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渡辺志保『星野源のおんがくこうろん』ミッシー・エリオット回を振り返る

渡辺志保『星野源のおんがくこうろん』ミッシー・エリオット回を振り返る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2022年12月12日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中で『星野源のおんがくこうろん』ミッシー・エリオット回を振り返っていました。

(渡辺志保)で、夜9時までに帰ろうと思って新幹線を手配したんですけど。なぜ夜9時に帰りたかったかというと、僭越ながら私も声の出演をさせていただきました『星野源のおんがくこうろん』。シーズン2の第6回がオンエアされるということで、9時に滑り込むように自宅に帰ったわけなんですけれども。前週の『INSIDE OUT』のオープニングでも話した通り、取り上げたのはミッシー・エリオット。『INSIDE OUT』をお聞きの方はですね、そもそもミッシー・エリオット、みんな知ってるよねっていう前提で今からお話したと思うんですけれども。

で、先週もお話した通り、「ミッシー・エリオットをやるんで出演いただけますか?」っていう連絡いただいた時には本当にもう嬉しくて。飛び上がったということを話しましたけれども。まず、その私は今年の2月、3月に放送されたシーズン1の方にもアリー・ウィリスという女性の音楽家を取り上げた回で出演させてもらったわけですけれども。なので、単純にシーズン2でまた2度目の出演依頼いただくっていうこと自体がとっても嬉しかったし。

かつ、取り上げるアーティストがミッシー・エリオットっていうことで。いやー、もうなんか二重にも三重にも喜びが重なったという感じです。で、ぶっちゃけ前回登場した時のアリー・ウィリスに関しては、アリー・ウィリスはすごい有名な、あのアース・ウィンド・アンド・ファイアーの『September』なんかを書いた作曲家の方だけれども。私は、リアルタイムで彼女のファンだったというわけでもないですし。アリー・ウィリスの死語、彼女の名前を知って、どんな方なんだろうと。そして、『おんがくこうろん』の放送があるから、さらにどんな方なのかっていうことを調べて、収録に臨んだわけですよね。

なんですが、ミッシー・エリオットに関しては、もう彼女がファーストアルバムの『Supa Dupa Fly』をリリースしたぐらいから、ほぼ私もリアルタイムで聞いてましたし。ほぼリアルタイムでその彼女の発言であったり、リリックであったり、サウンドそのものであったり。そうしたものにモロに影響を受けてるんですよね。だって聞いた時が本当に15歳とか17歳とか。まあ、だいたいあとは社会人になる手前ぐらいかなっていう感じなんですけれども。

なので、その自分の青春にめちゃくちゃ影響を与えた方について、しゃべってくださいっていう、本当に「私でいいんですか?」と思いながらも、「僭越ながら、私でよければもうガンガンしゃべらせてください! 解説をさせてください!」という、すごいちょっと前のめりな……前回よりもちょっと前のめりな、前傾の姿勢で収録に挑ませていただきました。

(DJ YANATAKE)あ、ヤナタケでございます。もうね、俺のタイムラインでも「見ました!」っていうのを見ましたよ。で、ごめん。俺はね、ちょっとまだ忙しくて見れてないんですけど。すごいね、変わらず大評判でよかったなと思います。もう放送したから、若干のネタバレはいいんだよね?

(渡辺志保)ああ、そうね。

(DJ YANATAKE)どんなことをやる番組なの? ほら、全く今まで見たことない人もいるわけじゃない? 具体的に今回、ミッシーについて、どういうことをしゃべったのかな?って。

(渡辺志保)そうですね。まず、彼女がそれこそこの今、かかっている『Work It』とか『Get Ur Freak On』とかをリリースした時って、なんかちょっと面白いみたいな。で、サウンドもちょっと奇妙奇天烈な、妙ちきりんな、ちょっとおもろみたいな。ちょっと飛び道具みたいな感じだったのではと思うんですよね。日本の……その彼女のクリエイティビティが素晴らしいっていうことはもちろん、根底にはありながらも、そういう奇抜な部分にスポットライト、焦点が当たっていたんじゃないかなという風に思っていて。

