東野幸治さんが2023年3月3日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で芸歴15年以上の芸人の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』のノックアウトステージトーナメントの組み合わせが決定したことについてトーク。芸歴5年目以内の超若手芸人の賞レースも発表される中、吉本興業の今後のお笑い賞レース戦略を話していました。
(東野幸治)そして『THE SECOND~漫才トーナメント~』っていうのがノックアウトステージトーナメントが決定して。133組から32組。それが決まったっていうことで。僕は見てないんですけども、現場マネージャーのかしこくんはそれぞれ、マネージャーとか代表がくじを引いてトーナメントが決まるっていうのを配信していたみたいで。やっぱりお笑いファンの皆さんはまた、これはこれで盛り上がるし。どんな戦いや、みたいな感じで盛り上がってきてるんで、よかったなとは思いますけれども。
しましまんず、ダイノジはは敗退という悲しい結論になっちゃいました。頑張ってほしいし。で、そういう風に言っていたらネットニュースで今度は5年以内の人のコンクールもあるんでしょう?ってなってくるともうどんどん、これはあれですよね。ファッション雑誌ですよね。
ファッション雑誌と同じ構造
事務所問わず芸歴5年目以内の新たな賞レース「UNDER5 AWARD」開催決定(コメントあり)https://t.co/hu7TxJUPgH pic.twitter.com/Lu1bhxDJPS
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) March 1, 2023
(東野幸治)要は女性のティーン雑誌、10代の子が買います。興味があって。それで大学入ったら大学生向けのを買います。大学卒業したら、20代半ばから後半の雑誌があります。それを卒業したら30代。そろそろ結婚かなっていう、またファッション雑誌がある。次は40代。結婚して子育てしている。でも自分のファッション、最近手抜きしてるけども、まだまだ私は女を諦めてませんみたいな40代。で、50代、60代、70代ってありますけど。これと全く同じやり方で吉本、儲けていくよね?
いや、本当にこれ、ようできている。「賢っ!」って思って。ほんまに。だってこれ、『課長島耕作』じゃないですかから。『課長島耕作』がヒット。『部長島耕作』『取締役島耕作』『社長島耕作』『会長島耕作』。ほんで、最初のヤング島耕作とか。大学時代の島耕作っていう(笑)。いや、全部島耕作や!(笑)。だからこれが吉本のフォーマットっていうか。お笑いコンテストのパックで。「安くて私ら、全部やりまっせ」っていう。
「劇場も、サンパチマイクも、その照明とか音声とかスタッフもいますし。それを足しますからトータルの見積もり、これぐらいでコンテスト。松竹梅ありますけど、どれがよろしいですか?」みたいなのができる商売ですから。これ、だから5年目までの大会ができる。15年目までのM-1でしょう? で、今、16年以上のこの『THE SECOND』がこれからやる。
次の賞レース展開
(東野幸治)ってなってくると、考えられるのは次は15年以上のキングオブコントをやるんですよ。キングオブコントがちょっと分かれるのか。若手のコント大会と、中堅のコント大会。で、もう1個が何でしょうか? 50とか60ぐらいの、我々世代のティーアップ軍団の世代で最後コンテスト。ほんで、あとあれですよ思い出した。今やっている大学生のM-1みたいなのもやっているし。ほんで、なんかハイスクール漫才みたいなのも吉本がやってるし。
高校、大学、5年目、15年、30年とやってるでしょう? いや、あっぱれなもんやなと思って。いや本当、吉本さんには喧嘩できませんってつくづく思った(笑)。
(渡辺あつむ)まだ?(笑)。吉本ナンバー5?
(東野幸治)いや、自称よ(笑)。自称吉本ナンバー5。でもほんまのナンバー5やったら、大崎会長が出した本、届くはずやで?(笑)。全然届いてない(笑)。なんにも届いてない(笑)。
(渡辺あつむ)あれ? ファミリーちゃうんですか?
(東野幸治)ファミリーやないのかもわかりませんけども。というのも考えながら、ちょっと皆さんもね、『THE SECOND』、おすすめの32組の中から選んでいただいて応援したりすんのもなんか楽しいのかなと。ゴールデンウィーク、5月まで楽しめるんじゃないかなとはちょっと思っております。
組み合わせ抽選会の生配信を
ご覧いただきましてありがとうございました??ノックアウトステージ進出者32組の
組み合わせが決まりました?‼️どのコンビが勝ち上がっていくのかお楽しみに??#ザセカンド#ザセカンド抽選会 pic.twitter.com/Dcrb37C95N
— THE SECOND【公式】ザセカンド (@thesecond_cx) February 28, 2023
<書き起こしおわり>