奥浜レイラ『アフター6ジャンクション』との不思議な縁を語る

奥浜レイラ『アフター6ジャンクション』との不思議な縁を語る アフター6ジャンクション

奥浜レイラさんが2025年10月28日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』にスペシャルパートナーとして出演。宇多丸さんとアトロクとの不思議な縁について話していました。

(宇多丸)この番組『アフター6ジャンクション2』、通称アトロク2。パーソナリティーは私、ラップグループRHYMESTERの宇多丸です。そして……。

(奥浜レイラ)今夜のスペシャルパートナー、MCでライターの奥浜レイラです!

(宇多丸)はい、どうも。いらっしゃいませ! 奥浜さんね、今までいろんな人、出てますけど。番組初登場でスペシャルパートナーは初ですよ。それは当然。

(奥浜レイラ)私、本当にこれ、毎回欠かさず……放課後も含めてたぶん全部、聞いてるんですね。

(宇多丸)マジですか?

(奥浜レイラ)先週のサニーデンの大工原さんに続き、ここにはリスナーが座ってますっていう状態なんですよ(笑)。

(宇多丸)最近、ちょっとリスナー出演率が高い。ああ、そうですか。いや、そんなお忙しい中、恐縮です。

(奥浜レイラ)いえいえ。だからスペシャルパートナー、たぶん初の人は初めてだろうなって思っていて。いいんですか、私で?

(宇多丸)いや、もちろん、もちろん。もちろんMCとかのね、力量もそうですし。あとはやっぱりあのリスナーとしてね、この番組のノリがわかっていらっしゃるだろうと。なので、もういきなりドンってやらせても大丈夫だという見込みでございました。はい。ということで改めましてじゃあ奥浜レイラさん、ご紹介を。プロフィールを私が紹介します。神奈川県藤沢市生まれのMC・ライターでいらっしゃいます。2006年からテレビタレントとして活動をスタートし、テレビ・ラジオ番組のDJやVJのほか、東京国際映画祭、したまちコメディ映画祭 in 台東などの司会。そして映画の舞台あいさつ、サマーソニックなどの音楽イベントでMCを担当されています。また雑誌で新譜レビューや映画紹介の記事なども執筆されていて。文章なども拝読しております。

(奥浜レイラ)ありがとうございます!

(宇多丸)リスナーからもですね、「奥浜さんが来るなら」っていうんで、かなりメールが来ているんですよ。ちょっと一部、紹介しますね。ラジオネーム「隠密忍者」さん。「待ってましたの奥浜レイラさん、初登場おめでとうございます。映画上映後のトークイベントでMCが奥浜さんだと作品に対する補足やゲストへのフォローなど毎回、充実したお話が聞けるので『やった!』となります。本当にスペシャルなパートナーさんです。映画『みんな、おしゃべり!』は放送直後に東京国際映画祭で見る予定なので、このタイミングでの特集嬉しい。楽しみにしています」とかね。

(奥浜レイラ)いや、うれしすぎる!

(宇多丸)「紙パンツドキドキ」さんも……。

(奥浜レイラ)あっ、いつも聞いてます! 紙パンツドキドキさん!

(宇多丸)逆に(笑)。有名リスナー。これ、すごいね(笑)。「奥浜さんは9月にテアトル新宿で行われた『ふつうの子ども』舞台挨拶付き上映に参加した際、司会をされていて……」。これ、僕もすごい行きたかったんだけど。

(奥浜レイラ)生徒がみんな揃うっていう。

(宇多丸)そう。あの組のみんながそろって、もうカオスだったという。

(奥浜レイラ)風間先生が先生として登壇したっていう(笑)。

(宇多丸)「嶋田鉄太さんを中心とした予測不能な舞台挨拶、とても楽しかったです」。紙パンツドキドキさんは今日の特集に絡めて。呉美保さんのさらに前作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』はまさに労働者の最前線にする映画なのではないかと思っています。個人的にこの映画は母と息子の描写に心をえぐりにえぐられ、特にラスト20分は画面の2人が私と実の母にしか見えず、誇張なく席で号泣し、嗚咽し続けた私のダントツオールタイムベスト映画です」というようなことをおっしゃっていました。

(奥浜レイラ)ありがとうございます!

番組人脈とゆかりがありすぎる

(宇多丸)ということで奥浜さんですよ。いろんなゆかりがあるというか。番組ゆかりの人と、とにかくかなり近しいですもんね。ええと、たとえばトミヤマユキコさんがとにかく親しい?

(奥浜レイラ)そう。でもまず最初に出会ったのは実はオカモト”MOBY”タクヤさんで。実は会ったのもいとうせいこうさんのお家なんですよ。

(宇多丸)これ、当時いとうせいこうさんの集まりがあったんですってね。

(奥浜レイラ)集まりをお正月とかにやってたのにMOBYがトミちゃんを初めて連れてきた。つまり、まだお付き合いしてない時。

(宇多丸)おおっと、イマ妻。あらま!

(奥浜レイラ)私はその物語を知っている(笑)。インターホンを押して画面にトミちゃんが初めて映った日のことを知っている(笑)。

(宇多丸)アハハハハハハハハッ! じゃあいとうせいこうさんを通じて集まった? 当時、スペシャとかで?

