相席スタート山添 鮫洲運転免許試験場のブチギレ試験官との戦いを語る

相席スタート山添 鮫洲運転免許試験場のブチギレ試験官との戦いを語る サクラバシ919

(中略)

(山添寛)メールです。千葉県の方。「僕はどんな理不尽な怒られ方をしても、反抗できずにストレスを溜めたまま従ってしまうタイプの人間なので、ブチギレて帰ることのできる山添さんが羨ましいです」。いや、これはでもね、大人の行動ではないよ。本当に。うーん。実際、迷惑かけてるからね。でも……腹立ったね! 「なんで企画やねん!」まで思ったからね。企画じゃなかったら思う存分、言えたのに。

続いて。「鮫洲の教官ですが、マヂラブの村上さんもオールナイトニッポン0で『すごい人がいた』とお話されていました。また、そこでランジャタイの国崎さんもその教官と関わっていたらしく、あの国崎さんですら『あいつ、やばい』と言っていたと話していました。山添さん、今回ばかりは同情します」。いや、これね、俺の方が筆記試験、村上さんより先やったんですよ。で、村上さんが受ける前に一瞬、会える機会あったから。

あ、ちゃう。LINEで言ったんかな? 電話したんやったっけな? 村上さんに1個、忠告を入れといたんですよ。「1人、マジでやばい人がいる」って。教官の話ね。「1人、やばいやつがいるんで。マジで。角刈りのやばいおっさん、います。そいつだけ、気をつけてください」っつって。まさか当たるわけないと思ったけど。結局、村上さんもそいつに当たったらしくて。「やばい」言うてたね。1人、やばいから気をつけて。

続いて。ラジオネーム「鮫洲の教官」(笑)。「ああん? 『カイジ』の班長? 俺、そんなもん見てないんだよ。そんなたとえ、勝手にすんなよ!」(笑)。聞くなや! なあ、鮫洲の教官! はよ寝ろ、お前! 朝早くから筆記試験とかで仕事、あんねんから。早う寝てくれ! ここで1曲、聞いていただきましょう。梅田サイファーで『OSAKA ANZEN UNTEN』。

梅田サイファー『OSAKA ANZEN UNTEN』

(山添寛)続いて。群馬県「鮫洲の教官」。「ああん? 大阪安全運転? お前はまず、受付だろ! 勝手に音楽流してるんじゃねえ!」(笑)。嫌いや、こいつ……もう、お前と会いたないねん! 合わへんねん、こっちは! 俺と免許の更新まで関わるな! それでこいつ、群馬出身かよ? 群馬でやれ! ああ、会いたくない……。

いやね、そのままだからスタッフさんに電話して。「すみません。腹立って、ちょっと試験を受けずに出てきちゃいました」っつって。「ええっ? ちょっと、とりあえずそちらに向かいます」って言って。スタッフさん、すぐ戻ってきてくれて。話をしてね。「こうこう、こういう目に遭いまして。俺もちょっと腹が立って、試験を受けずに出てきちゃいました」って言って。そしたら「ああ、そうでしたか。じゃあ、どうされます? この後、午後の部があって。1日2回、筆記試験があるので午後の部があるんですけど。そちら、受ける時間があったら受けていただいてもいいですし。別日でもこちらは大丈夫ですけども?」って言ってくれはって。もちろん申し訳ないし。全然、午後の部に行ける時間があったから。「じゃあ、午後の部を受ます」って言って。

でも、その空き時間が3時間半とかあるのよ。「じゃあ、それの時間に合わせてまた、ここ集合になるんですけど。いいですか?」「ああ、もちろんです。こちらのせいですみません」「じゃあ、そちらで行きましょう」ってなって、1回ばらしになって。もう俺、鮫洲の試験場から1回、放たれてさ。本当、3時間ちょいぐらい、喫茶店とか入りながら時間をつぶして。ほんでまた問題集を開いてさ。次、もう落ちるわけにいかんしさ。これ以上、迷惑をかけるわけには……でも問題集を開いて、赤文字のところを赤い下敷きで隠しておさらいをしようと思うんやけど……その下敷き越しに教官の顔が出てくんねん。「あのクソボケ!」って。全然、問題が入ってけえへんのよね。

「あなたは左折ラインを直進しています。教官が……」みたいな。勝手に「教官」を入れてまうのよ。問題に。もう全然、集中できへんわって思って。ゆっくりコーヒーとか飲みながら、なんだかんだで3時間、経ち。また戻って、しっかりね、受付を済ましに行くんですけど。なんとか会うわんように。鬼教官にも、そしてあの手下にも会わんようにしようと思って。「あいつ、あそこにおるわ。じゃあ違う列に並ぼう」とかって受付を済ませて。またたっぷり時間持ったまま、次は受付の指定された席っていうのもいただいたので、教室に入って、そこの席に陣取り、荷物を置いて。おトイレも行き、準備万端でね。もう本当に粗相がないように、試験の時間を待ってたんですよ。

