佐久間宣行さんが2026年5月20日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でスタジオジブリの社長に就任した依田謙一さんについてトーク。早稲田大学に入学してすぐ、18歳の頃からの友人であると話していました。
(佐久間宣行)あのー、大学……18からの友達がジブリの社長になりまして(笑)。どういう切り出しだよ?っていう。こういう切り出しができることもあんまりないんでね。ニュースになってるんですよ。そんなこと、あります? ジブリって外から社長になれるんですか?(笑)。
依田……依田謙一っていう人間がですね、俺が18の時に早稲田大学に入って。それで一番最初か二番目ぐらいに出会った友人なんですけど。広告研究会っていうのに入って。で、依田君は1年ぐらい経った後に……俺はその広告研究会を2年で辞めちゃったんですけど。依田は最後までやって、幹事長になったやつなんですけど。その1年目の終わりぐらいにその時の……今もそうなのかわかんないけど。広告研究会ってとにかく広告営業をして、ステージイベントをやんなきゃいけないのよ。だから営業が必要なの。
嫌でしょう? 大学生なのに、名刺を持って営業しなきゃいけないの。俺、それを知らなくてさ。で、それで依田が優秀だから先輩たちに指名されて、それをやらされるようになったの。それで夜中に依田から電話がかかってきて。「パートナーをお前、やってくれ」って言われて。それで俺がやらされたの。それぐらいの仲なのよ。うん。
まあでも俺、サークルはすぐに辞めちゃったんだけど。で、その依田君はなんつったらいいんだろうな? このラジオでどのぐらいしゃべってたかな? 年一でね、鈴木敏夫さんのラジオ『ジブリ汗まみれ』で「ジブリLOVEまみれ」っていうのが2月にあって。依田の恋愛がひどいからそれを毎年、鈴木さんが聞くっていうのがあるの。「ジブリLOVEまみれ」っていうのがあって。で、それに鈴木敏夫さんから「どうやら佐久間が親友らしいじゃないか」っていうので、俺も定期的に呼ばれて。依田の学生時代の、依田がなんでこんな人間になったのか? それは学生時代に付き合った彼女にこっぴどく振られたからだっていうエピソードを毎回、語りに行くんだけど。
あれ、アーカイブで全部残ってるんだけど。ジブリの社長になるやつがあれでいいのかね?(笑)。まあ、そうなのよ。っていう話をよく語っていて。で、俺はその話でちょくちょく行っているんだけど。依田ってやつは……まあまあ、俺もずっと一緒にいるわけじゃないからあれだけど。本当に変わったやつなんですよ。変わってるやつっていうか、俺はあんな人間、見たことないんすよ。どういうことか?っていうとまず、学生時代に出会った時は音楽をやってたんですよ。演劇の音楽とか作ってたんですよ。
とにかく大物たちにハマる
(佐久間宣行)で、読売新聞に入社したんですね。それで文化部にいたはずなんですけど。その時に、とにかく大物にハマるんすよ。で、たぶんドリカムのファンの方々は「ヨヨヨ」って名前で結構、中村正人さんと……だからなんかドリカムの中でも結構有名なキャラクターらしいんすよ。依田っていう人間は。ヨヨヨって言われてるらしいんすよ。で、そこから『亀の恩返し』っていう亀田誠治さんのやっているコンサートがあるんですけど。それのプロデューサーもやってるんですね。
で、久石譲さん……世界的音楽家の。そのなんかマネジメントみたいなこともちょっとやってるんですよ。よくわかんないでしょう? で、そこから読売新聞にいたんですけど。読売新聞の……こんなこと、言っていいのかな? わかんない。まあ後で怒られたら……読売新聞の中の方が日テレに移って、日テレの社長になられた時に引っ張られて日テレに行ってるでんすよ。それでまあだから、その前ぐらいからなんだけど、ジブリの鈴木敏夫さんとか宮崎駿さんとかにめちゃくちゃハマって。ジブリのイベントとかのトークショーとか、やってるんです。で、最終的に社長になったんです。
で、イギリスでジブリのトトロのミュージカルのプロデューサーか何かをやって、すげえ賞を取ってるんすよ。っていう、謎のやつなんすね。で、このラジオを聞く限りは名物スタッフとしていじられてるだけかもしれないですけど。それで、俺より全然先に『ONEPIECE』を1巻も読んだことないのに尾田栄一郎さんと仲いいんです(笑)。だから俺が尾田さんとメシを食う時はその依田も一緒なんですよ。気楽だから。尾田さんと俺と依田でメシを食うんですけど。っていう仲なんですよ。
何がすごい? まあ、そうね。本当に変わってるやつです。なんとも言えないですね。あんなやつ、見たことないです(笑)。変人……変人というか、まあそうですね。うん。で、これはもう言っても怒られるかな? 怒られないかな? まあいいか。それに大学同級生でもう1人、18歳の時からの仲間で渡辺良介ってやつがいるんですね。それが早稲田に入って一番最初に出会ったやつなの。で、先輩だと思ったそいつに勧誘されて俺は広告研究会に入ったんですけど、そいつは今、大映テレビの社長になっているんですよ。ドラマを作っていて。
