エム・リナ 新しい学校のリーダーズと仕掛人・アルファWADAを語る

宇多丸と古川耕 新しい学校のリーダーズの仕掛人・アルファWADAを語る TOKYO M.A.A.D SPIN

エム・リナさんが2024年2月15日配信のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』の中でかつて、自身のレーベルでプロデュースしていたアルファのWADAさんが手掛けた新しい学校のリーダーズについてトーク。リーダーズの初期楽曲の制作やバックDJなども務めていたことなどを話していました。

(KO KIMURA)それで新しい学校のリーダーズの仕掛け人が、盟友の方……お友達とか、そういうので仲良くされていた方で?

(エム・リナ)元々、私がそのKICK THE CAN CREWとかと同時期にプロデュースしていたラップグループ(アルファ)のラッパーだった子(WADA)が、そのラップグループが活動休止になっちゃって。それで「どうやって食っていこう?」ってなった時に、某音楽事務所に本当にね、バイトから入って。そこから頑張って、出世して。今や副社長にまで登りつめて。で、その彼がプロデュースしたのが新しい学校のリーダーズだったんですよね。

(KO KIMURA)じゃあ、そのへんでデビューのきっかけもいろいろ、お手伝いされたりとか?

(エム・リナ)で、リーダーズもデビュー6年目とかなんで。なんか最近、出てきたように見られているんですけど、もう5、6年前からやっていて。で、その元ラッパーの彼から、解散してから久々に連絡が来て。「今度、僕が全部企画とかをやって立ち上げるユニットがあるから、曲をやってくれないか?」って言われて。で、私もそのラップユニットの活動休止後に久々に依頼されたから嬉しくて。なんていうか、元教え子から久々にまた仕事を頼まれた感じで。

(KO KIMURA)はいはい。

元教え子から久々に依頼された仕事

(エム・リナ)で、それが新しい学校のリーダーズで。本人たちにも、もちろんお会いしたんだけど。本当にみんな、めちゃめちゃいい子で。

(KO KIMURA)まだその頃って、みんな中学生ぐらい?

(エム・リナ)メンバーの歳が結構、違っていて。全員同じじゃないんですけど。1人が高校生で、他は中学生だった。だからセーラー服ももうガチのセーラー服で。

(KO KIMURA)じゃあ本当に「新しい学校のリーダーズ」だったんですね。

(エム・リナ)そうなんですよ。で、その時に、まだデビューも決まってなくて。「事務所主導でとりあえずやるから、そのライブの時の曲がほしい」って言われて。で、やっぱり「学校」がコンセプトだったから、学校の、それこそ運動会とかでよく使われる行進曲、あるじゃないですか。「ああいうのをサンプリングして作れないか?」っていうのが依頼で。だから、もう最初からリリースは考えてなかったんですね。とにかく、そのライブの時にインパクトを残せるようなもの。「とにかくライブで名を売っていきたいから、ライブの時用のトラックを作ってくれないか?」って言われて。だから「そういうサンプリング物だから、クリアランス的にリリースはできないけど……」っていうので。でもまあ、私はその元ラッパーの子が私を頼ってくれたのがすごい嬉しくて。「もちろん、やるよ!」って。で、2曲、作ったんですけど。それが『バウンス放課後』っていう曲と『いいこじゃいられない』っていう曲で。YouTubeにはね、残ってます。リーダーズのね。

(KO KIMURA)じゃあ、デビュー当時にそういうのを作られて。

(エム・リナ)デビュー当時はその曲と、あとは私以外にも何人かが作っていて。その5、6曲とかでいろんなフェスとか、そういうところをライブで回って。それでフェスの時とかのバックDJとかも私、何回かやったりしていて。

『バウンス放課後』『いいこじゃいられない』を制作

<書き起こしおわり>

宇多丸と古川耕 新しい学校のリーダーズの仕掛人・アルファWADAを語る
宇多丸さんと古川耕さんが2023年10月27日配信のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』放課後Podcastの中で新しい学校のリーダーズの仕掛人・アルファのWADAさんについて話していました。
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