宇多丸 小林信彦の訃報を語る

宇多丸 小林信彦の訃報を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2026年10月27日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』放課後Podcastの中で小林信彦さんの訃報について話していました。

(宇多丸)まず、やっぱりあれですね。ちょっとちばてつや先生が……というか、ここのところ大きな訃報というか。訃報に大きいも小さいもないけど。この番組でも話題にしていいんじゃないか、あるいは特集をやってもいいんじゃないか級の訃報というのが伝わってきて。たとえば村上龍さん。あと、やっぱり小林信彦さん。私は『世界の喜劇人』という……小林信彦さんはいろんなお仕事をされてますけど。

その中でも、たとえばキートンとかマルクス兄弟とか、そういうのを日本のあれに。まだ情報とかもない。ソフトとか、もちろん配信とかもない。情報とかもあんまりない時代に紹介したというか。ある意味、日本における世界のコメディ史の基礎みたいなのは全て、みんなこの本から学んだという『世界の喜劇人』の決定版みたいのが何年前だろうな? ちょっと前に出て。で、光栄にもそれの帯を書かせていただくということで。

(古川耕)そうでしたね。

(宇多丸)というのもあったりとかして。もちろん、小林さんの様々なお仕事というのは拝読もしてきてるし。あと小林さんご自身がラジオリスナーでいらっしゃって。『本音を申せば』という文春の連載でちょいちょいラジオについて言及されていて。なんですよね。で、僕のラジオの話をしてくださってる時もちょっとあったりとかして。で、僕としてはそうなんですよね。結構、最後に触れていただいたのはキネマ旬報の連載で三沢さんと僕が『森田芳光全映画』のまだ本になる前の連載の段階。その連載を面白いっていうようなことを書いていただいて。

それが最後だったと思うんですよ。触れていただいたの。で、その後、もう連載がね、休載というか。変わっちゃって、みたいな感じで。で、だから僕的にはちょっとこう軽く褒めていただいたその連載を本にまとめて。小林さんにも送本したんで。なんていうのかな? 『本音を申せば』で私、宇多丸の本音を申せば……あそこで褒めてほしかったんですよ。小林さんに。だからすごいそれが、なんて言うか、ちょっと間に合わなかったのかなという感じもありの……とか。

まあ、それも何年か前ですけどね。だからちょっと、なんて言うかな? ここ数年のご状態というのはちょっと私も知らないけども。まあちょっと表舞台からね、あれされて。という小林さんの話もあるし。

文藝春秋

「小林信彦さんに褒められたかった」という宇多丸さんの追悼、素敵ですね。ご冥福をお祈りいたします。

アフター6ジャンクション2放課後Podcast 2026年10月27日

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