で、あの『TOKYO MER』とか『マイファミリー』とか『テセウスの船』とかを作ってるプロデューサーで。そいつが一番のヒットメーカーなんですけど。で、そいつがめちゃくちゃ一番、俺たちを怒ります。うん。「お前らももっとちゃんとメジャーな仕事しろ」って(笑)。日曜劇場のプロデューサーなんでね。で、3人でよくメシを食うんですけど。で、その渡辺と俺がテレ東にいる時に2回ぐらい番組を一緒に作ってるんですよ。それが『SICKS』ってコント番組で。オードリーとおぎやはぎが出てくれたやつもそうなんすけど。
それともう1個、『終電ごはん』っていう料理本からドラマを作るっていうのを4回だけ、作ったことがあるんです。それはオードリー若林くんが主演で、酒井若菜さんと佐藤仁美さんでやったやつなんですけど。それは本当に手弁当で作ったんですよ。テレ東の金がなさすぎて。で、その『終電ごはん』っていうドラマと料理番組の間ぐらいのやつを作ったんですけど。俺と渡辺で。でもあんまりにも金がなさすぎて。金がないから読売新聞だったか日テレにいたかはわかんなかったんですけど。「依田にボランティアで音楽を作らせようぜ」っつって。もう時効だろ?(笑)。うん。依田に全部、音楽を作らせて。「頼むわ」って。で、作らせて。もうほぼタダで作らせてるのに「ちょっとここ、変えてくれ」とかっつって(笑)。っていう風にして作ったぐらいの仲で。まあまあ今でもつかず離れず。俺が独立した時もその2人が「おめでとう」ってやってくれたっていうぐらいの仲なんですね。
だからまあ、びっくりしてますよ。18の時に出会った2人が業界のトップにいるんでね。怖いですよ。ガチャが。あとはまあ別に、もう知り合いではないですけど。その18の時、同じサークルに西川美和監督がいらっしゃったんでね。それもまあ、ここで話したか。その頃はみんな「美和」って呼んでいて。「美和がなんか急に映画を撮ったらしいぞ」って、20代の半ばぐらいで。で、「どんな映画かわかんないから、試写で見て励まそうぜ」なんつって大学の友達みんなで見に行ったら、俺たちが文句を言えないぐらいの傑作だったから(笑)。「もう俺たち、友達って言うの、やめようぜ」って、すごすご帰ったんだよ。俺、その時はADだったし(笑)。
今のところ、なんですか? 「変な人」っていうことになっている? 優秀な人間だってことを教えてくれってこと? 何なんだろう? 俺もわかんないんだよな。だってさ、本当に一発でとんでもない業界の大物にハマるんだもん。何がすごいのか、わかんないですよ。まあまあまあ、だから本当、俺もわかんないです(笑)。でも、そういうもんなんじゃないの? すごいプロデューサーっていうのは。なんか人心を掴むというか。
まあまあ、でもセンスもすごいけどね。あと理屈もちゃんとあるけど。渡辺の方は本当にちゃんとしっかり理詰めで作っていくから本当にメジャーなね、日曜劇場みたいなやつを作れるんですよ。それは俺には無理だから(笑)。なんか本当にすごい狭い線のセンスでやってるから。俺は(笑)。まあ、だから大学時代の友人たちがね、今でも元気にやってくださっていて。他にもいるんですよ。ほら、ここでたまに話すね、スズキっていうオザケンのコンサートに一緒に行ったやつもなんかこの間、麻布台ヒルズかなんかに出店してて。なんか俺、香水の会社だと思ったら全然違う会社みたいで。「佐久間さん、一向にうちの会社がなんだか覚えてくれませんね」って言われたんだけど。俺、なんの会社かわかんないですけど。バロンっていう会社やってるんですけど。うん。
っていうことがありながら。大企業の偉い人たちもいますよ。そりゃ。みんな偉くなっています。野村総研にいたり、みんな偉くなっていて。そういう人がたくさん……富士通にいたり、ビール会社のすごい偉い人になってたりして。なんで、総じて言うと俺が一番ちゃんとしてないです(笑)。
友人たちがね、俺をしっかりしてるようにしてくれてるっていうところがあるんですけど。みんな本当……俺が言うのは「俺、今YouTubeでメシ食ってるから」って(笑)。YouTubeで……だって俺、マジで本当、YouTubeでメシを食ってるっていうか。YouTubeでご飯を食べてるんじゃなくて、実際にYouTubeの中でメシを食ってるから。酒を飲んでるYouTubeをやってんだから。まともな大人がやることじゃないよ。酒飲んでるYouTubeやること(笑)。なんですよ。俺が言いたいのはだから出会う人の誰がすごい人になるかわかんないから、変に喧嘩しないで仲良くしてた方がいいよって思いますよ。うん。
人間、どこでどうなっていくのかわからないので友人は大切にしていた方がいいという佐久間さんの最後の一言が素敵だと思いました!