東野幸治さんが2025年1月10日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でNetflix版の『阿修羅のごとく』について話していました。
(東野幸治)新潟県の方。「ダディ、あつむさん、こんばんは。1月9日、Netflix版の『阿修羅のごとく』が配信になりました」。知ってます。監督・是枝さんね。「主演の4姉妹、宮沢りえさん、尾野真千子さん、蒼井優さん、広瀬すずさん。初回から4姉妹の演技合戦、すごかったです。今時、男女で分けて語るのはよくないですが、食べ物の取り合いでネチネチ、食べ方に嫌味、小言連発みたいな演技合戦。『姉妹って大変』と見ていてつらくなるけど面白い。最近レギュラー番組事情が『阿修羅のごとく』なダディ。空き時間に鑑賞、いかがでしょうか?」。もう見ました。俺、2話ぐらいまで見ましたよ。
以前……最初の方かな? ここでしゃべりましたけど。『阿修羅のごとく』が好きで。俺が小学校ぐらいの時。だからもう4、50年ぐらい前。なんかNHKでやっていたんです。向田邦子さんの原作の本で、4姉妹の話で。俺、それが大好きで。トルコの軍の歌みたいなのが「タータータタッ、タタタータタッ♪」みたいな感じの音楽が常に流れていて印象的だったんですよ。
で、俺もこれ、気になってたから。ちょうど子供も……なんか同じようなあの時代の設定やから、見ていて楽しいじゃないですか。携帯電話もないし、黒電話やし。で、なんか今やったら絶対にセリフの中で全部カットするような、要は「男はこうだから」とか、「女はこうだから」みたいなのもたくさん出てくるし。なおかつ設定が4姉妹、すごく仲良くて。要は集まった理由がちょっと年老いてきた、これからおじいちゃんになっていくお父さんがお母さんと暮らしてんねんけど。4姉妹はそれぞれに独立してんねんけど。お父さん、どうやら愛人がいてるらしい。その愛人に子供いてる。4姉妹からすると「えっ、子供いてんの? 私たちに弟、いてんの?」みたいな話を集まってしゃべって。そこから物語が始まっていくんですけど。
和田勉版とほぼセリフは同じ
(東野幸治)それでNetflixの是枝さんのを見たんですけど、ほぼたぶんセリフ、まんま。和田勉さんのやつと一緒でした。NHKのやつと。あえてそうしてるのかな? 俺の大好きな一番最初の鏡餅のシーン。4姉妹が誰かの家に集まって。1月半ばぐらいにお正月の鏡餅。上にみかんのある鏡餅が割れて。それをみんながなんかハンマーとか金槌みたいなのを持って割って。それを割りながら「ヒビが入っている。なんか思い出すんだよね、このヒビを見たら」「え、何?」「冬のお母さんのかかと」みたいな。それがまんま出ていて。
で、その後に言うたらちっちゃく鏡餅を粉々にして、揚げて、お菓子にして食べるみたいなシーンもまんまあったからたぶん対比もできるし、めちゃくちゃ面白いと思うし。まだ2話しか見てませんけれども。宮沢りえさんと尾野真千子さんのやり合いもいいし。蒼井優さんも、先ほど紹介した山ちゃんの奥さんとは思えない、ちゃんとした芝居してました。本当に……うーん。山里亮太のどこを好きになったんだろうなと改めて不思議に思いましたけども。
で、広瀬すずさんね。是枝さん作品から女優として開花した……まだあの頃は中学生、高校生ぐらいでしたけど、立派な大人になりまして。成長している広瀬すずさんも是枝さんはどのように思ったんでしょうか? ぜひぜひ皆さん、Netflixで『阿修羅のごとく』、始まっておりますんで。よかったら見てほしいなとは思っておりますけど。
以前、東野さんがホンモノラジオで熱弁していた『阿修羅のごとく』、Netflix版が公開されたんですね。東野さんも納得する出来栄えのようで、なかなか面白そうです。『阿修羅のごとく』が大好きだという爆笑問題・太田さんもそのうち、ラジオで話してくれるかな? その前にNetflix版『阿修羅のごとく』、チェックしておきたいと思います。
Netflix『阿修羅のごとく』
#宮沢りえ x #尾野真千子 x #蒼井優 x #広瀬すず
Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』
四姉妹に加えて贅沢な顔ぶれが一堂に会する、メイン予告を公開🥀原作 #向田邦子
監督 #是枝裕和
企画プロデュース #八木康夫1月9日より独占配信🔥@Suzu_Mg @hkoreeda pic.twitter.com/4EhGsuR6ST
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) December 16, 2024