Adoさんが2026年4月24日放送のニッポン放送『AdoのオールナイトニッポンGOLD』の中でこれまで自身の自伝的小説『ビバリウム Adoと私』の出版に合わせて発表した楽曲『ビバリウム』についてトーク。そのMVで自身の姿を晒したことについて話していました。
(Ado)で、まだありますよ。今年月には自伝的小説『ビバリウム Adoと私』を発売して。で、『ビバリウム』っていう曲で初の実写MVを公開しました。ねえ。もうすごいボリューミー。もう赤裸々に私は……特に小説に関しては書いてもらいましたからね。いろんな、「ああ、『うっせぇわ』の裏ってこんなことがあったんだ」とか「ああ、そういう幼少時代を」とか「あら、そこまで言うんだね」っていうね。私も「ここまで書いて」って言ったから結構、ボリューミーになってんじゃないかなって思いますしね。
『ビバリウム』っていうその今回の曲も私がその小説の発売にちなんでちょっと作詞・作曲をしたいなと思って。そう。作詞・作曲をして『ビバリウム』っていう曲を書いて。で、そう。『ビバリウム』っていう曲を書こうと思ったのもやっぱり小説っていうものを出すってなって。小説の制作自体、大体3年ぐらいかかったんですけど。そう、意外と結構前から……だからANN、オールナイトニッポンをやっている時から実は続いてたんですよ。取材みたいな形で追いかけてもらっていて。
で、やっぱり自分もここまで赤裸々に語りたいってずっと思ってたし、それを書いてもらってってなったら、やっぱり結局、自分って歌い手っていう形で音楽と関わっていて。歌をやってるんだったら、なんか歌としての形としても自分の思いをまず曲にできたらいいなって思ったし。なんか、私はやっぱりバーチャルとかじゃない、イラストでもない……イラストは用いてるけどあくまで人間だからこそ、ライブでも実際に立っているからこそ、人間としての私っていうのももっと『ビバリウム』をきっかけにして紐付けたいと思ったので「実写のMVにしたいです」っていう風に私が提案して、作ってもらってっていう。それがきっかけでしたね。
「実写のMVにしたい」と自分で提案
(Ado)ねえ。皆さんね、『ビバリウム』の特にMVはみんなびっくりしちゃったんだろうけど(笑)。「ええっ? いいんですか?」みたいな感じになったと思うけど(笑)。私はなんか実際、完成したの見ていて「うおっ、うおおっ! すごい! これ、私? 私だっ!」みたいな。知ってるんだけどね(笑)。そう。MV撮影ってのもね、私は人生で初めてだったから、めっちゃ楽しかったね。そう。結果、楽しかった。
でもね、やっぱり大変でしたね。まず私の場合、やっぱり私1人で基本、いろんなシーンを演じたりするからめちゃくちゃ時間がかかるんだなって思ったし。だから世の中に出てるアーティストさんのMVとかってマジでめちゃくちゃ時間をかけられてるんだなと思って。なんか、改めて「ああ、すごいことをみんなやってるんだな」って思ったし。それで今回、私はスタジオ内にでっかいクローゼットを作ってもらって。で、そのクローゼットにいろんな用意してもらった歴代の衣装とかをバーッて並べてもらって、そこの中でパフォーマンスしたり、演技したりとか。
なんか横断歩道みたいなところで演技したりとか。逆に「ここはずっとじっとしててください」みたいなところとか、いろんなシーンがあったし。あとは外でもうめっちゃ走ったり。あと走った後に私、水に落ちたんですよ。水に落ちて。なんかもう、でっかいプールみたいなところに「次は水の中の撮影です」ってなって。事前に「こうこう、こういうMVにしましょう」っていう風にプロデューサーさんとか監督さんとお話をしてて。資料の中に「水に落ちる」みたいなシーンがあって。監督さんも「ああ、水に落ちてもらいます」みたいな感じで「あっ、すごい……」と思いながら。
で、当日、めちゃくちゃ早朝から深夜まで撮影が続いた後、もうほとんどもう寝てない状態で「ううーっ!」ってヒールで走って。その後、その服のまま「はい、今から水に落ちます」って言って水にバシャン!って落ちて。バシャン! ボシャン!って落ちて。しかも背中から。もう怖かった(笑)。バラエティみたい(笑)。「よーい、ドン!」みたいな感じで走って「はぁはぁ……」「はい、次も走ります。走ります。走ります。移動します。はい、落ちます。ボシャーン!」「なんだ、これは……!?」って思うぐらい。
過酷すぎる水落ちシーン撮影
(Ado)もう合ってるとか合ってないとかじゃない。「水なんだ」って思いながら。もう、しかも衣装で。冷たいし、衣装だからめっちゃ重いし、みたいな。で、1回きりじゃないんですよね。やっぱりMV撮影で大変だなって思ったのは、たとえばそれこそ水に落ちるシーンっていうのもあれ、一発撮りじゃなくて。別のカメラを変えて、とか。同じカメラでももう何十回も撮り直すんで。だから私は何十回も背中から水にボシャン!って落ちて。泳いで。なんか、あったかい温泉みたいな、よくわかんない小さい温泉みたいなの用意してもらって。服のままポシャーッてカッパみたいに入って(笑)。
そう。乾かさないです。そのまま濡れたまま、「はい、じゃあまたお願いします」って言って、またなんか飛び込み台みたいなところに行って背中からボシャン!って落ちて。で、カッパみたいにまたなんか、その温泉に浸かってみたいなのを繰り返して。で、繰り返して繰り返してその後、屋上で撮影してっていうので。凍えたのにまたその後……その時、まだ寒かったから。今ぐらいあったかくなかったから、凍えながら撮影して。すごい大変なんだなって改めて思いました。
その「大変なんだな」っていうのも周りの制作のスタッフの皆さんも本当に大変っていうか。すごいなんかずっと、いろんな準備をしてくれて、ずっと密着してもらっていて。で、私は演じるだけって言ったらあれだけど、演じるだけだけど。こんな、ずっといろいろ用意して、調整してっていうのもすごいと思いましたし。なんか世の中のその、要は一般的に表に立ってる、顔出しをしているアーティストさんはこれを繰り返しているんだと思ったら改めてすごいなって。なんかリスペクトの精神がすごいいっぱい生まれましたね。
でもこうして実写として出るMVっていうのは今のところはもうほとんど今回限りっていうか。やっぱり小説とその私の今回のMVで出演した……私は今回、『ビバリウム』っていうMVでは「アオ」として出てるんですね。アオっていう人間として出ていて。『ビバリウム』内ではそのアオって名前として語ってるところがあるんですけど。なので、なんだろうな? なんて言うんだろうな? 要は、なんだろう? それあっての今回の実写の私っていうか。
決して、なんだろう? Adoでもあるし、アオでもあるみたいな、そういう部分があるからこそなんかこう……だから「今後、もっと実写の活動が増えますか?」って聞かれても、今のところはそんなに考えてはいないです。なのでなんか、あくまでも表現方法の一つとして実写を選びたかったっていう感じですね。今回は。
なのでね、みんなびっくりしたと思う。特に身内はびっくりしたと思うけど。「えっ、いいんすか?」みたいな感じになったと思うけど(笑)。まあね、そんなね、結構、年明けから割と刺激が強い動きをしてるんじゃないかなって思ってます。
Ado『ビバリウム』
Adoさん、MVでいきなり実写登場していてびっくりしましたねー。その後もちょこっとお顔を出したりしていて「なんかすごいことやってるなー」と思ったりしていました。
