松野泰己さんと坂口博信さんが2024年2月26日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのkosokoso放送局』の中でファイナルファンタジー14の魅力について話していました。
(鳥嶋和彦)FFで一番好きなナンバリングは?
(松野泰己)それもまた、難しいことを言いますね。FFはやっぱりシステムなのか、ストーリーなのかっていうところで。だから、システム側になっちゃうんですよ。それで4で出てきたアクティブタイムバトルは僕、非常に傑作だと思ってるので。いまだにあのバトルは優れてるなと思うんです。やっぱり、そういう意味ではバトル的に4のアクティブタイムバトルが最初に出てきたのが。完成度という意味ではもちろん、後半の作品の方が上だとは思うんですけども。インパクトって意味では4のアクティブタイムバトルが好きです。それで、お話ですか? 難しいな……(笑)。お話はね、どうなのかな? うーん。どうなんですかね? まあ、今のところは14が一番好きかな?
(坂口博信)14は参加してますからね。
(松野泰己)まあ、僕が参加してるところは除いたとしても、やっぱりよくできてるなと思いますね。特に漆黒以降は今、非常に人気が高くて。王道のストーリーになってるんですよ。それ以前はもうちょっと、民族間の争いがあったり。結構ギスギス感があったりするんですけど。それも僕は好きなんですけども。そこはそこで。ただ、世界的にユーザーにウケているのはやっぱりその漆黒以降だったりするので。そういう意味では今のはすごくよくできてるなと思いますね。伏線の張り方といい、回収の仕方といい。
(鳥嶋和彦)時間があったら遊んでみたいとも思うんだけどさ。坂口さんのハマり方を見てるとさ、人生の1/3は費やせないからさ(笑)。
(坂口博信)最初に僕に100万をポンッと渡してはめたのは、こいつですからね。
(松野泰己)今なら大した金額じゃないって、わかりますよね?
いきなり100万ギル、ポンと渡してはめた
(坂口博信)わかるけど。当時はもう……「マツ、お金がないんだよ。テレポするたびに3000とか取られると俺、もうつらいのよ」って言ったら「ああ、これ、あげますよ」って。その時に「金なら俺、困らないっしょ」ぐらいに思ってましたもんね。
(松野泰己)あの時、だって5000万ぐらい持ってたんで。100万ぐらいなんか大したことないですよ。
(堀井雄二)すごいね(笑)。
(鳥嶋和彦)100万あると、いろんなことができるわけね。
(坂口博信)そう。まず困らないっていう……初期は困るんですよ。
(鳥嶋和彦)RPGはみんなそうだよ。厳しいね。
(坂口博信)テレポートするたびに……それで時々、できなくなっちゃう。もうどうしようもなくなって、手詰まりになるんですよ。
(堀井雄二)そういう風に1回、ズルできると楽しくなるよね(笑)。
(松野泰己)まあ、チートですよね(笑)。
(堀井雄二)俺もゼルダのティアキン、そうだったもん。アイテムを無限増殖できたから、すげえハマったの(笑)。
(坂口博信)堀井さん、そんなことばっかりじゃん。FFもだってさ、改造するやつをやってたでしょ?
(堀井雄二)使ったね。自由にできて楽しいよ(笑)。
(坂口博信)そんなことばっかりやっているから……(笑)。
(松野泰己)バグ感覚ですよね。
(堀井雄二)そうそう。
(松野泰己)堀井さん、自分のお作りになられたドラゴンクエストをチートなしで発売した後に、プレイとか、されたりします?
(堀井雄二)商品化されると、あんまりしないね。その前にやたらと、テストプレイで延々とやっているんで。
(松野泰己)そうですよね。わかります、わかります。
(坂口博信)1回、でもなんかそういう放送企画とか、あるじゃないですか。振り返って、堀井さん本人がたとえばドラクエ5を遊んでみよう、みたいな。
(堀井雄二)あれは1シーンだけだから。クリアまではしないから。
(鳥嶋和彦)なるほどね。
(松野泰己)徹夜されてやるのはさすがに難しいんじゃないですか? もう。
(坂口博信)でも堀井さんだったら僕、1000万渡しますよ?
(一同)アハハハハハハハハッ!
(坂口博信)なんだったら1億だって渡しますよ?(笑)。
(堀井雄二)新しいの、買えちゃう?
