安住紳一郎 オフィス家具のオカムラの番組スポンサー就任を語る

安住紳一郎 オフィス家具のオカムラの番組スポンサー就任を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2026年4月5日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でオカムラとディズニープラスが新たに番組スポンサーになったことについてトーク。オカムラの歴史について調べてみたところ、いろいろと驚くことがあったと話していました。

(安住紳一郎)4月に入りました。日曜天国もこの4月で丸21年。22年目に入ります。また番組を継続することになりました。どうぞ、よろしくお願いいたします。

(中澤有美子)よろしくお願いいたします。

(安住紳一郎)ひとえにコマーシャルを買ってくださるスポンサーの皆様方、そしてその仲介をしてくださる広告代理店の担当者の方々、そして日曜の朝にも関わらずスタジオに来て話をしてくださるゲストの皆さん、取材先の皆さん。何より、ラジオを聴いてくださっている皆さんのおかげです。改めて今年度もよろしくお願いいたします。4月から新しいスポンサーが2社、加わります。嬉しいですね。AMラジオ斜陽の時代。斜めの陽、斜陽の時代にですよ。

(中澤有美子)にですね。

(安住紳一郎)にですよ。AMラジオにコマーシャルを入れてくださるっていうね。皆さん、もしかして知らないってわけじゃないですよね? コマーシャルを出すってことはお金をくれるんですよ? ものすごいお金くれるんですよ。そのお金で私たちが生活してるんですよ。そして皆さん方に届ける電波の機材なんかもそれで払ってたりとかね。そして誰も聞かないポッドキャストの番組を作ってる人たちの会議室のお金とかも全部、そこから払ってるんですよ。ねえ。本当だ。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)ごめんなさい。余計なこと言った? 余計なこと言ったかな? 心からお礼を伝えたい!

(中澤有美子)本当にそうですね。

(安住紳一郎)11時30分過ぎのコマーシャル枠なんですが。オフィス家具の株式会社オカムラ様が手を挙げてくださいました。オフィスの椅子とかね、机とかロッカーなど、アルファベットで「OKAMURA」ってね、書かれてるのを絶対、見たことあると思うんですよ。

(中澤有美子)そうです、そうです。

(安住紳一郎)もしね、そうかなっていう人は勤め先とか、あるいは仕事先で行ったどこかの事務所とかのオフィスの椅子なんか見ると、大体ね、オカムラって書いてありますから。オフィス家具では日本国内でシェアトップ。世界で見ても売り上げで4位に入るというね、オフィス家具メーカーですけどもね。今、スタジオで私たちが座っている黒の骨組みに青地の布で作られたこの椅子もオカムラ製ですもんね。キャスターが付いていて。肘掛けのない、少し背もたれがバネでクッションで戻ってくるオフィスチェアですけども、これもオカムラ製ということで。スタジオに置いてあります椅子はね、いろんな人の緊張の汗と、あるいは生島ヒロシさんがこぼした蜂蜜などでだいぶ黒ずんでしまってますけれどもね。ねえ。これもいいですよね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

年季が入りまくったTBSラジオスタジオの椅子

(安住紳一郎)1ヶ月ほど前に新しくスポンサーになってくださるということで、オカムラの担当の方がね、お三方、スタジオに挨拶に来てくださりましたけども。見るなり絶句してましたもんね。「もう新しいのにしたら、どうでしょうか?」なんて言ってね。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! そうですね(笑)。

(安住紳一郎)もう黒の骨組みのところにさ、ホコリが溜まっちゃったりしてるからさ。やっぱりスタジオは共同で使ってるからね、なんとなく責任の所在がね。うん。だから「誰かがやるだろう」と思ってるからさ。まあ、いろんな人が使ってるからこうなってるんだけどもね。

(中澤有美子)そうでした。

(安住紳一郎)「そろそろ新しいのにしませんか?」ってね。すごい小さな声で仰ってましたよね。

(中澤有美子)「これは年季が……」って。

(安住紳一郎)「これは随分、大事に使ってくださってますね」なんて言ってね。「見本がありますから一つ、二つだけでもすぐ持ってきますよ」なんていう話になって嬉しかったですけども。でもなんかそれを聞いた時にも素直になれなくて。なんかね、日曜日の私たちの苦労を知らない他のパーソナリティたちが何の感謝もなく月~土で使うのかと思うと腹立たしいので一旦、お断りしましたよね。「いやいや、それはあの、きちんとお金を出して買うべきものなので。もし全社的に入れ替えるんだったら、その時にご相談申し上げます」なんて言ってね。うん。なんかあの時にその1サラリーマンとしての私の襟の正しさみたいなのをみんなは見たのかもしれないけど俺はただ、「なんで他のパーソナリティとかスタッフたちのために俺がなんでここであれだよ?」っていう気持ちだったよね。人の気持ちっていうのは複雑だけども。でも気持ちはわかるでしょう?

