博多大吉 仙台駅で安倍総理と遭遇・同じ新幹線車両に乗った話

博多大吉 仙台駅で安倍総理と遭遇・同じ新幹線車両に乗った話 たまむすび

博多大吉さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、漫才の公演後に訪れた仙台駅で偶然に安倍総理一行と遭遇し、同じ新幹線のグリーン車の車両の乗った話をしていました。

(博多大吉)あと、この前ね、先週土曜日。仙台で仕事があったんですよ。で、THE MANZAIツアーっていうイベントで、THE MANZAI2014に出たファイナリストたちが中心になった、いわゆる営業の、会館を貸し切って漫才だけやるっていうイベント、仙台公演がありまして。2回公演で、メンバーが僕らと準優勝のトレンディエンジェル。で、アキナ。で、他事務所から馬鹿よ貴方は、三四郎、あと吉本の若手が何組か来てて。言ったらもう、それだけなんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(博多大吉)で、僕の感覚ではちょっとメンバー的にこれ、弱くないかな?っていう。THE MANZAIのファイナリストとはいえ、やっぱほら、フットボールアワーとか、ブラックマヨネーズとか、仙台ならサンドイッチマンとか、そういう方がいた方が、お客さんが入るんじゃないかな?まあでも、会館が小さいのかな?なんて思って行ったところですね、そのステージが、キャパ1000なんですよ。

(赤江珠緒)1000人?

(博多大吉)の、2回公演なんですよ。で、これはマズいと。このメンバーで1000人も入るんかな?と。で、もう、本当にたぶんイベンターの方がチケットを売っていただいたからだと思いますけど、2回とも超満員で。

(赤江珠緒)おっ!素晴らしい。

(博多大吉)いや、だから楽屋でね、始まる前は本当、みんなで会館の席数を聞いて、『まあ、ないな。たぶん2回合わせて1000いけば、御の字じゃない?1回半分ぐらいだけど、がんばろうね』みたいなことを言って、蓋を開けたらどっちも超満員だったから、『俺たちも捨てたもんじゃないな』ってみんなで言いながら、仙台駅に帰っていたんですね。タクシーで。

(赤江珠緒)うん。

(博多大吉)そしたら仙台駅がもうすごい人だかりで。

(赤江珠緒)ほー!

(博多大吉)待て待て待てと。もう我々のお笑いブーム、来てると。我々の出待ち的な人たちが・・・まあ、駅のすぐ近くの会館だったから、こっちに先回りして待ってくれているんじゃないの?と。

(赤江珠緒)はい。

厳重な警備の仙台駅

(博多大吉)で、近づいて行ったら、なんかお巡りさんみたいなのがたくさんいて。『あれ?警備にしては過剰すぎないか?我々の。若手芸人につけるような警備じゃないな』みたいなことを言いながら降りたら、案の定我々じゃないんですね。

(赤江珠緒)えっ、仙台で、誰に?

(博多大吉)たまたま、安倍総理。

(赤江珠緒)ああー!視察に行かれてましたね。

(博多大吉)なんか行かれていて、東京に戻る新幹線に乗る直前やったの。いまから安倍総理が来ます!の時に、ちょうどその、THE MANZAIツアーの・・・

(赤江珠緒)いや、それは先生、ピリピリ感がぜんぜん違うでしょ?(笑)。

(博多大吉)だからみんなで盛大に降り立ってみたけど、みんななんか二度見するぐらいのリアクションしかないの。『あれ?あれあれ?なんか見たことあるけど。私たちの目的はこっちじゃない』みたいな。

(赤江珠緒)はー。

(博多大吉)いやー、すごかったよ。

(赤江珠緒)そうですね。ああいう警備はね。そうか。

(博多大吉)で、新幹線がね、たまたま同じ新幹線。で、たまたま同じ車両だったの、僕ら。

(赤江珠緒)ええっ?えっ、同じ車両に・・・

(博多大吉)このメンバーで言うと、そのTHE MANZAIメンバーで言うと、いやらしい話、グリーン車に乗っているの、僕たちだけ。

(赤江珠緒)ああー!そうかそうか。

(博多大吉)あとはまだまだ。昨日今日の若手だから。あんなもんは自由席、指定席です。

(赤江珠緒)ああ、まあそうですね。キャリア、年数がね、それは。

(博多大吉)だから我々だけ。

(赤江珠緒)でも、総理と同じ車両になるんですか?一般の人も?

(博多大吉)うん。ただ、警備の問題があるから、あんまりどこまで言っていいかわからないですけど。その、もう近づけないっすよ。そりゃ。写メ撮ろうと思っても、もうナシですよ。

(赤江珠緒)えっ?

