東野幸治『27時間テレビ』鬼連チャンで感じた千鳥とのいじりスタイルの違いを語る

東野幸治『27時間テレビ』鬼連チャンで感じた千鳥とのいじりスタイルの違いを語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2023年7月28日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『27時間テレビ』を振り返り。『鬼連チャン』などで感じた千鳥とのいじりスタイルの違いについて、話していました。

(東野幸治)で、なんかなんとなく……その我々のほぼごっつチームはそれで1時間半で終わるんですけど。なんかちょいちょい見ていくと、なんか関係性というか。その話の流れでいうと、俺は昔、『歌スタ!!』っていう番組やってて。

そこで『歌スタ!!』って曲を作る人が審査員になって。なんか、あるカラオケの会社のところからオーディションに応募できるのよ。で、その中で歌うまい、プロになりたい方が順番に出てきて、歌を歌って。で、その人の歌がうまい、下手じゃなくて「この人に曲を書きたいな」と思った審査員の方が札を上げて。そしたらその人が実際に作詞・作曲して曲を作る。ほんでレコード会社の人に向けて2人で登場して歌ってもらってデビューするかどうかっていう番組を昔、やってて。

そこに木山裕策さんっていう方がいらっしゃって。その木山裕策さん……俺の中の木山裕策さんの関係性とイメージで言うと「ああ、よかったな。頑張ったな」っていうイメージだけど。その『鬼レンチャン』の……俺、ネットニュースで見たらその木山裕策さんが「細魚」みたいな。そんなニックネームで呼ばれてるんですよ。だからそれ、千鳥との関係性やから。それでブレイクしたからええねんけども。「いや、木山さん、細魚って言われてんの?」っていう。

で、俺は、これは別にええことやと思うねんけど。木山さんはなぜ、この『歌スタ!!』っていう番組で出てきたかっていうと、なんか結婚して子供、男の子が3人いらっしゃって。ちっちゃい子、ちっちゃい子、ちょっと大きい子ぐらいの本当に3兄弟で。ほんで社会人として頑張って働いていたけど、なんかある時、体調悪なと思って。それでガンを患って。

で、治療に専念して。で、言うたらガンと闘って勝ったってなった時に、人生いつどうなるかわからないし、いつ死ぬかわからん。そんな時、やっぱりやりたいことをやりたい。大学生の時に奥さんと出会って、結婚して、子供ができたからもちろん家族のために働くんねんけど、やっぱり俺はやり残したことがある。で、「歌手になりたい!」っていう話になって、ある曲を作る方が札を上げて。『home』っていう曲を作って。めちゃめちゃええ歌なんですよ。で、その年ヒットして紅白歌合戦まで出て。「うわっ、よかったな、木山さん!(拍手)」って言っていたのが……細魚? ええっ?

ただね、それで『鬼レンチャン』でブレイクして。また、レコード会社との契約も切れて、契約せずに歌手活動で営業に行ったり、ディナーショーに行ったりして稼いでらっしゃる。それはそれで立派で、よかった。でもやっぱりその時に『鬼レンチャン』っていう番組が来て。譜面通り歌わなあかんっていうんで、細魚っていう風にいじられ。それはそれでね、なんともいえん悲しい顔でワーッて。そんな、その歌手になったくだりなんか知らんからさ。それの関係性で「ああ、おもろい!」ってワーッて盛り上がったというのがある。

細魚・木山裕策

(東野幸治)あと徳永ゆうきくん。あの方も俺、TBSの特番で演歌歌手が今、日の目を見てないからって、演歌歌手に今のJ-POPを歌わせるっていう特番が何度かあって。それがすごいSNSとかバズッて。再生回数、YouTuberでバズッて。それで一番バズッたんが徳永ゆうきくんの米津玄師さんの『Lemon』。それがギャップがあって面白くて。

「やっぱり演歌の人は歌力がすごいな!」っていうので。なんかちょっと、演歌やけどポップスを歌うっていう流れができた特番があったんですよ。で、俺もよかったな思って聞いたら、関西で。なんか電車オタクで。「ああ、そうかいな」みたいな感じで。

(東野幸治)ほんだらなんかその千鳥に『鬼レンチャン』で「こいつ、音程が合わねえんだな」みたいなことを言われて。「ええっ? そんな関係性?」って(笑)。ドッキリの時に、徳永くんがドッキリかけられるねんけど。ノブがブツブツ、「ちゃんと音を合わせろよ」みたいな。「えっ、嘘やん? 『Lemon』でYouTubeであんだけ再生回数を……」とか。

あと、ほいけんたもそうよ。ほいけんたも、だからさんまさんのものまねをする。俺、フジテレビの今田さんとドッキリのものまね王座の司会もやってるから。ほいけんたが最初、さんまさんのものまねが似てるっていうのでブレイクする。それは日本テレビのさんまさんの特番でも、さんまさんの役で出ている。ほんで、いろいろさんまさんの男前エピソードみたいなのを演じる。で、「うわっ、すげえな、さんまさん!」「ほんまかいな」「また来た、来た!」とか。

さんまさんも「いや、こいつもほんまにこんなせえへんで」言いながらみんな笑って、上機嫌なんですよね。ほんで、それがその『ドッキリGP』でそのほいけんたさんもドッキリにかかったりして。ほんで、そのリアクションでなんかポケットからさんまさんの歯を出してものまねをするけど。ノブとか大悟がちっちゃい声で「似てねえな」って。「嘘やん? ちょっと、そんな関係性なん?」って(笑)。ただでも、それがまた逆にめちゃめちゃ面白いってなってんのよ。