(中澤有美子)そう。すごく筋を通されて、と思いました。

(安住紳一郎)ああ、じゃなくてその後。「なんで!?」って。

(中澤有美子)そうね(笑)。

(安住紳一郎)いや、私なんか……ちょっと、あんまり言うの良くないかもしれないけど結構、スタジオを綺麗に使う方でね。

(中澤有美子)そうですよね(笑)。

(安住紳一郎)そうですよ。結構ね、メンテナンスをやってたりするんですよ。いろんなところに油を差したりとかね。

(中澤有美子)整頓をしたり。

(安住紳一郎)そうそう。「これはもう、ちょっと変えた方がいいから」って言ってね。「取り替えてください」って言ってメモを貼って外に出したりとかしたりしてね。意外にね、スタジオの椅子ってキャスターの音がキシキシいうと音が乗っちゃったりするからね、マメに油を差したりなんかしてるんですよね。あと9階の電気とか消さないから、俺が夜中に消したりとかね。あと2スタ、3スタ、4スタなんて全部、主電源から俺が落としてるんだから。

(中澤有美子)ああ、そうですか!?

(安住紳一郎)そうですよ。そうしたら『水音スケッチ』のディレクターが意外に夜遅くやってて、5スタのスイッチ落としたら中からワーッ!って悲鳴があって。「いたんですか?」なんてことになっちゃったり。結構やってるんですよ。そんな私の日々の積み重ねも知らずね、他のパーソナリティたちがいい椅子を使うのかと思うと複雑だっていう話。

(中澤有美子)そうね。「ラッキーじゃないよ」って。

(安住紳一郎)「ラッキーじゃないよ」って。本当だよね。井戸の水を飲む時は井戸を掘った人に感謝しなさいっていうね。何回も言ってるんだけど。ごめんなさい。ちょっとまたあの、昨日の夜、神田伯山さんのラジオを聞いちゃって。

(中澤有美子)そうですね(笑)。ええ、ええ。テイスト、感じました。

昨日の夜、神田伯山のラジオを聞いた影響

(安住紳一郎)いや、でもなんかそんな気持ち。まあでもいつかね、またね、椅子を入れ替えたいななと思いますけれども。冗談は置いておきましてですね、オフィス家具のオカムラさんのことについてですけども。私ね、本当に「ああ、全然知らなかったんだ」と思って反省しきりなんですよね。皆さん、名前はね、知ってると思いますけども。オフィス家具のオカムラさんのことについて、どれぐらい知ってました? 私、初めて知ってね、ちょっと本当、びっくりっていうかね。「これは知らなくて恥ずかしかったな」っていう、それぐらいの気持ちになりました。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)もともとね、オフィス家具のオカムラさんはね、飛行機を作っていたエンジニアの皆さん方の会社なのよ。戦争前。太平洋戦争ですけどね。日本飛行機というメーカーで飛行機を作っていた人たちがいたんだけども。戦争に負けて、日本は飛行機作っちゃいけないっていうことになりましたでしょう? で、そのメーカーからエンジニアたちが生活に困って独立するんだよね。で、生活のために、食べるために飛行機のエンジニアたちがアルミの加工とかが上手だから、アメリカ軍向け、進駐軍向けにトランクとかフライパンとか、スチール製の屋外のバーベキューする時の簡易型の椅子とか、あるじゃない? ああいうものを……当時はナンバープレートとか、ジープのカバーなんかもその独立したエンジニアの皆さん方が岡村製作所っていう名前で作ってたんですって。

そこがね、オフィス家具の一番最初のきっかけなんですって。「ええっ?」と思いましたね。たしかに鉄板とかね、薄い金属の板とか折り曲げたりするのは飛行機を作ってたからお手の物だと思いますけど。で、もっと「へー!」と思ったのはオフィス家具とか日用品をね、生活のために昼間、作ってるんだけどもやっぱり動くものへの情熱は失うことなく。夜はね、飛行機を実は作ってたんですって。で、戦後にね、国産飛行機……敗戦から8年かな? 昭和28年に浜松でN52っていう飛行機をね、岡村がね、作って飛ばしてるんですよ。

(中澤有美子)そうですか!

(安住紳一郎)全く知らなくて。「ええっ?」と思ったよね。今だときっと驚きますよね。ちょっとクイズに出てくるような雑学だもんね。あのオフィス家具のオカムラが飛行機を作っていたんですっていうね。そしてトルクコンバーターという、メカに詳しい方はお分かりかと思いますが。オートマチックの車、オートマ車に必要な変速機、トルクコンバーターも作っていて。日本で初めてのオートマ車、オートマチックミッションを作ったのはトヨタでも日産でもホンダでもないんですよ。なんと、オカムラなんですよ。

(中澤有美子)ええっ?

(安住紳一郎)すごくない? オフィス家具のオカムラがオートマ車を日本で最初に作ってるんですよ。500台くらい、作ったそうです。なかなかね、採算が取れなかったので1960年に自動車部門からは撤退したそうですけれども。

(中澤有美子)とても早い。

(安住紳一郎)早いのよ。すごくない?