(博多大吉)何席も、その関係者で固まっているから。

(赤江珠緒)それは先生たちは本当にちゃんとチケットの席を取って?よくほら、あの、以前ね、先生まぎれて、ついて行っちゃったなんて。飲み会の話、あったじゃないですか。

(博多大吉)(笑)。いや、ちゃんと指定席。グリーン車のを持って、○号車の○番の○っていうチケットを持って、私は正式に乗車を。

(赤江珠緒)欽ちゃんについて行っちゃったっていうのがありましたけど。

(博多大吉)ありましたけど。いや、それはさすがに。

(赤江珠緒)ちゃんと席があって。

(博多大吉)ちゃんとやりましたよ。でも、やっぱほら、同じ車両だから、その車両ってやっぱり警備がいちばん頑丈なわけですよ。で、ホームで待っていて、また悪いことに新幹線がちょっと5、6分遅れたんですよ。で、いまの日本の新幹線って何分かおきにガンガン来るから、1個が、たとえば5分遅れたら、結構な人だかりになる時間帯があるじゃないですか。ちょうどまさにその時間帯で、僕らも待っているんですね。

(赤江珠緒)うん。

(博多大吉)で、もちろん安倍総理はまだ出てこないんですけど、SPの人たちが結構ピリピリピリピリしだすんですよ。で、そんな中、ほら。安倍総理を写メ撮ろうとワーッと上がってきた人たちが、どこにもおらん!と。で、探したところ、華丸大吉がいるってなるわけですよ。

(赤江珠緒)はいはい。

(博多大吉)だから僕ら、ものすごい写真撮られるわけですよ。

(赤江珠緒)そうですね。

(博多大吉)それをSPの方たちが怪訝そうな顔で見るっていうね。『さっきから囲まれているこの人たちは誰だろう?』って。

(赤江珠緒)この人たちも一応警備した方がいいんだろうか?みたいな。

(博多大吉)SPの人も、ちょっとなんかしゃべりながら、こっちに近づいて来て。『多分よ。多分やけど、漫才師です』みたいなことを言って、どっかウロウロしてるんでしょうけど。

(赤江珠緒)でもね、その写メで万が一、ファンの方が総理と先生たちを、縦には入らなかったとしても、横の写真で撮ったとしたら、ちょっと合成写真みたいな?(笑)。

(博多大吉)いや、でもね、僕ら本当安倍総理のね、2メートルぐらいは近づけなかったのかな?ずーっと待っている方は警備をされていて。言ったら、このロープから入らないで!の最前列にいる人たちはちゃんと写メも撮れたと思いますけど。途中から見に行ったところで、もう揉みくちゃにされるだけで。

(赤江珠緒)そうですか。

怖い群集心理

(博多大吉)で、やっぱり群集心理って怖いな!と思ったのが、安倍総理が本当、それこそ仙台駅に降り立って、ワーッ!ってなって。もう、いろんなところからフラッシュが光って。

(赤江珠緒)なんか言うんですか?みんな。みんな言うんですか?『安倍総理!』とか。

(博多大吉)もうみんな、『総理!総理!』って。みんな写メ、撮りたがるんよ。

(赤江珠緒)『美しい日本!』と言うんですか?(笑)。

(博多大吉)そういう声は、僕は聞こえなかったですけど。で、そういうかたまり、ウワーッてなると、もうどんどんどんどん集まってくるの。人が。で、若いやつが『なんだなんだ!?』ってなって、ダッシュしてこっちに近づいて来るんですよ。で、僕はもう前に行けないんですよ。止められているから。でも、僕も新幹線に乗らなきゃいけないから、こっからどくわけにもいかない。だから安倍総理、早く向こうに行ってほしいんやけど、安倍さんもたぶん人気あるから。声かけられたら、プーンとはできないじゃない?

(赤江珠緒)まあ、そうですね。

(博多大吉)ある程度、みなさんの握手とかしながら、こう行くから。もうどんどんどんどんギュウギュウになって。で、僕の後ろに来たのが、ソフトクリームを持ったまま、『なんだなんだ!?』って近づいてきた高校生みたいなので。そいつがまた・・・(笑)。『お前、いまソフトクリームに集中しろ!』っていうのに、クリーム持った状態でスマホとか撮り出して。私、肩にソフトクリーム、ベチャ!ですよ。仙台駅で。

(赤江珠緒)へー!

(博多大吉)みんな、だから落ち着きましょう。ああいう時は。

(赤江珠緒)ねえ。でも、珍しい経験でしたね。

<書き起こしおわり>

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