大島育宙さんが2025年12月27日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。ナイツのお二人とM-1グランプリ2025について話す中で中川家・礼二さんが「M-1の反省会配信には出なくていい」と言っていた件について話していました。
(土屋伸之)さあ、大島くんが気になったニュースですが?
(大島育宙)そうですね。能町みね子さんが「たくろうさんがいい」って言っていてたくろうさんが優勝したりとか。あと内館牧子さんのニュースとか。今週、能町さんの方がよかったんじゃないかっていう……(笑)。
(塙宣之)そんなことはないよ(笑)。
(大島育宙)まあ、M-1について審査員の方の前で僕が言うことも別に何もないんですけど。なんか印象的だったのは審査員の中川家・礼二さんが「ちょっとオープニング、長すぎる」とか。「この後の反省会、出なくてもいいんだよ」とか。なんかこう、若手の働き方改革みたいなことを……ただ、巨大化していく賞レースみたいなものにオンの場所で。ラジオとかではこれまでもおっしゃってたと思うんですけど。オンの場所で2回、強調して。しかもボケみたいにちゃんと言ったっていうのが結構、印象的だったなという風に思いました。
(塙宣之)わかる。終わった後のあの反省会、なんか大変だよね。
(大島育宙)そうですよね。
(土屋伸之)本当に大変だと思います。うちらは普通にカメラが回ってない打ち上げがあったけど。
(塙宣之)居酒屋に行ってたよね。
(土屋伸之)居酒屋に行って。それは、行きたかった。初登場とかだったしね。でも今はもう、あれにカメラが入るし。毎回、なんか反省を言われるし。エバースとか、きついよね。本当に取れるかも?っていうところまで行って。
(大島育宙)本当の本音は言えないですよね。
(塙宣之)ずっと密着されてるから。まあ、それはそれでね、アナザーストーリーみたいなのがあるからね。全員が追いかけているのも。だから大変だと思うけど。終わった後の打ち上げはさ、自由参加にしてさ。要するに数字を取りたいんだったら芸能人でM-1をしゃべりたい奴とか、勝手に呼んでやればいいんじゃない?
(大島育宙)たしかに。「好きにしゃべっていいですよ」って。
次の日の情報番組で漫才をさせるのはやめてほしい
(塙宣之)あと、次の日の情報番組で漫才やるのはもう絶対、やめてほしい。あれはおかしいよ。やっぱり芸人にリスペクトがなさすぎるし。あんな大舞台で、輝く場所で……もうトークだけでいいじゃん? あんなの、誰も得しないじゃん。
(大島育宙)特に今年のチャンピオンのたくろうさんはたぶんM-1史上一番と言ってもいいぐらい朝、繰り返しやらされるのはかわいそうなネタですよね。
(土屋伸之)たしかにね。繰り返し同じネタをやらされるのは……。
(大島育宙)「本当にアドリブだ」って思って見てる人はいないと思いますけど。「同じことを何回も言えるんかい!」って、あんまり見たくないっていうか。
(塙宣之)丸々流したりさ。
(大島育宙)そうですよね。だから「どのネタでもいいですよ」っていうやり方だったらまだいいのかなとか、思ったりしますけど。なんかね、おしゃべりで人間が見えるんだから。
(塙宣之)そういうのは代わりに俺たちがやるから。
(土屋伸之)なにをやるのよ(笑)。
(塙宣之)「昨日、M-1で審査員やったナイツが新作漫才をっ!」って。そういう仕事、もらうから。
(土屋伸之)ニーズ、ないだろ?(笑)。
(塙宣之)やらせてあげるなよ。寝不足でさ、コンディションが悪い中で。それを見てさ……。
(土屋伸之)あんまり受けてないのも嫌だし。それも、見たことある人たちの前でやって受けないなんて。
(大島育宙)ハードな環境ですよね、あれも。
(塙宣之)MCの人とかもさ、大変じゃん。なんか。
(大島育宙)なんかフォローしなきゃいけないみたいな感じになるのも難しいですけど。そういったところも令和ロマンの連覇で1回、終わったみたいな空気になってるところからちょっと新しくなっていくのかなという空気は……僕、何にも関わってない一視聴者ですけど。感じました。
(塙宣之)セット条件がさ、それになっているのもなんかさ、芸人が喜ぶと思っているんだとしたら、おかしいよね。「特典」みたいな感じで言うじゃん? 特典なんか、なくていいから。別に。優勝が一番のピークで。「この番組に出れる」とか……いや、その番組に出たいとか、思ってないから。M-1に出たくてみんな、芸人になって始めてるわけだと思うけど。まあ、そういう人もいるんだろうけど。ちょっとかわいそうだなと思うけどね。
(大島育宙)その上でね、朝1周回るのを断ったりしたら本当にかっこいいですよね。ありえないですけどね(笑)。
(土屋伸之)「情報番組だけは」って言って断っても、それはいいと思うけどね。
(大島育宙)30秒とかね、トークとかだけにしてあげてほしいよね。
(土屋伸之)ネタ番組はね、どんどん出ていいけど。
(出水麻衣)皆さん、もう一番いい仕上がりのネタを見てますからね。
(塙宣之)代わりに我々がやりますから。
(土屋伸之)それ、なんなの? 誰が求めているの?(笑)。
(塙宣之)我々、ネタがいっぱいあるから。
(大島育宙)それが当たり前になったら、それはそれで大変なシステムになりますよ?
(土屋伸之)審査員が忙しくなるっていう?(笑)。
(塙宣之)もうすでにエバースみたいな漫才、作ろうとしてるんだから。感化されちゃって。
(土屋伸之)ダメだろ? ああいうのやっちゃったら。
(大島育宙)すごいですね。エネルギッュな中堅が頑張っていくという(笑)。
M-1本戦が終わって、そこから怒涛のように反省会配信番組まで拘束されるM-1出場者の皆さん、本当に大変ですよね。チャンピオンになるとそこから翌日朝の情報番組をハシゴすることになったり……せっかく優勝したのだから、いい状態でネタを披露できるようにするのもチャンピオンに対するリスペクトなんじゃないかと思ってしまいました。

