博多大吉さんが2023年12月27日配信のTBSラジオ『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』の中でM-1グランプリ2023を振り返り。カベポスターのネタの審査について話していました。
(御舩陽平)続いて、カベポスター。去年、ものすごい大吉先生がド頭で高得点をつけたカベポスターですね。
(博多大吉)なので、なんというかな? これも本当にオンエアーで言った通り、4分には収まりきらないネタなんじゃないかな? たぶん、これ。
(御舩陽平)ストーリーがすごくある、不倫してるであろう校長と音楽の先生のところからの話の流れでしたね。
(博多大吉)あれを……だからおまじないの話から入って、結構早い段階で不倫している。それをゆすっているんだっていうのに入って。で、ずっと同じ展開が続いて。最後の方になんだったっけ? ズッペリだったっけ?
(御舩陽平)「ズッゼリ」。
(博多大吉)ズッゼリ。あのへんで大爆発させるっていうのはすごく上手い構成だなと思うけど。うーん。やっぱりM-1で勝ち上がろうと思ったら、もうちょっといるよね。もうちょっと足すべきやし。
(御舩陽平)ボケ数も?
M-1で勝ち上がるには、もうちょっと必要
(博多大吉)そうやね。やっぱり聞かせる時間が長く感じちゃったかな? なので4分の使い方がM-1用ではなかった気がしたね。なので、もう全部3点。新しさでいうと……だから、新しくないから3点じゃないんだよ? 普通の、今の新しい漫才だから3点。ただ、やっぱり構成力をちょっと落としたかな? もうちょっと、なんか音楽の先生と校長にこだわりすぎた? こだわったから、ズッゼリのあの大爆笑が生まれるんだけど。M-1の舞台だと、ちょっとあれかな? 誰かが「勝ちきるネタではない」って言ってたね? 小朝師匠がおっしゃっていたのかな? あの時は俺、横で聞きながら「小朝師匠、何のことだろう?」って思っていたけど。うん。だんだんわかってきた。
(御舩陽平)ああ、その域に達してきましたか?
(博多大吉)うん。言葉はきついかもしれんけど、可もなく不可もなく漫才やったかな? M-1の舞台で見るとね。悪いところは特にないけど。かといって、決勝ラウンドまで残す漫才か?って言われたら、またちょっと違うかなという。うまいけどね。
(御舩陽平)ねえ。上手だなとは思いました。ストーリー自体が面白いなとは思ったんで。ストーリー自体はもっと長く聞きたいなとは思ったところはありましたけど。
(博多大吉)そうなると、4分では収まらない。やっぱり6分、8分、10分のネタで。いろんなバージョンのおまじないがあって。それで最後、ズッゼリに繋がって完成するネタだと思うけどね。まあまあでも、すごいいい漫才だったとは思うけど。何回も言うけど、今年はM-1を意識して採点させてもらってるので、こんな感じです。
(御舩陽平)なるほど。ありがとうございます。
?M-1グランプリ2023?
決勝ネタ動画を#Lemino で最速公開中!
━━━━━━━━━━━
? #カベポスター ?https://t.co/3E0wGa2z4v
━━━━━━━━━━━#M1 #M1グランプリ pic.twitter.com/xkKokGTqA5— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 24, 2023
<書き起こしおわり>