(中澤有美子)そんな時にあったんだ!

(安住紳一郎)その作った車はボディはね、航空機メーカーで金属板の加工が上手にできるし。しかもオートマチックミッションも自前で作るし。しかも家具作りはできるからね、車内の椅子なんかも上手に作れるっていうことでね。すごくやっぱりエンジニアたちの当時の鼻息の荒さが伝わってくるじゃないですか。全く知らなかった! で、今もね、パワートレーン事業っていうのは継続していてモーターの変速機。トルクコンバーターっていうのは今もね、オカムラさんが作ってるそうで。フォークリフトとか工作機械などに採用されているそうです。

(中澤有美子)そうなんですか!

(安住紳一郎)全く知りませんでしたね。ねえ。オカムラという名前は横浜市磯子区岡村という住所があるんですが。創業の場所ということで。上大岡駅からちょっと海側のところにね、住所が今も残ってますけども。創業の地が岡村だったということで岡村製作所。今は株式会社オカムラという名前になっています。ねえ。なんか人に過去あり、街に歴史ありなんてね、よく言いますけど。これからちょっとオカムラのオフィスチェアなんかを見ると、見方がこれまでと変わってきますでしょう?

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)ねえ。毎日、これだけ人が座ってもクルクルクルクルね、回転してるのはやっぱり飛行機を作ってたからなのかなとかさ。ちょっと流線型のデザインとかを見ると、車を作ってたからなのかなとかね。今はね、もうオフィス家具で有名ですが。小田急のロマンスカーとか京成スカイライナー、歌舞伎座の椅子なんかもね、オカムラが作っているということですけどね。なんかドラマになりそうな、戦中戦後の話で。戦後、仕事を失った技術者たちがみんなで集まって自分たちの今、持っている技術とお金と労働力を磯子区岡村に集めてスタートしたっていうね。なので今もオーナーと雇用されている人という従業員の関係ではなくて、みんなの会社。従業員は皆平等という社風なんだそうです。

で、これもね、驚いたんだけど。社是、社のモットーってありますでしょう? それがね、5つあるんですけど。「創造、協力、節約、貯蓄、奉仕」なんですよね。創造はメーカーだからわかるけど協力、節約、貯蓄、奉仕っていうのはこれ、資本家が考える、資本家の口から出る言葉じゃないよね。協力、節約、貯蓄なんていうのはやっぱり家族経営的なというか。仲間が作ったコーポレーションっていう感じがね、すごくしてきて。

なんか裸電球の下でエンジニアたちがね、肩寄せ合ってものづくりをしている風景が浮かんできて。とってもね、温かい気持ちになりました。こんなね、素晴らしいメーカーがスポンサーに入ってもらえて、本当に幸せだなという気持ちになっています。コマーシャルはね、11時30分過ぎ。ゲストコーナーとメッセージコーナーの間に放送されますのでぜひ、聞いてください。なんか全く違う角度からのコーポレートメッセージが流れたら、ちょっとびっくりしちゃうね。コマーシャルでね。

(中澤有美子)そんなことはないと思いますけど……(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。ないよね。信じたい。ねえ。「安い、安い、安い、椅子が安い!」なんてね。うん。「安ければやっぱり、いい! オカムラの椅子!」なんて言われたらもうズゴー!ってなっちゃうね。「違うでしょう? オカムラさん! 違うでしょ? オカムラさんっ!」ってね(笑)。

(中澤有美子)「大丈夫?」って思いますね(笑)。

(安住紳一郎)やだ、どうしよう。なんかね、「サマーセール実施中! 今、買わなきゃダメ!」なんてなったら「ええっ?」って思っちゃう。「あれれれれ?」って。でも、なんか本当にあのオフィス家具……まあ家具屋さんから出発したところもあるだろうし。文房具メーカーから出発したところもあるだろうし。やっぱりなんか、その企業とはいえ、その人となりというか、DNAというか、持ってる伝統というものはやっぱり聞いてみるとね、なるほどと思うし。なんか企業のファンになるきっかけにもね、なるなという風に思いました。

(中澤有美子)本当にファンになりますね。

(安住紳一郎)ねえ。オカムラがスポンサーに加わってくださるということです。そして少し話が長くなっていますけども。新スポンサー2社目。2社目はね、これ、驚きでしたね。ディズニープラスさんが入ります。同じく11時30分過ぎの枠なんですが。出稿してくださるということで。

安住紳一郎 ディズニープラスがスポンサーになって今後、番組に起きそうなことを語る
安住紳一郎さんが2026年4月5日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でオカムラとディズニープラスが新たに番組スポンサーになったことについてトーク。ディズニープラスのスポンサードによって今後、番組に起きそうなことを話していました。

オカムラさんのオフィス家具、使い勝手いいですよね。結構お世話になりましたが、岡村が創業の地の名前だとは知りませんでした。めちゃ勉強になる!

安住紳一郎の日曜天国 2026年4月5日放送分

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