星野源「選択や判断をする際、今の瞬間の感覚を大事にしている」

星野源 クインシー・ジョーンズ追悼選曲 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2026年3月24日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で番組スタッフ・宮森かわらさんの「選択や判断をする際、何を大事にしていますか?」という質問に回答していました。

(星野源)先週、今週とちょっと身近なスタッフから質問メールが届いているということなので。ラジオネーム「宮森かわら(サブ作家)」。「星野さん、こんばんは。読まれたら初です」。まあ、そうでしょうね(笑)。なかなか送ることないからね。「9年前、何も知らないままラジオの世界に入れてもらった私にとって、この番組はラジオの教科書になりました。ありがたいことに今ではたくさんのラジオや音声コンテンツに関わらせていただいていますが、企画を考える時、構成を練る時、メールを選ぶ時、いつも基準になっているのは『星野源のオールナイトニッポン』です」。嬉しいですね。

「そんな星野さんに聞きたいことがあります。これまでの活動や制作、そしてこの番組でも数え切れないほどの選択や判断をされてきたと思いますが、そういう時に大事にしていることは何ですか? AとB、どちらも同じくらいいいとなった時に、最後はどこで選択するのか? 迷った時に立ち返るものや、意識的でも無意識的でも基準になっているようなものがあれば教えてください」。

選択や判断の基準

(星野源)そうですね。なんだろう? ええとね、本当に選択の連続ですよね。やっぱり何にしろ、どんな仕事もそうだと思うし。ものづくりとかもね、やっぱりなんか選んでないといけないからね。で、自分はセルフプロデュースでいろんなディレクションをするのもかなり多いんで。「あれをこう、これをこうしましょう。この言葉はこっちの方がいい」とかって日々、やってるんで。

そうだな。ええとね、結構大事にしてるのはその「今の瞬間の感覚」みたいなのを大事にしようと思っています。頭で考えることと、インスピレーションでパン!って決めることっていうのはどっちも大事なんだけど。考えて考えて、練って練って練って。それで最後、決まらなかったらもう勘でいくっていうのは結構、大事にしてると思います。で、あと最初から勘でいけちゃう時はそれを通した方がいいとかっていうパターンもありますね。

で、そうだな。あとはその「自分が前、こう言ってたから」っていうのは忘れるようにします。で、「前、こう言っていて。次、違うこと言っちゃうとなんか、白い目で見られるかな?」みたいなタイミングってあるわけですよ。「全然、逆のことを言っちゃうな」みたいな時。でもそれって、物事って常にこう、今で成立していて。その今……たとえば、それが1週間前だとしたら、1週間の間で世界が動いて全部、違うんですよ。いろんなものが。その、自分の意識ってどうしても繋がってるように感じちゃうけど、世界の構成全部が変わってるんですよ。その間に。

だから、自分の勘みたいなものってそれをたぶんね、全部受け取ってるんだと思うんですよ。世の中の変化みたいなのをたぶん全部、なんとなくその全身で受け取ってるはずなんですよ。それってでも、言葉にできないし、実体がないから不安なんですけど。だからみんな、どうしてもロジックっていうものが大事だったり、そっちを大事にする場面もめっちゃ多いから。それももちろん大事なんだけど。でも最終的に「こっち」っていう時は勘みたいなものを選ぶことが多いです。はい、ありがとうございます。

どうしても判断をする時、ロジックがないと不安になってしまったりしますよね。それはそれで大事だけれども、最終的なところは自分の今の感覚や勘で決めていくというのは非常に納得感のある回答だと思いました。

星野源のオールナイトニッポン 2026年3月24日

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