Red Eyeさんと渡辺志保さんが2024年2月25日放送のTOKYO FM『The Classic』の中で『チーム友達』で活動を再開した千葉雄喜さんについて話していました。
(渡辺志保)そして17歳、愛媛県のリスナーの方からのお便りです。「Red Eyeさん、渡辺志保さん、こんばんは。最近、レゲエやラップに興味を持ち始め、前回初めてラジオを傾聴させていただきました。そこで質問させていただきたいのですが、Red Eyeさんがおすすめする、最初に触れておくべきであるアーティストさんなどはいますでしょうか?」という質問ですけども。
(Red Eye)それはまず、Red Eyeに触れてくれたら……(笑)。
(渡辺志保)本当だね(笑)。間違いない!
(Red Eye)掘りあさってくれたら……(笑)。
(渡辺志保)でもさ、Red Eyeくんもやっぱり22歳という若さで、アルバムをもう何枚も出していらっしゃいますし。あとさ、私が思うヒップホップのいいところって、客演。フィーチャリングアーティストもたくさんいるわけじゃないですか。だからRed Eyeくんのアルバムを聞いても、そこにたとえばAKLOっていうラッパーが参加しているとか。J-REXXXっていうレゲエDeejayの方が参加しているとか。やっぱりそこが起点になって、いろんなアーティストを知ることができるので。Red Eyeだけとはもちろん言わないですけど。Red Eyeさえ聞いておけば、みたいなね。
(Red Eye)結構、いろんなあれもあるかなと。逆に志保さんはなんか、ありますか?
(渡辺志保)そうですね。結構、いろんな方にそういうすすめとか、聞かれることは多いんですけれども。ついこの間、元々はKOHHという名前で活動していたけど。千葉雄喜という風に名前を改めて『チーム友達』っていう曲をリリースした伝説のラッパーがいらっしゃいまして。私は昔から……本当にデビューする、しないぐらいの時から彼のことを知っていて。一番最初に出した『YELLOW T△PE』っていうミックステープ、ミックスCDっていうのが当時、あったんですけど。そのリリースパーティーをやらせてもらったりしてたんですね。
で、何度もインタビューとかもさせてもらって。なので本当に定期的に、一時期はリリースのたびにインタビューさせてもらっていたっていうことがあって。で、いよいよやっと千葉雄喜として『チーム友達』をリリースして。「めっちゃ最高じゃん!」って思ってたんだけど。でも「あれ? ちょっと待てよ?」って思って。私の世代とかは、彼の成長を見守ってきた感があるけど。それこそRed Eyeくんと同世代のファンであるとか。Red Eyeくんをきっかけにヒップホップを聞き始めました、みたいな若い世代のリスナーにとってはさ、たぶん千葉雄喜も、元々の名前のKOHHもさ、今まで知らなかった世界になるじゃないですか。
(Red Eye)そうですね。世代で言えば、あの人も出てくるのがめちゃくちゃ早かったじゃないですか。なので27、8ぐらいの世代の人たちがKOHHさんの世代の人で。僕たちの世代だと、ちょっと知ってる人はいるんだけど……逆に僕も「ああ、知らない人、いるんだ」ぐらいで。
(渡辺志保)そうだよね。その事実にハッとして。「うわっ、時間の流れって、すごっ!」みたいな感じで。だからそれこそさ、Red Eyeくんもさ、『CBD(Remix)』で一緒にやってるじゃないですか。その時もめちゃめちゃびっくりしましたし。
KOHH『CBD(Remix) feat. Red Eye, D.O』
(渡辺志保)だから、これから千葉雄喜としてどんどん活躍していくと思うんですけれども。その千葉雄喜の前にね、KOHHという名前で活躍していて。やっぱりKOHHくんの活躍とか、KOHHくんが成し遂げたことって当時、本当にすごかったの。だからもし、まだ聞いたことがないという方にはぜひお届けしたいなと思って、この曲を選びました。というわけで「最初に触れておくべき」ということでこの曲を紹介したいと思います。KOHH『貧乏なんて気にしない』。
KOHH『貧乏なんて気にしない』
<書き起こしおわり>