オードリー若林さんが2024年1月13日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で事務所の後輩、ヤーレンズのM-1 2023での大活躍についてトーク。昨年のネタライブでヤーレンズの仕上がりっぷりを感じていたことなどを話していました。
(若林正恭)ヤーレンズが今日、オールナイトニッポン0で……まあまあ、しゃべれるからな。どうしたって、あれだけ。でも、記録的にはヤーレンズの方が……オードリーとヤーレンズ、M-1で2位っていうのは一緒なんだけど。オードリーは最後のネタ、2本目のネタが2票だったんだよ。でも、ヤーレンズは3票入ってるから、ケイダッシュステージとしてはヤーレンズの方が上っていうか。
(春日俊彰)なるへそ。同じ事務所だけど、優勝との差が我々よりも少ないと。
(若林正恭)リーダーが入れなかったせいで、俺たちの記憶が……で、リーダーが入れてりゃ、ヤーレンズと同じだったんだよ。
(春日俊彰)タイだったのにね。
(若林正恭)俺ら、もう記録を持ってないよ。
事務所のM-1序列でヤーレンズに抜かれた?
(春日俊彰)くぁーっ! ここに来て、それが影響してくるのか。2008年のことだけど。リーダーのせいだなー。
(若林正恭)そうだよ。2008年だもんな。15年前?
(春日俊彰)15年前よ。本当、今の若い人たちなんて知らないよ。
(若林正恭)15年なんて、堂考えても知らないよな。
(春日俊彰)ハタチ前後の人は知らないでしょう? 自分たちが5歳ぐらいの時なんて……。
(若林正恭)いや、わかんないよ。テレビのなにかなんて、わかんないよ。
(春日俊彰)はっきりと覚えてないんじゃない?
(若林正恭)だな。まあ、でもすごいよな。
(春日俊彰)いやいや、すごい。ヤーレンズね、優勝するんじゃないかと思ったもんね。最後の最後まで。
(若林正恭)「ここまで来たら、行ってくれ! ケイダッシュステージから、チャンピオン!」って思ったよな。でも、まだまだ出れるんでしょう? ヤーレンズって。たぶん。あれは、何回も可能性あるタイプの漫才だな。俺らは1回しか出れないタイプの漫才だけどな。俺らなんて、ロケット花火みたいなもんだから。
(春日俊彰)フフフ、そうだね。パーン!って行っちゃったからね。
(若林正恭)ヤーレンズは光り方がしっかりしているからな。
(春日俊彰)そうね。全然、また違うパターンとか、進化もするだろうからね。
(若林正恭)あれ、ネタライブの打ち上げとかさ、なんか楢原とかと近い席だったの? 俺、出井の横だったんだよ。あれは何月? 10月とかだっけ?
(春日俊彰)いや、近くはなかったんだよな。ヤーレンズはいなかったんだよ。こっちはみちおちゃんとか、尾関くんとか、ジャガモンドの映画が詳しい……斉藤くんか。
(若林正恭)いや、あれトム・ブラウンもすごかったじゃん? 敗者復活で。で、あれはネタライブでやっていたじゃん? あのネタでだよ? トム・ブラウン、あのネタでライブが終わった後にさ、みちおと布川の2人にさ、「なんかアドバイスがあったらお願いします」って……あのネタに(笑)。「いや、ねえよ!」っつって(笑)。
(春日俊彰)たしかにね(笑)。
トム・ブラウンにネタのアドバイスを求められる
(若林正恭)「だってもうトム・ブラウンじゃん。真剣な顔で……嘘だろ?言ってくんなよ!」っつって(笑)。「そうっすかねー?」とか言ってきてさ(笑)。
(春日俊彰)なにが聞きたかったんだろうね? アドバイスを求めるなよ(笑)。
(若林正恭)なあ。そんな、こっちだって真剣じゃないわけじゃないよ? わかるでしょう、俺の気持ち。ねえ。
(春日俊彰)あれは「トム・ブラウン」っていうネタだからね。純度の高いさ。
(若林正恭)「そんなの、どうせ聞く気もねえだろう?」っていう(笑)。「いやー、もうちょっとなんとかできたらなって……」「嘘つくなよ!」って話していたのを覚えているな(笑)。
(春日俊彰)そうだね。それはそう言うね(笑)。
(若林正恭)あるよなー。まあ、すごかったよな。ヤーレンズも夏の若手のケイダッシュライブ、草月ホールに見に行ったのよ。すごかったよ、受け方が。
(春日俊彰)やっぱり、それはもう違うっていうね。
(若林正恭)だからこれで俺、ヤーレンズが……毎年、「今年は決勝」とかって言われていたりしたじゃない? 「この受け方で……今のM-1のレベルってマジでどうなっているの?」って思っていたから。ヤーレンズがあれだけの評価を受けていて逆にほっとしたっていうか。「そりゃあこれ、日本で2位だよな」っていうか。すごかったな、草月ホール。自分たちでもあれ、感じていたのかな? ずっと俺、見に行っていたじゃない? 夏、いろんなところのを。だから、いろいろと見ていて……今だから後出しジャンケンになっちゃうけども。「これで毎年準決勝までって……」って思ったね。それが、2位だったよ。
(春日俊彰)あれが落ちるレベルってすごいんだな、みたいなね。
(若林正恭)思っていたよ。「すごいな、今の人たちって」って。
(春日俊彰)うんうん。やっぱり行くもんね。準優勝。
<書き起こしおわり>