大島育宙と西川あやの オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドームを語る

高田文夫と松本明子『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』を振り返る 文化放送

大島育宙さんと西川あやのさんが2024年2月20日放送の文化放送『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』の中で『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』について話していました。

(西川あやの)先日の日曜日、東京ドームで大きなイベントがあったっていうことで。

(大島育宙)出た!

(西川あやの)大島さん……(笑)。

(大島育宙)あ、言っていいですか? た、た、他局ですけど?

(西川あやの)なんか服、着てるんだもん(笑)。

(大島育宙)リトルトゥースTシャツを着てきていますけども。

(西川あやの)後ろ、見てくださいよ?

(バービー)あっ! 「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」って書いてある(笑)。

(西川あやの)ラスタカラーで書いてある(笑)。

(大島育宙)ああ、後ろに書いてあるんだ。そうか。今日、着てくるものがなくて着てきたんですけど。

オードリー・東京ドームTシャツで文化放送へ

(バービー)これ、やるなら教えてよ。やるならやるって!

(大島育宙)めちゃくちゃみんな、言ってました(笑)。

(バービー)本当? 私、トレンドに入ってるのを見て「えっ、終わったの?」って思って。みんな、言ってよ!

(大島育宙)しかもリアルタイムのライブビューイングと生配信はあるけど、アーカイブがないっていうね。

(西川あやの)後からは見られないっていうね。

(大島育宙)徹底ぶりでしたからね。これはね。

(バービー)「どうせ後からDVDとか、出るでしょ?」って、そういうことにはならないんですか?

(大島育宙)どうだろうな?

(西川あやの)結構、カメラワークがすごかったですからね。

(バービー)西川さんも見たの?

(西川あやの)はい(笑)。

(バービー)ちょっと! 言ってよ!

(大島育宙)しかも現地で(笑)。現地組2人(笑)。

(西川あやの)ユニフォーム、着てくればよかったかな。今日?

(大島育宙)さすがにね、文化放送の内部の人間はダメでしょう?(笑)。

(バービー)なんでそんなにみんな、行ってるんですか? すごいみんな、行ってますね。

(西川あやの)5万人が行ってたからね。

(大島育宙)そう。で、なんかライブビューイングも含めると16万人が同時に見ていたらしいですよ。

(バービー)で、どうだった? 楽しかったですか?

(大島育宙)楽しかった!

(バービー)いいなー!

(大島育宙)小学校?(笑)。小学校の教室?(笑)。

(西川あやの)なんか普段のリスナーも楽しめるんだけど、ちょこちょこ聞くようなライトユーザー向けの説明みたいなのもちゃんとされていて、すごいなと思って。

(大島育宙)僕が一番面白かったって言ったらこれ、ちょっと裏の見方になっちゃうんですけど。ビトタケシさんっていう、オードリーさんが下積み時代を過ごしたキサラっていうね、新宿のものまねのショーパブがありますよね。そこでビトタケシさんっていう、ビートたけしさんのものまね芸人の方がいて。その人、オードリーのオールナイトニッポンを15年やってますけど、初期から「死んでもやめんじゃねえぞ」っていうコーナーだとか、あとは「お世話になっていた」みたいな話とかもやっていて。だから長期のリスナーは結構知ってるし。

で、そのコーナー自体は今もあるからビトタケシさんの匂い自体は番組にずっとあるんですけど。ニッポン放送のアナウンサーの東島さんっていう方が「世界的なスターが駆けつけてくれました!」って言って。で、その客席にビトタケシさんが映画『首』の時のたけしさん……ヒデヨシの鎧を着た格好でいるんですよ。それでみんな「おおおーっ!」みたいになっているんですけども。たぶんね、3割ぐらいの人は本物のビートたけしさんだと思っていたんじゃないかな?って。

3割ぐらいの人はビトタケシをビートたけしだと思っていた?

