ。来週まで、よーく覚えて、来週の宇宙初オンエアーに備えていただきたいと思います。

＜書き起こしおわり＞