ニセ明(星野源)のお悩み相談「将来の選択を間違えないか、不安」(17歳)

ニセ明(星野源)のお悩み相談「接客業で作り笑顔をしすぎて私生活でうまく笑えません」(24歳) 星野源のオールナイトニッポン

ニセ明(星野源)さんが2024年5月28日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからのお悩み・質問に回答。「人生のわかれ目の選択を間違えたらと思うと怖い。将来の夢は自分の理想を追っていいのか、不安だ」という17歳、高校3年生の方のお悩みについて話していました。

(ニセ明)続いて。東京都17歳、Radio Name「そこらへんにいる佐藤」。なんていいRadio Nameなんだ! これ、Radio Nameだけでねぶり棒だよね。あ、違う! 割り箸だよね。フハハハハハハハハッ! そうだった! ニセはねぶり棒のことを「割り箸」って言うんだった……(笑)。素敵な割り箸をプレゼント。はい。そんなわけでね、いいRadio Nameです。

「僕は今、高校3年生です。将来のことを考えると心がずっしりと重くなり、毎日モヤがかかっているような感覚になります。『ここが人生のわかれ目なのは間違いない。ここで踏み間違えたらどうしよう? 一生、もしあの時……がつきまとうのではないか?』と、とにかく怖いです。ニセさんに相談なのですが、将来の夢は職業に対してではなく、こうなっていたらいいなという理想像に対しても使っていいんでしょうか? この職業に就きたいという夢はまだ見つけられていませんが、理想像は今、抱いています。ですが理想像頼りにこの先、頑張っても闇雲になるんじゃないかという思いがあり、不安でしょうがないです。ニセさんからのアドバイスをお聞きしたいです」。この子、すごいんじゃない?

理想像があるなら、大丈夫

(ニセ明)「こうなっていたらいいな」という理想像があるんでしょう? その理想像ない人、山ほどいるよ? だから、大丈夫です。「大丈夫です」っていうか、夢って職業じゃないから。「将来の夢は?」はだいたいね、それは小学校の時の文集とかで「宇宙飛行士です」とか「YouTuberです」とか「サッカー選手です」とかいろいろあると思うけど。あのね、職業じゃないのよ、全然。ニセのね、イマジナリーフレンドの星野源が……アハハハハハハハハッ! ちょっと今、自分で言っていて面白くなっちゃった(笑)。「星野源」がイマジナリーフレンドって、ちょっと面白いなー(笑)。ニセじゃなくて(笑)

そうね。それにニセのイマジナリーフレンドの星野源高原くんがね、文集にね、将来なりたい職業に「柄本明さん」って書いていたんだよ。それはだから、職業じゃないじゃん? 「役者さん」とかじゃなくて「柄本明さん」って書いてるから。それはなんか「あんな人になりたい」っていうことじゃん? それで全然いいですし。あと理想像があるなら、それがたとえば誰かとかじゃなくても。それで基本、夢に向かっていくのは闇雲です。もちろん、理由をつけてとか。あと、しっかり計画を立てて夢へと近づいていく人も、もちろんいるし。世の中にはきっとそういうことを実現するための本とかもいっぱい出てると思う。「こういう風にするとコスパがいい」とか「タイパがいい」とかっていうのはいっぱいあると思うけど。

とにかく闇雲なイマジナリーフレンド・星野源

(ニセ明)そのニセのイマジナリーフレンドの星野くんはね、とにかく闇雲なんで。「もうこれを始めちゃったから、これしかやらないや」ってなって、ずっと続けているっていうだけなので。なので、それでもね、まだ17歳っていうのもあるんで、気づけるポイントがいっぱいあるし。あと「ここが人生のわかれ目なのは間違いない」って書いてあるけど、これから先、わかれ目なんてクソほど出てくるから。あと、そこらへんにいる佐藤にはちょっと嫌かもしれないけど。それは、毎秒です。わかれ目wラあ。人生のわかれ目、毎秒です。だからそう思うと「もう考えてもしょうがない」ってなるでしょう? 「毎秒」って思うともう「ああーっ!」ってなるから。「もう考えなくていいわ」ってなるんでね。はい。以上でぇす。

<書き起こしおわり>

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