渡辺志保 Duke Deuce来日と千葉雄喜『チーム友達メンフィスRemix』披露を語る

渡辺志保 Duke Deuce来日と千葉雄喜『チーム友達メンフィスRemix』披露を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2024年4月8日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でメンフィスのラッパーDuke Deuceが来日。イベント『Trap Sushi』で千葉雄喜さんを招いて『チーム友達メンフィスRemix』などを披露したことについて話していました。

(渡辺志保)先週の木曜日、4月4日にですね、『Trap Sushi』というイベントに行ってまいりました。六本木のR3ラウンジ。R2とR3があって、そのR2の地下にR3っていうクラブがあるんですけど。R2はちょこちょこ、何年か前から遊びには行ってたんですけど。その下のR3は初めて行ったんですけど、めちゃめちゃナイスな箱でした。で、『Trap Sushi』っていうのもアトランタで開催されているイベントの名前なんですよね。日本の、特にアニメとかカートゥーンのカルチャーをリスペクトしてくださっている方たち、有志による日本とアトランタのカルチャーを繋ぐみたいな趣のパーティーでして。それがアトランタで開催されているんだけど今回、初めて日本・東京で開催されるという運びででして。そこになんと、メンフィス出身で今はアトランタを拠点に活動しているデューク・デュースが来るということで。もう喜び勇んで私、平日ですけれども。R3に足を運びまして、めちゃくちゃ楽しかったですね。

で、日本からも何組かアーティストがパフォーマンスしていらっしゃいまして。うち1人がフィメールラッパーのCharluちゃん。あともう1人、7ちゃんも参加していて。かつ、DJとして同じくアトランタのビートメーカーのビッグ・パピートが参加したんですけど。7ちゃんのライブセットはバックDJがパピートで。7ちゃん feat. パピートみたいな感じの非常にエクスクルーシブなパフォーマンスになっていて、すごく楽しかったですね。デューク・デュースも本当、素晴らしかったし。

かつ、今のデューク・デュースといえばって感じなんですけれども。サプライズゲストとして千葉雄喜さんと千葉雄喜さんのお友達も何人かワーッといらっしゃって。それでみんなで『チーム友達』の、たぶんちゃんとまだリリースされてはいないがメンフィスRemix的な。そのデューク・デュースがバースをキックしているリミックスバージョンを1曲、パフォーマンスしてて。めちゃくちゃ盛り上がってましたね。で、『チーム友達』……もちろん、そのデューク・デュースの諸作も本当にめちゃめちゃ楽しかったし。やっぱり『Crunk Ain’t Dead』を最後にやってたんだけど。「私はこれを聞きに来たんだよな!」私という気持ちでめっちゃ盛り上がったんだけど。

(渡辺志保)私、『チーム友達』を千葉雄喜さんご本人が生でライブしてるの初めて見たんだけど。まあ盛り上がるのは当たり前なんだけど。みんなが笑顔なんですよね。その、ステージ上にいる人もそうだけど、お客さんもみんな笑顔で『チーム友達』を合唱して。「契り」「契ろう」っていうのをね、連呼してて。こんなみんなが笑顔でフルで合唱できる日本語ラップのヒット曲って、これまでかつてあっただろうか? みたいな。なんかちょっと感慨深い気持ちでそのパフォーマンスを拝見しておりました。

みんな笑顔で『チーム友達』

で、イベントにZOT on the WAVEくんとか、あとは初めてお会いしたんですけどHomunculu$さん。あと、Lil’YukichiことCherry Brownくんとか、そうそうたるメンバーも遊びに来てて。あと7ちゃんと同じ地元のtofuくんとかもいて。あと、めっちゃ久しぶりに会う方とかもいたし。めちゃくちゃ楽しかったですね。で、木曜日にライブして、金曜日には千葉雄喜さんが新宿のZEROTOKYOでやっていたライブにもデューク・デュースさんが1曲、サプライズで出たんだけど。その翌日の土曜日の昼間にちょっとインタビューさせてもらう機会を頂戴いたしまして。

で、無理くり……急に無理くり私がヤナタケさんにお願いして。ヤナタケさんにいろいろ、機材のセッティングとかをしていただきまして。土曜の真っ昼間にインタビューをちょっとさせていただきましたので。しかるべきタイミングで公開したいなという風に思っております。非常に貴重な体験となりましたし。やっぱり最近、1OAKとかにラッパーの方がちょっと遊びがてらというか、来日して。ちょっとライブパフォーマンスするってことはあるけれども。その他の日本のクラブでかつ、サウスのラッパーが来てライブするってなかなかなかったなと思って。

