ハライチ澤部さんが2026年3月19日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で飛び石連休・藤井ペイジさんの著書『芸人廃業』について話していました。
(澤部佑)で、長女がまず、夕方から塾に行って。で、次女はプール。で、一番下の息子はかけっこを習っていてね。
(岩井勇気)「かけっこを習う」ってなんだよ?
(澤部佑)かけっこ……近所の公園の広場で。
(岩井勇気)公園の広場で、なんか名物おじさんみたいなのに習っているってこと?
(澤部佑)違います(笑)。
(岩井勇気)「かけっこ、教えてあげるよ」っていう人?
(澤部佑)酒飲みながら? 変なおじさんが?(笑)。昔、陸上やっていたみたいな? 違う。一応、なんか陸上の長距離かなんかで結構な成績の、まだ若いお兄さんが教えてくれるみたいなのがあってさ。それに息子を連れていって。公園の広場みたいなところで。で、「お願いします」っつって。まあ、十何人いるのかな?
(岩井勇気)そんなにいんの? 何、その人? 怖っ!
(澤部佑)ちゃんとした会社のやつらしいけど。で、俺はそれを待っていて。1時間ぐらい、あんだけど。待ってる間、その公園の広場のベンチに座って本を読んで待とうと思って。で、本を開いたの。でも広場だから、いろんな子供が遊んでるわけ。そしたらちょっと離れたところで、もう本イキ野球みたいなのをしている小6ぐらいの男の子たちがいて。1人はもう165センチ、170センチぐらいある大きい、結構ちょっとぽっちゃりの体格いい子がいて。スイングはもうアーロン・ジャッジよ。メジャーのさ、本当にブワッ! みたいな。だからバーンって打った球がこっち飛んでこないかな、みたいな。ちょっとビクビクしながら俺は本を読んでたの。
で、その時に読んいでた本……今、読んでる本が芸人の飛石連休の藤井ペイジさんが書いた『芸人廃業』っていうね、いろんな辞めていった芸人さんにその理由とか葛藤、当時の思いを藤井さんがインタビューしたみたいな本で。それを読んでいて。それは小峠さんがロケの時に読んでいたの。で、小峠さんに勧められてというか。「いいよ」みたいな。それで読み始めたんだけど。まあ、ザブングル松尾さんとか。
(岩井勇気)ああ、松尾さん。
(澤部佑)にも話、聞いてたね。とか、野々村友紀子さんとかね。
(岩井勇気)ああ、そうか。元々芸人だからね。
(澤部佑)あと5番6番さんも2人とも辞めていて。
(岩井勇気)ああ、辞めてらっしゃったね。
(澤部佑)作家さんとね、普通に働かれてとか。あと田上よしえさんとかね。だからなんか、ドンピシャじゃん? その『オンエアバトル』とか……。
(岩井勇気)『オンエアバトル』の人たちだな。
『オンエアバトル』芸人たちの現在
(澤部佑)そうそう。飛石連休さんもそうだし。その辺が、だから俺はちょっと胸熱なの。やっぱりエモいというか、当時見てた人たち。田上さん、芸人を辞めて今は役者業に……みたいな。「へー!」だよね。
(岩井勇気)結構、だって女性芸人の中でもトップクラスの人だったよね。
(澤部佑)すごかったよね。そうそうそう。賞レース、R-1も決勝に行ったりとか。あと、だからくりさんね。アームストロングの。
(岩井勇気)ああーっ!