(西川あやの)で、ちゃんと名前もビトタケシじゃなくて「ビートたけし」って出していて。で、その後に、そういうくだりが何回かあるんですけども。ニッチローさんとか、出るんですけども。

(大島育宙)ニッチローさんも「イチロー」って書いてあってね。

(西川あやの)で、その最初がビートたけしさんだから、信じちゃいますよね。あれ。

(大島育宙)そう。周りにいた結構、新規っぽいリスナーの人たちはね、「えっ、ええっ?」とか言っていて。「いやいや、絶対にビトさんじゃん」って思うんだけど。で、極めつけは松本明子さんが出てきて。そこでは松本明子さんは本物なんですよ。それで「松本明子(本物)」って書いてあって(笑)。

(バービー)アッコさんも度々、話で出てきて?

(大島育宙)そうですね。ゲストで来たり、いろいろとやっていて。文脈が多くてね。わかってる人、わかってない人とか多々、いらっしゃる中で。それで最後の30分の漫才が本当にすごかったっすね。

(西川あやの)オードリーのお二人の漫才で。そこも結構、今までのラジオでしゃべってきたようなこともちゃんとはらんでいて。

(大島育宙)そう。もう、芸術。

(バービー)へー!

(西川あやの)私、やっぱりなんかいろんなね、見た目の面白さとか。ちょっとライブみたいな時間とかもあるんですけど。最初、「東京ドームでラジオ、やります」って若林さんがおっしゃって。その普段のオードリーの2人のラジオのやり方。春日さんのフリートーク、若林さんのフリートークってやっていた中で、ドーム用にネタとかも仕込んでいて。そこのね、面白さがやっぱり改めてすごいなと思って。だって、東京ドームでやる企画じゃないじゃないですか。本当は。

(大島育宙)ねえ。ただ、しゃべってるだけですからね。基本的には。

(西川あやの)今までのラジオを踏襲しながら。

(大島育宙)だけど、でも目の前で起こってた方がちょっと面白いな、みたいなことが仕込まれますしね。これ、ネットニュースとかになっていたからいいと思うんですけども。若林さんが実はUber Eatsの配達員をやっていたっていう話をしていて。エッセイに書くような話をトークでしっかりしてたんですけど。その若林さんが登場するところでドーム全体を1周、自転車で移動するっていうのをやっていて。で、これまでも「ドームに向けて体力作りのために自転車で運動している」みたいな話をラジオでも繰り返し、していたんですよね。みたいなところが……「ああ、さっきチャリ、乗ってたしな」みたいな。若林さんがチャリに乗ってる画をみんな、見てるから。だから若林さんがUber Eatsをやってるのもすごく目に浮かぶみたいなのもあるし。春日さんも昔、2人が学生時代の時に通っていたけど、今はなくなっちゃった中華料理屋さんの思い出の味みたいなのがあって。で、それを若林さんのために再現して、作った料理を持ってくるっていう。

(西川あやの)で、そこでその料理を実食してっていう。

(大島育宙)みたいな。ラジオで聞いたのを頭だけで想像するのもいいけど、目の前でやってると結構、倍ぐらい面白いなって。ラジオでしたよね。

(西川あやの)ラジオでした。

(大島育宙)すごいラジオだった。

東京ドームでしっかりラジオをやっていた

(西川あやの)で、冒頭でそれやるのもすごいなと思ったし。でも、ここまで準備してきた感じというか。あの日だけで終わるものじゃないんだなっていうところに、ちょっと胸を打たれましたね。ラジオって本来、そういうもんじゃないですか。放送は一瞬だけど、そこに向けてみんな、スタッフの人が打ち合わせしていたりとか。演者の人がネタを仕込んでいたりとか。いろんなことがある中での、2時間の生放送とかが世の中にあるわけだから。それを見せられると、可視化されるとこんなに感動するんだと思って。

(大島育宙)たしかになー。文化放送の話に何とか持っていきたいなー(笑)。大竹まことさんは東京ドーム、できないかな?(笑)。

(西川あやの)でもあれはもはや、ラジオ番組のイベントじゃないですよね。オードリーさん、お二人の軌跡というか。芸人さんとしての……みたいなね。

(大島育宙)まあね。でも、大竹さんはできるんじゃないの?

(西川あやの)いや、シティボーイズで舞台とか、やられているから。

(大島育宙)まあまあ、たしかにね。

<書き起こしおわり>

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