(東野幸治)で、それを聞きながらね、「お前ら、めちゃくちゃ言うな」とかね。ものまね芸人さんじゃないですか。ものまね芸人に「似てない」って俺らもほんまに25年前に『ものまね王座決定戦』の司会を今田さんと俺が行った時、あるんですよ。それは何かっていうと、それまではものまね四天王って言って、今やったら考えられないんですけど。フジテレビに行ったらものまねのタレントさんのマネージャーって全員、黒いスーツにパンチパーマやったんですよ。

で、すげえ現場も、こんな現場は見たことないっていうぐらい怖い感じで。なんとなく今のバラエティやったら、スタジオの前室は爽やかな明るい感じで。ほんで言うたら出演者、メインの方、ゲストの方、レギュラーの方がちょっとたまりに座って。で、なんとなく総合演出とかプロデューサーも横に座ったりとか。ちょっと横で寄り添いながら本番を迎えるって感じなんですけど。

ものまね王座の25年前だけは、前室に行ったらまず、タバコの煙でよく前が見えない。その向こうに、黒い服を着たパンチパーマのおっさんが陣取って座ってる。ほんで、そのマネージャーがものまねタレントさんに「お前、ちゃんと今日ものまねやれよ!」って。「なんや、これ?」っていうところに出てきて。で、ものまねの人と絡んでやんねんけど。軽い気持ちで……よっぽどのことじゃないと、ものまね専用でご飯食べてる人に「似てない」なんて絶対に言ったらダメなんですよ。

それはなぜかというと、あの人らはテレビ出るのがメインじゃなくて。このテレビに出ることにによって週末、東京駅から日本中って散って行って、営業して金稼いで帰ってくるんですよ。だからそれも、1年に1回か2回、テレビに出て。それで営業が増えて。週末、東京駅にガラガラ持って集まって。それで日本中に散って帰ってくる。それでその年2回のフジテレビの収録に高級外車でやってくんですよ。それで俺はその横でタクシー拾って帰るんです(笑)。

かつては絶対に「似ていない」とは言ってはいけなかった

(東野幸治)だから、その人たちのためにも「似ていない」っていうのは言わずに、なんとなくいじるっていうやり方みたいになっちゃったのよ。それを、だからほいけんたさんもほいけんたさんで一生懸命やって。めちゃめちゃおもろいし。もう『鬼レンチャン』でめちゃめちゃ『27時間テレビ』、ハネていたけども。「似てねえな」とか……その関係性ってやっぱりおもろいなってつくづく……なんかダウンタウンさんが以前、言っていたんですけど。

一時、だから僕とかが『アメトーーク!』に出ていた時に「きよし師匠がおもろい」みたいな。そのきよし師匠の天然エピソードみたいなんをいろいろ大阪で言って。で、また東京の番組で「きよし師匠っていうよしもとのトップの人が、実はすごい天然なんです」っていうので。

たとえば生放送の関西ローカル番組でお元気なおじいちゃん、順番に中継を繋ぎますっていうことで。そのおじいちゃんが「80何歳です」って言うて。「きよし師匠、ワシ元気ですよ! きよしさん、できへんと思うけどな、ワシはな、3点倒立できるんや」って3点倒立する。バランスが微妙な感じで。で、みんなワーッと盛り上がる。ワイプ抜く。そのワイプできよし師匠を抜こうと思ったら、きよし師匠は誰も指示してないけど、3点倒立してる。で、画面にはおじいちゃんの3点倒立と、ワイプの中のきよし師匠の3点倒立みたいな。「なんやそれ!」みたいな。で、若手が寄ってたかってワーッ言う。

それでまた、そういうのが「きよし師匠、おもろい」ってなって、『ダウンタウンDX』とかでダウンタウンさんの前に行って、そういう天然エピソードみたいなんをすんねんけど。ダウンタウンさんからすると「ええっ? いや、きよし師匠って俺らが大阪にいた頃はもうそんな、いじれるような人でもなかった」っていう。で、僕らはその時は、さっきの千鳥の立場じゃないけど。「いや、めちゃめちゃ面白いですよ」って言うけど。ダウンタウンさんからすると「いやいや、お前らようそんなこと言うな? キー坊に」っていうようなことやから。

なんかその『27時間テレビ』やっていて、なんとなく、もうその時代が違うというか。こんな風に……そのいじり方って、人それぞれあるじゃないですか。自分のいじり方っていうのが。やっぱりなんか、この番組でも前に言いましたけど。笑いって何かって言ったら、笑いは強さだっていう。

コント赤信号のナベさんがね、言ってたんですよ。「これが面白い」と思って突き抜ける強さが必要なんじゃないかなっていうところで言うと『27時間テレビ』の3組の方は本当に、その笑いが強いという。「このいじり方が面白いんだ」っていうのを真正面からやってねんなと思って。なんか感心しながらも、「こいつら、悪い奴らやな」って(笑)。

(渡辺あつむ)東野さんが言うんやったら、よっぽどですね?(笑)。

(東野幸治)いや、なんか新鮮やったんですよ。「ああ、こんな風にしこの人ら、いじるんや」とか。「俺やったらこんな風にいじれんのにな」とかいうのがすごい新鮮やった。横で見ていてもそうやし。松本さんとの関係性もそうやし。今田さんとの関係性もそうやし。ほんで、俺は別に千鳥も昔からやってたから「ああ、ちょうどよかったわ」と思って。「『クセがスゴいネタGP』な。あれ、『あらびき団』のパクリやもんな」みたいなことをね(笑)。

<書き起こしおわり>

東野幸治 千鳥への「『クセがスゴいネタGP』は『あらびき団』のパクリ」発言を語る
東野幸治さんが2023年7月28日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『27時間テレビ』を振り返り。千鳥に「『クセがスゴいネタGP』は『あらびき団』のパクリ」と発言したことについて話していました。
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