安住紳一郎さんが2024年12月1日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でこれまで番組で何度も使用してきた「思い出のキャラメル」というフレーズについて、改めて説明していました。
この日のメッセージテーマを「思い出のキャラメル」に設定した安住さん。かつてあった記憶の中で何かもう一度、しがんでみたい、そんな甘みの出る思い出のことを「キャラメル」と呼んでいる安住さん。
これまでに番組で何度も思い出のキャラメル話をしていたため、細かく説明をしなくても大丈夫かと思っていたようですが、リアルなお菓子のキャラメルの思い出メッセージが多数寄せられたため、「説明不足で申し訳ございませんでした」と謝罪。その上で「思い出のキャラメル」というワードについて、改めて説明していました。
「思い出のキャラメル」について改めて説明
(安住紳一郎)私たちは自分の楽しい思い出を「キャラメル」って呼んだりしたんで。大人になると褒められないんでね。かつてあったいい思い出をもう一度、反芻してっていうところは、ありませんか? どうですかね? 中澤さんはあんまりね、過去にとらわれないっていう結構、ドライな生き方されてるんで、キャラメル少なめですっていう。あまり舐めてるの、見たことないんですが。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)まあ現在進行形でね、いろいろ調子がいいっていう方はいいのかもしれませんが。小さい時はね、本当に生まれただけでみんなが喜んだし。立っただけで、歩いただけで褒めそやされて。「かわいい、かわいい。お利口さんだ。将来が楽しみだ」と声をかけられたものですけどもね。
大人になると、やっぱり褒められることなどついぞなくなり。心にしまってあるキャラメルをしがまないと、人生の甘みを感じることがない。どうでしょうかね? 会社の仲間とか、隣のおじさんとか、学校のクラスメート……社会に良くされた経験があればね、社会を恨まないっていうところもあると思いますが。
なんとなく、誰かの悪口ばかり言って過ごしている1日みたいな日も自分にもあるので。かつて、自分が味わった優しい記憶・経験をね、もう一度と。キャラメルで甘みを出してっていうところはあるのかもしれません。またね、他の人がそのキャラメルを舐めてる瞬間もまあ半分、気持ち悪いなと思いますけれどもね。「羨ましいな、いいな」っていう気持ちになりますよね。
大人になると人から褒められることが大幅に減ってしまうため、これまでに自分が経験してきた中で甘みを感じるような優しい記憶や経験を思い出し、自己肯定感を高めていくというのが安住さんの言う「思い出のキャラメル」というものです。
以前、リスナーから届いた高校時代、プールで出会った1学年上の女性との思い出メールを読んで「この思い出、7000円くらいで譲ってほしいわ。これはいいわ! 思い出としてはA5ランクだね!」などと興奮気味に話していた安住さん。日曜天国ファンは安住さんから「キャラメル」というワードが出ると「来た!」とぶち上がってしまうようになっているはずです。
今回の日曜天国でもリスナーからいい感じの思い出キャラメルメールが届いており、安住さんも楽しそうでした。ぜひ放送の音源をチェックしてみてくださいね!