で、私もちょっとデューク・デュースさんに聞きたかった、たとえば文化の盗用的な話であるとか。あと、そうね。彼もミュージックビデオでよく踊ってるし。『チーム友達』のミュージックビデオにもフィーチャーされてるけど。メンフィスジュークっていう種類のダンスのステップというか、ダンスの種類があるんですけれども。そういう話を聞いたりとか。あとはクランクの定義について彼に伺ったりとかね。なかなかちょっと興味深いお話を伺うことができまして、私もすごい興奮しちゃって。かつ、めっちゃ緊張しちゃったんですけど。ちょっとその内容はどこかでですね、ぜひ皆様にも聞いてほしいなという風に思っております。というわけで本当に改めて『Trap Sushi』の皆さんとデューク・デュースのチームの皆さん、ヤナタケさん、本当ありがとうございましたという感じです。

(DJ YANATAKE)いえいえ。僕もその後、急遽焼き鳥屋さんに連れて行くっていうミッションが……(笑)。

(渡辺志保)そう。「腹が減っている」っつってて。で、「何がいいかな?」って考えたんですけども。やっぱりチキンは世界共通というか。アメリカのラッパーもチキンが好きだから。「焼き鳥なんてどうですか?」「いいね!」ってなって。「ただ、私はちょっと一緒に行けないんだよね」って言って。それでヤナタケさんと、あとインタビューを見学に来てくれていたDJのバンビちゃんっていう女の子がいるんすけど。なんと、一緒に……。

(DJ YANATAKE)で、その彼の人間性がうかがえるエピソードが1個、あって。時間的にね、あんまり……ほら、ランチとかで閉まっちゃうとかさ。結構、店探すのを我々、苦労したじゃないですか。

(渡辺志保)そうですね。ちょっとおやつぐらいの時間だったんですよね。

Duke Deuceを渋谷・鳥竹にアテンド

(DJ YANATAKE)そう。それで渋谷の鳥竹っていうスーパークラシックな、めちゃ昔からある、もう煙もくもくの、お店の中も決して綺麗とは言えないようなところなんだけども。でも、味は渋谷一美味しいみたいな。で、そこに行って。人気店だから並んでたのね。で、最初は志保、「お店に連れていってくれればいいですよ」って言ってたじゃないですか。でも、そこに並びながら「あれ? ここ、イングリッシュメニューねえじゃん。ここにマネージャーとデューク・デュースの2人を突っ込んだだけじゃダメだな」と思って。

で、並びながら他のイングリッシュメニューがありそうなお店に電話して席も取ろうと思ったんだけど。「いや、待て。ここが一番いいんだろう? 俺はここで食べてみたい」とか言って。「わかった」っつって。でも本当にさ、体も大きいからさ、普通のテーブル席で俺も含めてみんな窮屈な感じで座ったんだけど。まあ最初、つくねも美味しく食べてたんだけども。普通の焼き鳥……あれはモモなのかな? が、お気に召したみたいで。やっぱりタレがすごい好きみたいで。でも、すごいトライする人だったね。

(渡辺志保)素晴らしいね!

(DJ YANATAKE)っていうかね、全部食べちゃった。出てきたものを。それで「トライする人なんだ」って思ったから鰻に初挑戦してもらって。「これ、高いんだよ」っつって(笑)。そしたら最初は「ええっ?」って言っていたんだけども、2人とも一串全部食べていたんで。

(渡辺志保)すごい! なんかマネージャーさんに「焼き鳥、どうだった?」ってDMしたら「鰻まで食べちゃったよ。うまかった!」みたいな。でも、彼らはアメリカの南部だとナマズを食べる習慣があるから。

(DJ YANATAKE)それ、バンビちゃんも言っていたね。

(渡辺志保)そうそう。なんか食感はね、たぶんそんな遠くないんじゃないかなって勝手にそう思いますね。

(DJ YANATAKE)なので、結構楽しかったですよ。よかったです。

(渡辺志保)よかった。いや、本当すいません。もうそんなこんなで非常に充実の週末を過ごしました。私はデューク・デュースさんのインタビューの後に一旦、家に帰って。その後、ZEN-LA-ROCKとジョニーウォーカーさんプレゼンツのトークショーっていうのが今度は渋谷横丁であって。そこでもZEN-LA-ROCKさんがね、いろんなバージョン違いの『チーム友達』リミックスを3回かけて。それで渋谷横丁の一体感たるや……という感じのトークショーになりまして。それで昨日は昨日でちょっとお花見を楽しむような余裕もあり……というような充実した週末を過ごしたわけなんですけれども。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました