安住紳一郎 はじめて国道122号線を「ワンツーツー」と言う時の地方出身者の興奮を語る

安住紳一郎 Omoinotake福島智朗を激推しすると決めたきっかけを語る 安住紳一郎の日曜天国
スポンサーリンク
スポンサーリンク

安住紳一郎さんが2025年2月23日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でリスナーからの「国道122号線、北本通りをワンツーツーをはじめて言う機会があり、興奮した」というメールを紹介しつつ、地方出身者がワンツーツーやニイヨンロクなどと言う際に感じる興奮を話していました。

(安住紳一郎)「はじめて◯◯した話」。続いては荒川区の女性の方。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「昭和49年生まれです」。ありがとうございます。私が2番目に好きな昭和49年生まれ。「私にはずっと言ってみたい言葉がありました。それは『ワンツーツー』です。何年か前、番組のコーナーで旦那さんがタクシーで道を説明するのに国道122号線をワンツーツーと言っていたのを聞いて、地方出身の奥様がびっくりしたという話がありました」。ありましたね。

(中澤有美子)ありましたね。

(安住紳一郎)ワンツーツー。私も王子の方に住んでた時があるんで、よく言ってましたよ。北本通り。西巣鴨から王子、赤羽、川口、蓮田、館林、桐生、日光の方まで行くのかな? 122号。中澤さん、知らないですよね?

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)そう。都心の方から王子の方に行く人は結構、北本通りって言ったり、122号、ワンツーツーって言ったりしますが。「私も地方出身で今は仕事場に車で通勤していて、明治通りから環七に入るのに国道122号、北本通りを少しの間、走ります。そんなある日、この番組で先ほどのワンツーツーのエピソードが紹介されました。初めは『へえ、そうなんだ』くらいでピンと来ていませんでしたが、場所の説明を聞いて『うちの近所だな。ああ、北本通りのことか』と気がつきました。翌日、確認すると看板にはたしかに122号線と書いてあります。俄然、私もワンツーツーと言ってみたくなりました。が、なかなかチャンスは訪れず、せいぜい自分1人で運転しながら『ワンツーツー、入ります」と独り言を言うくらい。

しかし、突然その日はやってきました。家の修理をお願いした工務店のおじさまが少しだけ遅れて到着。『いやー、今日はなんだか道が混んでいていつもの倍くらい時間がかかっちゃって。もう少し早く来るはずだったのに、すいませんね』とのこと。『そうですか。急ぎませんので大丈夫ですよ』と答えるとおじさんが『埼玉の方からワンツーツーをずっと来るんですけどね。今日はやたら混んでて』『えっ……ワンツーツー、来た! 急に来た!』と私の胸は高鳴ります。

なんとか平静を装って『ワンツーツー、混んでましたか? それはそれは』と言った私の声は明らかにうわずっていました。『なんでこの人、満面の笑みなんだろう?』と変に思われたかもしれませんがおじさま続けて『そう。ワンツーツーをずっと行くとうちなんですけどね。あそこが混んじゃうと、もうどうしようもないんですね』『ワンツーツー。そうですか、ワンツーツー』と乱れ飛ぶワンツーツーの応酬。ああ、大満足! 念願の私が初めてワンツーツーと言った話でした」。ありがとうございます。

(中澤有美子)うわー、羨ましい!

(安住紳一郎)わかるな。私も地方出身だからなんかちょっと、都内の道路とかをね、慣れた感じで言うっていうのがやっぱり興奮するんだよね。許してほしいわー。あの、ほら。青山からね、神奈川の方に行く246号のことは皆さん、なんて言いますか?

(中澤有美子)ニイヨンロクって言いますよ。

(安住紳一郎)ニイヨンロクって。あれ、ちょっと言う時に少しさ、地元感というかさ、慣れた感じで気持ちいいから言うんでしょう?

(中澤有美子)えっ、そうなの?(笑)。

(安住紳一郎)便利だから言うのか?

(中澤有美子)気がついた時には言ってた感じがします。

(安住紳一郎)ああ、それはね、元々関東で生まれた人のおごりだと思うよ?

(中澤有美子)「おごり」?(笑)。

(安住紳一郎)別にあなた方が偉いわけじゃないからね。

(中澤有美子)思ってないよ!(笑)。

関東で生まれた人のおごり

(安住紳一郎)生まれた場所が関東だったっていうだけだからね。本当に……人は直らないから。おごりだよ、それは。18とかさ、20歳とかで関東に出てきた人がさ、246号をはじめてニイヨンロクって言う時にはさ、そこそこの緊張と興奮の中で言ってると思うんだよ。人の気持ちのわからない人たちだな(笑)。まあ、そこまでやれることはないけどね(笑)。「なんだよ、お前? 偉そうに」っていう話だけど。でも、ほら。自分がさ、違う土地に行ってさ、そしてはじめて地元の人たちが通称で呼んでることを言う時とかはね、そこそこの緊張をするだろうし。

(中澤有美子)すごいわかります。私もそれ、やったことある。

(安住紳一郎)長野にね、就職されていたから。

(中澤有美子)はい。「今日、権堂で飲むの?」って言った時に……。

(安住紳一郎)なんですか?

(中澤有美子)権堂っていう商店街があって。そこが夜の街なんですけど。それが自然に出た時の自分、酔いしれました(笑)。

(安住紳一郎)そうでしょう? 権堂でね。「長野電鉄、行くの?」みたいなのをね、「長電で行くの?」みたいな。

(中澤有美子)「歩きで?」みたいなね。

(安住紳一郎)そうですよね。水戸街道も123号だから「ワンツースリー」って言ったりね、するみたいですけども。あと、ほら。国道1号はね、「イチコク」って言ったりするし。道の名前ってそうですよね。私も地方出身だからね、ちょっとあえてワンツーツーとか言っちゃったりとか。「ああ、ニイヨンロク、出てください」って。

(中澤有美子)表情、よかったです(笑)。

(安住紳一郎)ああ、よかった? で、あえてなんだろうな? その東京感の強い住所とかを言う時とか、なるべく大きな声ではっきりと自慢げに言うよね。「あ、隼町」とか。かっこいいよね? 隼町とかさ。そうそうそう。

(中澤有美子)えっ、どこに?(笑)。

東京感の強い住所は大きな声ではっきり、自慢げに言う

(安住紳一郎)「246からの隼町。で、一番町の方。うん、あの皇居の手前。内堀通り左、じゃなくてそのもうひとつ前、左なんだな」なんて言って。何を言っちゃってるんだか。「そうそう。最高裁判所のところだよ」なんて。「最高裁判所」なんて言えるんだよね。嬉しい。そうそうそう。「ああ、議事堂の手前。首相官邸まで行かない。そこの前」なんて。「旧通産省上ね。今、経済産業省だけど」なんて……。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)本当に……器が小さい。アホか。なにしに生まれてきたんだか。お恥ずかしい。ごめんなさい! 三連休だからさ。楽しくね。楽しくやってみよう。ねえ。そうそうそう。「安住ってバカだな!」っていうね、その一言をお待ちしています。たくさんのメッセージ、お待ちしています!

ワンツーツーとかニイヨンロクとかって呼ぶと、一気に地元感が出ていいですよね。知らないとなにを言っているのか全然わからないあたりがナイスです。関東出身でも最初に言う時はちょっと緊張しますけど、地方出身の方だともっと緊張するんでしょう。その反動で言えた時の興奮もひとしおということなんじゃないでしょうか。リスナーさんもナイスハッスルでした!

安住紳一郎 国道122号線=ワンツーツーを語る
安住紳一郎さんが2022年9月4日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で国道122号線のことを「ワンツーツー」という風に呼ぶことについて話していました。

安住紳一郎の日曜天国 2025年2月23日放送分

タイトルとURLをコピーしました