で、5分前ぐらいなって「よし、絶対に一発で受かるぞ。落ち着け、落ち着け。これも試験なんだ」って自分に言い聞かせてね。「あの人が嫌なやつやったとかではなくて、これも試験の一環なんだ。しかもこれは仕事なんだ。落ち着け。感情を鎮めよう。クールに、クールに……」ってしてたの。そしたらカツカツカツカツッて試験官の人が入ってきたら……同じやつやん。なんでなん? メシ、食いに行けや! 朝、頑張ったんやしよ。なんで2ステあんねん、あいつ? 「こいつ、2ステかい!」ってなって。で、俺、途中で帰ったし。俺のこと、わかってんねん。パッて見て。「ああ、こいつ、午後も受けに来てる」って顔をしてて。で、「フンッ!」みたいな顔をしてんねん。で、なんかちょっとチェックしとったわ。「受付は済ませてんのかな? うん。この書類、受付の席にあいつ、座っているから受付はちゃんと済ませてるな?」みたいな感じで。

2ステ目のブチギレ試験官

そしたらね、筆記試験の説明に入って。それは「記号で答える問題があります」とか。「ここはブロックで何問正解して……っていう問題のところです」みたいな試験の説明と。それから「自分の名前と机の番号とか、試験表の番号を書いてください」みたいな。そういう説明もあって。そしたら、試験を受けに来ている中に海外の方がいらっしゃって。日本語が……たぶんスラスラスラッて説明しはるから。たぶん1回では、わからへんのよね。自分の氏名を書くところがあって、生年月日のところをチェックして。で、自分の試験表の番号もチェックするということなのよ。自分で手書きで番号を書くんじゃなくて、自分でチェックをすることで試験の番号になるみたいなことやったりしたから。その説明を受けてるんやけど。

それをたぶん、1回で理解できへん方もそれはいはるのよ。海外の方も試験場に結構いたから。そしたらなんか、まだ記号にチェックできてへんことをその教官がわかったみたいで。(強い口調で)「いや、だからそれ、違う! だからこっち! 自分の試験表の番号をそこに書いて!っつってんだよ!」って。でも、その日本語がもう早すぎてわからへんって顔してはるのよ。(強い口調で)「だから! その試験の番号、何番? そこを記号で! 書いたらいいんだろ! それを言ってんの!」って。そう言うけども。その怒ってる時の口調やと余計にその日本語は海外の人に伝わらへんから。「っつってんだろ!」とかていうのは、習わへんから。向こうはもうずっと不安そうな顔で。「どういうことですか?」っていう表情で、のぞき込むのよ。

そしたら、そのわからへんことに教官もより一層、腹が立つから。(強い口調で)「ここを丸する! ねっ! これ、この番号! 試験の番号でしょう? これを丸する、丸する!」って。(強い口調で)「ほんまにこいつ、高圧的やな……」と思って。それで俺、1個ね、こいつへの対処法をね、その時に編み出したのよ。

高圧的な試験官への対処法を編み出す

(山添寛)なんか思い出してん。吉本のNSCって一昔前、卒業した1年目の芸人がスタッフとして講師の人と一緒に授業に入るのよ。で、1年目のスタッフってどういうことか?っていうと、講師のサポートと、あとはもうめちゃくちゃ大人数、吉本のNSCに生徒が入ってくるのね。で、「先にお金を全部もらってるから、やめさせてええからね。礼儀とか、ルールを守れへんようなやつは怒って、やめさせてええから」っていう教えがあって。これ、昔の話ですよ?

で、もう目を光らせて。ちょっとでもルール違反したら「お前、それ違うぞ!」ってきつめに、しっかり怒るみたいな風潮があったの。それを思い出してね。「この教官、もしかしてこいつ、1年目か? おいおい。去年卒業したところちゃうんか? この動き……こんな見た目で、1年目のスタッフかい? メンタル削りの役割、担っとったんかい」って思ったら、なんかかわいく見えてきて。「そんなんでは、やられへんぞ?」という強い精神力になったんですよ。僕は。「なるほど。はいはい。そういうところからもう、試験は始まってるってことね? 強めに説教をして。で、なんか焦らせて、思ってる以上の点数が出ない。それで『はい、落ちました』って……そんな風にはいかんぞ?」と思って落ち着かせて試験に臨んだところ、思いのほか、全部わかって。試験の合格の点数までわからんかったけど、なんとか一発で筆記試験を通過することができて。

<書き起こしおわり>

マヂカルラブリー村上 鮫洲運転免許試験場のブチギレ係員を語る
マヂカルラブリー村上さんが2023年11月2日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で運転免許取得のために鮫洲運転免許試験場に行った際の模様を紹介。適性試験担当の係員のあまりにも横柄でブチギレた態度に驚いたという話をしていました。
ランジャタイ国崎 運転免許試験場の超高圧的な係員を語る
ランジャタイ国崎さんが2023年11月17日放送のTBSラジオ『らじおっつ』の中で原付の運転免許のために訪れた運転免許試験場で尋常じゃないほど高圧的な係員に出会った際の模様を話していました。
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