(坂口博信)なんでも買えますよ(笑)。
ラジオでゲーム実況プレイ企画
(Naz Chris)でも、坂口さん。あれですよ。この番組の企画で「1回、実況プレイをオールでやってみようか」みたいな話とか、あるんですよ。ここにゲームを持ってきて。ラジオでずっと音声だけで。
(坂口博信)ああ、実況プレイをラジオでやるんですか? おお、面白いですね。
(堀井雄二)じゃあ、セリフもちゃんと読むんだね。
(Naz Chris)はい。
(鳥嶋和彦)そうか。読まなきゃ、わかんないか。
(Naz Chris)でもYouTube生配信で、画面だけをYouTubeで出してもいいけど。両方、聞いて、見てね、みたいな。
(堀井雄二)ラジオでゲーム実況は新しいよね。
(Naz Chris)だいぶ新しいですよ(笑)。
(鳥嶋和彦)「ぱふぱふ」とか読まなきゃいけないね(笑)。
(Naz Chris)そうですね(笑)。
(松野泰己)ドラゴンクエスト2の発売に合わせて……発売した後かな? 鴻上尚史さんのオールナイトニッポンで特集を2時間、やった時に堀井さんがゲストで出演されたんですけど。ラジオドラマが本当によくできていて。まだアニメとかもやっていない時代ですよ? 古谷徹さんの声でやっていて。「ベギラマ!」とか、いろいろあるんですけど。「ああ、やばい。ダメージを受けた!」っていう時に仲間が回復をするじゃないですか。その時に「ありがとう!」って言うんですよ。この「ありがとう!」っていうのがすごく新鮮で。
(鳥嶋和彦)ああー、なるほどね!
(松野泰己)その仲間に対して「ありがとう!」って言うのがすごく新鮮だったんですよ。当時は。
(鳥嶋和彦)それにグッと来たわけね?
(松野泰己)グッと来ました。「わかる! 仲間とのプレイって、そうだよね。これがパーティープレイだよね」って思って。
(鳥嶋和彦)いい話だ(笑)。
(松野泰己)だってパーティープレイっつったって、1人で操作をするわけじゃないですか。だけど、実際に本当にいたら勇者が「ありがとう」って言うわけじゃないですか。それがオンラインゲームですよ。
(坂口博信)まあ、そういうことだよね。
(松野泰己)ケアルをかけてくれたら「ありがとう!」って感じじゃないですか。
(坂口博信)そうだね。僕はもう、回復するたびに「僕のケアルは1億」っていうメッセージを流しながら回復するけどね。
(松野泰己)やだなー(笑)。
「僕のケアルは1億」(坂口)
(坂口博信)だからみんなが「もういいっすよ。やめてくださいよ、回復をするの」みたいな(笑)。
(中略)
(Naz Chris)FFX14を延々とやり続けられる、その14の魅力って松野さんから見るとどんなところですか?
(松野泰己)あんまり延々とはやってないんで、あれなんですけど。
(坂口博信)最近、麻雀ばっかりやっていますからね。
(鳥嶋和彦)延々とやっているのはこの方ですからね(笑)。
(坂口博信)いや、まだ2年ですよ(笑)。
(Naz Chris)でも、そういう方、いっぱいいますよ。「14、ずっとやってます」みたいな。
(松野泰己)なんでしょうね? あの中でね、ATMとか使えたらいいですよね。僕はそう思っていて。そこにマイナンバーも入っていて。役所の書類も早くやってくれとか、思いますけどね。
(鳥嶋和彦)で、さっきの坂口さんがカッパになってコケたイベントも、3倍の応募率?
(坂口博信)3倍ぐらい、いったと思うんですけど。
(鳥嶋和彦)どれぐらい集めたっつってたっけ?
(松野泰己)1回で3万3000人ですね。だから、倍で6万ですよ。
(坂口博信)たぶん10万人近くが応募して……もしかしたら、もうちょっと多いかもしれないですけども。
(鳥嶋和彦)そこにコミュニケーションを取るために来るわけだから。
(Naz Chris)すごいですよね。それぐら……私の周りでもいっぱいいるんで。「14、ずっとやってます」みたいな。
オンラインの中で過ごす時間は濃厚
(鳥嶋和彦)やっぱりオンラインの中で過ごしている時間って、濃厚なんだね。
(坂口博信)集まった人間がみんな、やってるんだという安心感だよね。
(松野泰己)コミュニティーに属することができるっていうことですよね。
(坂口博信)そういうことですね。もう本当に巨大なコミュニティー。あの安心感だよね。結局はね。
(堀井雄二)結構時間、使っているよね。すごい時間だよね。
(坂口博信)まあそれぞれ、それなりに使ってると思いますよね。まあ、だいたいあのファンフェスに来る時点で、ある程度ハマっている人たちですから。
(鳥嶋和彦)無料招待じゃなくて、入場料を払うんだもんね。
<書き起こしおわり>