渡辺志保 カーディ・Bのバーニー・サンダース応援ビデオ参加を語る

渡辺志保 カーディ・Bのバーニー・サンダース応援ビデオ参加を語る MUSIC GARAGE:ROOM 101

渡辺志保さんがbayfm『MUSIC GARAGE:ROOM 101』の中でカーディ・Bが2020年の大統領選挙出馬を表明した民主党のバーニー・サンダース候補の応援ビデオに参加した件について話していました。

(渡辺志保)今週のカルチャートピック。今日、ご紹介したい話題はカーディ・B、大統領選挙候補者バーニー・サンダースの応援ビデオに登場というトピックです。先ほども辰巳JUNKさんとのお話の中で「トランプが……」とか「オバマが……」とか。そして「もし次の大統領にバーニー・サンダースがなったら……」みたいな話もちょっと出ましたけども。カーディ・Bがなんと大統領選挙候補者のバーニー・サンダースの応援ビデオに出演したということで。

まず、このバーニー・サンダースさんってどんな人なの?っていう感じなんですが。これは民主社会主義者というものを自認しておりまして。格差の是正や国民皆保険制度の実現、あとは教育支援制度の充実とかLGBTや少数民族などマイノリティーの方への権利保護などを訴えている候補者の方です。で、2016年の前回の大統領選挙では民主党の大統領候補の選挙でヒラリー・クリントンに敗れた。ただ、その時の選挙でかなり若者……ジェネレーションZとかね、呼ばれるような層の支持を集めておりまして。彼は選挙資金もネット上のクラウドファンディングを活用して多くの資金を集めたというような候補者でした。

というわけで、結構ラッパーからの支持なんかももともと厚い候補者なんですよね。有名なところだと、アトランタのラッパーのキラー・マイクという方がいますけども。キラー・マイクに関しては非常に熱烈なバーニー・サンダース支持者として2016年もいろいろと活躍していまして。あとは同じくアトランタのラッパー、リル・ヨッティとかもバーニー・サンダース支持を表明しておりました。で、今回、バーニー・サンダースが2020年の大統領選挙に立候補するという風に発表したんですけども。

私もちょっと前にアメリカに滞在しておりまして。その時にちょうど民主党候補たちのディベートが行われた時にアメリカにいて。で、CNNとかを昼間、つけていても「今夜のディベートまであと○時間」みたいな、そういうカウントダウンが1日中行われておりまして。その選挙前……2020年だから1年後っていうことになるんですけども。本当に準備期間がとにかく熱いなっていうのを感じましたね。

で、たまに私もアメリカに行く時にたまたま選挙期間とか選挙の準備期間に行くこともあるんですけども。やっぱりその前準備というか助走期間にめちゃめちゃ盛り上がっている。で、それが大人だけじゃなくて若年層も含めて非常に盛り上がっている感じを強く受けまして。それを毎回、「いいな」と思うところなんですよね。で、今回のバーニー・サンダースの件なんですけども。

カーディ・Bと一緒にビデオを撮ったんですが、そのロケーションも結構面白くて。デトロイトにあります黒人の方が経営されているネイルサロンで行われたそうです。

デトロイトのネイルサロンで撮影

で、ちなみに前回の選挙の時にキラー・マイクとビデオも撮っているんですが。キラー・マイクは実はアトランタで床屋を経営していまして。前回はキラー・マイクと一緒にキラー・マイクの床屋で撮影をした。で、今回はデトロイトのネイルサロンでカーディ・Bと一緒に撮影をしたということで。こういうところもなんか、若者に寄り添うというか、身近な感じが出るじゃないですか。

会議室とかで一緒に話すよりかはネイルサロンとかで話す方がより候補者を身近に感じることができるということで。こういったところもバーニー・サンダースのいいところかなと思いますし。今回、カーディ・Bとは学生の奨学金ローンがアメリカでは非常に大きな問題になっていますので。そういった問題とか。あとは最低賃金の引き上げとか、そういった問題について話し合ったそうです。というわけで、これからいろいろと選挙戦が盛り上がっていくと思うんですけども、そこにどういう風にポップカルチャーやユースカルチャー、あとはヒップホップカルチャーが密接にかかわっていくのか、ちょっとウォッチをしていきたいなと思っております。というわけで、ここでカーディ・Bのこの1曲をお届けしましょう。Cardi B, Bad Bunny & J Balvin『I Like it』。

Cardi B, Bad Bunny & J Balvin『I Like it』

<書き起こしおわり>

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