東野幸治『不適切にもほどがある!』を語る

ナイツ塙 ドラマ『不適切にもほどがある!』初回放送を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2024年2月2日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でドラマ『不適切にもほどがある!』について話していました。

(東野幸治)メールです。「先週から始まった宮藤官九郎さんの脚本の金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』、ご覧になりましたか?」。見ました。リアルタイムでは見てませんけど。なんかすごい評判だったんで、見ました。「1月26日に放送された第1回は冒頭に『この作品には、不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、1986年当時の表現をあえて使用して放送します』とテロップで前置きがありました。主演の阿部サダヲさん演じる主人公が絵に書いたような昭和のおじさんなんですが、このおじさんが1986年と2024年を行き来する話で、当時のファッションや小道具、再現度が高くて、めちゃくちゃ面白いです。

何といっても娘役の河合優実さんが魅力的。80年代の設定なんですが、彼女の山口百恵さんのようなルックスが生きる役どころで、さらにかわいさ倍増です。昭和の無神経さや、令和の息苦しいコンプラのどちらも皮肉っているようで、どちらの時代も経験したホンモノラジオ世代には刺さるんではないでしょうか? 私は第1回を見終わった時点で『これは毎週の楽しみができた』と喜んでいます」っていうことで。見ました、見ました。

娘役の河合優実

(東野幸治)河合優実さんは娘さんで、ちょっとヤンキーなんですよ。なんか、言うたら2024年からやってきたっていうね、男の子。たぶんあれも『毎度おさわがせします』のパロディーみたいなもんですから。家に呼んで。で、阿部サダヲ扮するお父さんが部屋に行って。布団をめくったら2人でなんか……河合優実さんが上になってるっていう。「このシーン、別にいらんやろ?」みたいなな感じなんですけど(笑)。

で、見てたらやっぱりちょっと、引きましたよね。「昔、こんなんやったんや」って。とにかく、めちゃくちゃみんなタバコ吸いよるねん。で、めちゃくちゃ、言うたら阿部サダヲさん、野球部の監督ですけども。ノックでの罵声がすごいし。ウサギ跳び飛ばそうとするしっていうところもありますから。だから懐かしさもあり。「ああ、ええとこ突くな」っていう感じもあるし。で、バスに乗ったりとか、喫茶店のトイレから向こう側に行ったりとか。いろいろね、なぜそういう風にできるのかとか、だんだんとネタばらししながらやっていくっていう感じになるから。ちょっと僕も楽しみにこれから見れるなということで。いい感じの……昭和の懐かしの映像っていうのが流行って。

なおかつ、何かダウンタウンさんが日テレであった昭和のものすごい、今の若い人が見たら引くような映像みたいなやつ。新しい切り口のがあったじゃないですか。で、『水曜日のダウンタウン』でも嘘かほんまかわからない昭和エピソードで嘘を言うっていうのもあって。で、いよいよドラマでもこういう風な切り口ができたんだなっていうドラマでございますから。たしかにホンモノラジオ世代の皆さんには刺さるドラマ。懐かしいドラマだと思うんで。ぜひぜひチェックしてほしいと思います。『不適切にもほどがある!』。「チョメチョメ!」とか言ってましたもんね。番宣で。懐かしいです。

<書き起こしおわり>

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