(澤部佑)だから、とにかく明るい安村さんの元相方。アームストロングのくりさんも今、辞めてなんかパチスロライターとかね。ギャンブルの動画に出たりとか。
(岩井勇気)出役はやられているってことね。
(澤部佑)そうそうそう。で、アームストロングさん、オンバトで一緒になったりとかさ、『レッドカーペット』とかでも。めっちゃ、いい人なんだよな。
(岩井勇気)めっちゃいい人だよね。
(澤部佑)安村さんももちろんそうだけど、くりさんもめっちゃいい人でね。
(岩井勇気)兄貴肌だよね。
(澤部佑)そうそう。俺らに会うとさ、「なんだ、お前ら。やってんのか?」みたいな。めっちゃいい人でね。
(岩井勇気)めっちゃ話しかけてくれたよな。
(澤部佑)そうそう。うわっ、懐かしいな、みたいな。
(岩井勇気)メシも連れていってもらったことあるしね。地方のオンバトの時に。
(澤部佑)そうそう! 地方大会でみんなでメシに行って、みたいなね。で、安村さんとくりさんって幼稚園から一緒だったんだよ。北海道で。そういうのも書かれいて。「ああ、そうか。うちも一緒だな」みたいな。でも、そこから積もり積もってというか、最終的にはちょっと仲が悪くなっちゃって、みたいな。
(岩井勇気)そんな感じだったらしいよね。
(澤部佑)そう。で、解散されて、みたいな。「そうか、仲がいい幼馴染でも、そうなっちゃうんだなみたいな。いろいろあるんだな。うーん……」って読んいでたら、さっきの野球やってた面々が今度はより、近づいてきてね。俺のベンチの近くにあった水道で遊び始めたのよ。そいつらが。で、小学生男子のもうおなじみの天空に放水するやつ(笑)。わかる? 上向いてる蛇口のさ、口を近づけて直に飲む水道の水をビャーッて天空に出す遊び。あれ、なんなん?
(岩井勇気)「あれ、なんなん?」っていうか、なんであれ、あんな出るようになってるの? 意味ないだろ(笑)。飲めるぐらいの強さでいいのになんであんな数十メートルも上がるようになってるんだ、あれ?(笑)。
(澤部佑)バシャーン!ってなって、下に落ちてきた時のさ、威力……バシャバシャバシャ!って跳ね方、とんでもないじゃん? 「たぶん距離的に大丈夫だけど、すごい跳ねるしな……。こっちまで水、飛んでこないかな?」みたいにビクビクしながらまた、本を読んでいて。で、ちょっと1回、本を休憩しようみたいなので1回、やめて。で、田上よしえさんのブロックだったかな? 田上さんがなんかエゴサの話とかしてたんだよ。で、本を1回、休憩してなんかエゴサをし始めたの。俺、何の気なしにね。いつもの癖というか。
で、エゴサを始めて。自分のこととか、なんかいろいろ……「澤部」とか「ハライチ」でも調べたりするから。それでバーッとやってたらそこでね、岩井のNACK5での新番組情報が出てくるわけ。
(岩井勇気)そこで見たんだ。
相方・岩井のNACK5新番組情報を知る
(澤部佑)そこで俺は「えっ? あいつ、NACK5でレギュラーやるの? 先週、なんかNACK5のスピッツの思い出とか語って。代打でやって……『俺たち、埼玉出身なのにさ、NACK5に出れなかったよな』とかなんか、言ってたよな。えっ、先週の段階でそれ、決まってたはずだし……あいつ、怖っ! えっ、なんなん、あれ? あいつ、なんであんな、話し方してたんだ? ちょっと待ってくれ……うわっ、やばっ!」ってなって。で、やっぱりこういうのが積もり積もってアームストロングさんみたいににというかさ。そうなっていく可能性、あるじゃん? 「うわっ……」って思ってたら、ちゃんとスニーカーがビショビショになってて。水がやっぱりかかっていて。で、なんか心の動揺と……岩井のNACK5の心の動揺とスニーカーの汚れがシンクロしていく。ドキドキ、心の動揺、靴のベチャベチャがシンクロして広がる。そんな夕方、公園の情景……(笑)。
(岩井勇気)何をエッセイみたいな終わり方、してんだよ?(笑)。全然、まとまってない。
(澤部佑)そんな夕方、公園の情景……(笑)。
(岩井勇気)あのさ、情景を思い浮かべさせんの。「情景」と言わないの。
(澤部佑)情景……(笑)。
(岩井勇気)そんなあれじゃないのよ。「情景」って言っちゃう終わりはないの。
(澤部佑)純文学……(笑)。
『芸人廃業』を読んでいた時の気持ちにはからずもシンクロしてしまった岩井さんのNACK5の新番組スタート情報の驚き、そして知らぬ間にビチャビチャになってしまっていた澤部さんの靴という情景……なんともいえない読後感がありますね(笑)。