奇抜な部分にスポットライトが当たりがち


(渡辺志保)で、これは別に私じゃなくて、プロデューサーの方とか、星野源さんとか、ヨシかいせついんこと高橋芳朗さんと一緒に作り上げた内容なんですけれども。というよりかは、その面白さっていうのももちろんなんだけど、彼女が男性中心のヒップホップ業界でいかに道を切り開いてきたかっていうこと。で、一番最初にミッシーが提供した楽曲も、あのミュージックビデオが流れて。それは蓋開けて見てみたらミッシーのパートを他のライトスキンの痩せてる女性がラップをしていたっていうことが発覚したんですよね。

で、そうしたらエピソードなんかを取り上げつつ、でもミッシーはそこで「なにくそ!」という気持ちでセルフプロデュースだったり、あとは数々のディーヴァたちのプロデュースを手がけていったということも触れつつ。あとはやっぱりその歌詞の力強さみたいなところも触れて。で、ファーストアルバムに収録されてる『Sock It 2 Me』とか、あとはセカンドアルバムの『Da Real World』に収録されてる『She’s A B**ch』っていう曲があって。

で、私はこの『She’s A B**ch』は本当にマジでリアルタイムで何度も何度も聞いて。あのミュージックビデオにも衝撃を受けた曲なんだけど。その『She’s A B**ch』を解説するんですね。『おんがくこうろん』の番組内で。

(DJ YANATAKE)NHKで……難しいね!

Missy Elliott『She’s A B**ch』

(渡辺志保)でも絶対に「ビッチ」なんて言いたくないし。で、しかもわざと過激なことを言って、ちょっと炎上じゃないですけど。その「過激押し」はしたくなかったんですよね。個人的に。「ビッチなんて言ってますよ、すごいですね!」みたいな説明というか、解説は絶対絶対に嫌だったので。いかにそのビッチという言葉を使わずに、その彼女がこの『She’s A B**ch』っていう曲を出した時の斬新さであるとか、発想の転換。この楽曲にどんな意味が込められているのかっていうのを説明するのにちょっと工夫というか、考えなければならない局面というか、いろいろありまして。

ちょっとうまい具合に説明できたのか、それが視聴者の方に伝わっているのかどうかっていうのは私もいまだに不確かなところではあるんですけれども。もし機会があれば、見てくださいっていう感じなんですが。

(DJ YANATAKE)いや、大役。お疲れ様でございます。でもね、ミッシー……俺もまだ見てないからちょっとあれですけど。ミッシーって、先週からいろいろ久しぶりに思い出したけども。やっぱり映像がね、ハイプ・ウィリアムスっていう当時、一世を風靡した映像作家。その映像も込みでの大成功っていうのはあるだろうね。

(渡辺志保)ありますよね。だからその『The Rain』のミュージックビデオとか、それこそ『She’s A B**ch』のミュージックビデオとかも流したし。あとは『Work It』のミュージックビデオも流したし。そういうのもいちいち、「どのタイミングでどの曲を出しますか?」とか、「この曲のどのリリックの部分を抜粋しますか?」っていうのはすごい、何度も何度もやり取りを繰り返して作ったんですよ。

で、もちろん当時の国内盤のCDに歌詞の対訳っていうのは掲載されているわけですけれども。それをちょっとこの『おんがくこうろん』ようにデフォルメするというか、リメイクするというか。それも「ここはお尻が大きいことをもっと強調した方が……」とか。私も「やっぱりここは……」とかいうのを何度も何度もやり取りして。で、これは言ってもいいと思うんですけど。『One Minute Man』っていう曲があるのはヤナタケさんならおわかりだと思うんですけども。

(DJ YANATAKE)はいはいはい。知ってますよ。男にとってはね……(笑)。

(渡辺志保)そうそうそう(笑)。「show me what you got ’Cause I don’t want no one minute man♪」っていうのを「こういう過激な歌詞がありますよ」っていう。で、その『One Minute Man』の「one minute man♪」のところを紹介しようという話もあったんですよ。