(奥浜レイラ)そうです。私もスペシャで番組をやっていて。そのつながりで集まっていて。そこでMOBYさんが連れてきたトミちゃんと壁の花として仲良くなりまして。

(宇多丸)ああ、そうか。野郎どもがギャーギャーやっているのを見て。

(奥浜レイラ)それを見て、遠くから芸能人の方とか来ると「◯◯が来たよ」とかってこっそり言ったりとかして(笑)。

(宇多丸)そうか。いとうせいこうさんのそういう集まり、開かれていて。僕もいとうさんとその親しくというかな? あれするのはもうちょっと後なんで。そういう話とかを聞くだにつれ、スチャダラパーのBOSEくんと「あいつらさ、馴れ馴れしくしてやがって。よくまあ、あんなあんな態度で接せられるもんだ!」って。ねえ。その会ですね(笑)。

(奥浜レイラ)その会です(笑)。

(宇多丸)で、まず、トミヤマユキコさんはいたちと親しくなりの。あとは、そうですね。三宅隆太さんとかね。

(奥浜レイラ)そうですね。三宅さんも。したまちコメディ映画祭で私がMCをやらせてもらった時に知り合って。

(宇多丸)したコメもそもそもいとうさんのね。

(奥浜レイラ)そうです。実はそこから私、映画の仕事が始まってるんですよ。せいこうさんが私が映画をひたすら見て、いろいろTwitterに感想をあげてたら「司会、できるんじゃない?」って言って誘ってくれて。それでしたコメで司会をやるようになりました。

(宇多丸)さすがです。とか、あとはゆっきゅんとかY2K音楽つながりというか。

(奥浜レイラ)そうですね。globeが好きすぎてカラオケに行ったりします。

(宇多丸)なるほど。これはゆっきゅんが年齢的にはおかしいぞという話なんだけど。とか、あとはヨシくん。高橋芳朗くんも?

(奥浜レイラ)そうですね。芳朗さんは結構、村山章さんと私と高橋芳朗さんの3人で映画のトークショーとか呼ばれたりして。そこからお茶したりするようになりまして。

(宇多丸)ああ、そうか、そうか。とかね、もう枚挙にいとまがないんだね。そんな感じであと映画関係だと森直人さんとか、スカート澤部さんとか。

(奥浜レイラ)そうですね、よくご一緒します。

(宇多丸)なんだなんだ。っていう感じだから、もうあれですよ。奥浜さん、時間の問題。堀は埋まってたんですよ。堀が埋まり切ってたところに来て、アトロクもそんなに聞いていただいていて。っていうところに私がリンガーハットで隣に腰掛けたという。

銀座のリンガーハットでたまたま隣に座る

(奥浜レイラ)びっくりしましたよ! あれ、たしか金曜日だったんです。で、木曜日の映画評、ムービーウォッチメンをちょうど聞き終わって「さあ、食べるか!」と思ったら隣に宇多丸さんですから(笑)。

(宇多丸)ああ、本当にそういうタイミングだったんですか。ありゃ!(笑)。

(奥浜レイラ)右手ではずっとトミヤマさんチームに「私はこれは声をかけた方がいいのか?」ってLINEをしていたんですよ。

(宇多丸)そうか。もう僕が腰を掛けて。僕はタブレットでこうやって注文をしてますよ。

(奥浜レイラ)そうです。で、もうトミちゃんが「いや、いいよ。こういう時だから行こう!」って言って(笑)。

(宇多丸)アハハハハハハハハッ! 似てる(笑)。ちょっと、よくわかんないけど(笑)。

(奥浜レイラ)そう。「似てる」って言われるのもこの間、みやーんさんにばったりお会いしまして。

(宇多丸)書き起こし職人みやーん? なんだよ、このリンクはよ(笑)。

(奥浜レイラ)で、そのチームの方にも「トミヤマさんと奥浜さん、友達なの知らなかったけど今まで、似てると思ってた」っていう風に言われて。なので、らしいですね。

(宇多丸)ああ、そうですか。なるほど(笑)。でね、まあとにかくあの日、夏で。とにかく暑い最中、なんかその日は銀座が全体的に混んでいて。で、そう。僕は映画を見て、ご飯を食べようと思って。でもどこに行っても満杯で。しょうがねえやって……まあ「しょうがねえ」ってこともないんだけど。リンガーハット、おいしいんだけど。「まあ、もうリンガーハットか」と思って。何度かね、あの辺をウロウロした挙げ句、「リンガーハットだ!」と思って行って。で、座ったら「あの……」って。「すいません」っていうことでね。

(奥浜レイラ)あの地下1階で空いているのが私の隣しかなかったんですね。

(宇多丸)そうなんですよ。すごくない? マジで。

(奥浜レイラ)すごい運命的な言い方しちゃいましたけど(笑)。

(宇多丸)いや、本当に本当に。で、その後、ケン・ローチの『石炭の値打ち』という作品のこの間、先行上映がありまして。その時にね、ご一緒させていただきました。

(奥浜レイラ)それはたまたまでしたよね。

(宇多丸)それは完全にたまたま。

(奥浜レイラ)配給の方もご存知なかったので。

(宇多丸)で、お会いして。いよいよ番組、本当にお願いしますよ。なんかないんですか?っつってね、無責任なこと言ったらまあいろいろ、その手話の話とかになって。それで『みんな、おしゃべり!』の話になって。それ、古川さんから話を聞いて面白いなと思ってたんで。「じゃあ、それでなんかやりません?」なんつって。

(奥浜レイラ)そうですね。私もクラファンで参加してたので。結構追っていた映画だったんで。しかも面白かったんで「ああ、やりたい!」と思って、思わずプレゼントしてしまったんですが。

スクービー・ドゥーのライビを見た帰り、奥浜レイラさんとばったりお会いした際のエピソードが放送内で飛び出して、聞いていてめっちゃびっくりしました。奥浜さん、ネームドロップありがとうございます! ちなみに「奥浜さんとトミヤマさんのしゃべり方が似ている」と言っていたのは番組に何度も出演している有名リスナーのたわわちゃんでした!

アフター6ジャンクション2 2025年10月28日放送回

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