(DJ YANATAKE)すごいね! チャレンジングだね(笑)。

Missy Elliott『One Minute Man』

(渡辺志保)でも、それをNHKの番組のチームの方が「情けない男はいらないわ」みたいな感じでたしか最初に訳してくださったんだけど。でも字幕だけ読んでね、その「one minute man」の上に「情けない男はいらない」みたいに書いてあっても、なんでこの「one minute man」が「情けない男」ってなるんだろうか?って、ちょっと混乱するかなと思ったんですよね。で、これもオンラインのミーティングで「でもone minute man……1分の男っていうのは、そういう行為の時に1分しか持たない。『えっ、もう行っちゃったの?』っていう、そこの情けなさが伝わらないとちょっとこの曲のかわからないと思うんですよね……」みたいなやり取りとかもして(笑)。「なのでちょっとこっちの曲の方がいいんじゃないですか?」とか、そういうやり取りをクソ真面目にして。

それでその最後はやっぱり『おんがくこうろん』ってこれから他にもまだ、未発表で。「この人です」というのもあるので、なかなか言えないんですけど。基本的にはアリー・ウィリスとか中村八大先生とか、結構もう既に亡くなった方を取り上げることが多いんですけど。ミッシー・エリオットは今も活躍している。今もご存命でバリバリ音楽業界に貢献している女性。だから今に繋がる話。そして未来に繋がる話もしたいなということで、振り返って「あの曲がヤバかったよね。あの衣装が面白かったよね」だけじゃなくて。今、そして未来にも繋がる功績を残しているんだよっていうことで、たとえばリゾも登場したハリウッドのウォーク・オブ・フェイムの時にミッシーの手形が入って。そこに名前が加わりましたよっていう話であるとか。

で、あとはデュア・リパのリミックスとかにも参加しているとか、そういう話もして最後を締めくくったという感じでして。すごい収録も楽しかったし。30分の番組だけど、90分ぐらい収録しまして。で、私もヨシさんももう止まらなくなっちゃって。でも、すごいよかったですね。

(DJ YANATAKE)大役、ご苦労さまでございました。

(渡辺志保)いやいや、私はもう添え物というか、なんというかね。でもすごい、いい経験になりましたね。はい。(ツイートを読む)「『おんがくこうろん、よかったな。時間が足りなかった感じですよね」ということで。本当にそうで。でも、ぶっちゃけ『おんがくこうろん』って皆さんのね、音楽を聞く耳を田おこししましょうっていうのが星野源さんが最初にお話してたモットーであって。私はなんとなく自分の中で元々ミッシーを好きだった人とか、ミッシー・エリオットマニアみたいな方にももちろん見てほしいけれども。どちらかというと、「今まで全然そんな人の名前、聞いたことも見たこともありませんでした」みたいな方に伝えたいなという風にも思いましたので。

もちろんね、リアルタイムでミッシーをずっと聞いてたとか、ティンバランドのサウンドを聞いてましたという方が見ても面白い内容になっていると思いますので。それで今、YouTubeで未公開トークの部分も公開されていて。そこではティンバランドのことも番組では触れたんですけども。ミッシーとティンバーランドって、バージニア州出身で。そこにはテディ・ライリーのスタジオがそこにあったんですよね。で、その同じスタジオにザ・ネプチューンズとして活躍するファレルとチャドの2人もいたとか、そういう話。ちょっとマニアックな話もしてるので。そちらもあわせてぜひお楽しみください、みたいな感じです。

『おんがくこうろん』ミッシー・エリオット未公開トーク

(DJ YANATAKE)なるほど。また、再放送とかやるんだよね? 音楽関係ってああいうのには、残せなさそうだもんね? TVer的なのには。

(渡辺志保)そうね。そのへんはちょっと、アーカイブ云々の問題があるかと思うんですけど。今、たぶんNHKプラスで見逃し配信をやっています。

(DJ YANATAKE)じゃあ、見る手段はあるそうなので、見逃した人はぜひ。

(渡辺志保)チェックしていただきたいという感じですね。

<書き起こしおわり>

渡辺志保『星野源のおんがくこうろん』ミッシー・エリオット回を語る
渡辺志保さんが2022年12月5日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中で自身がかいせついんとして出演した『星野源のおんがくこうろん』シーズン2、ミッシー・エリオット回について話していました。
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