藤波辰爾 大好きなお城を熱く語る

藤波辰爾 大好きなお城を熱く語る たまむすび

藤波辰爾さんがTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。大好きなお城について、赤江珠緒さん、博多大吉さんと熱く語り合っていました。

(博多大吉)それでは、ここでスペシャルゲストの方に登場してもらいましょう。日本人で2人目となるWWE殿堂入りを果たしました、お城好きプロレスラー、藤波辰爾さんでーす!こんにちは!

(赤江珠緒)こんにちは。よろしくお願いいたします。お城好きでいらっしゃいましたか。

(藤波辰爾)はい、もうお城は大好きです!

(赤江珠緒)へー!

(藤波辰爾)お久しぶりです。

(博多大吉)あ、お久しぶりです。ねえ。たまむすびには2回目のご登場になりますけども。ねえ。もう、お城の話が聞きたいですけど。それ以上に僕、もうWWEの話が聞きたくて。

(赤江珠緒)WWE?

(博多大吉)まずは本当、殿堂入りおめでとうございます。

(藤波辰爾)ありがとうございます。

(赤江珠緒)WWEとは?先生。

(博多大吉)世界最大のプロレス団体でございます。そのプロレス団体が毎年、まあ何ていうんでしょう?野球の殿堂、あるじゃないですか。あんな感じでプロレスラーおよび関係者をね、年に何人か。

(赤江珠緒)じゃあもう、世界の?

(博多大吉)だから世界中から何人か選ばれるんですけど。その中の、今年のお一人。

(藤波辰爾)はい。ありがとうございます。

(博多大吉)しかも、現役レスラーでは。

(藤波辰爾)そう。初めてなんですね。

(赤江珠緒)へー!ああ、そうですか!

(博多大吉)みんな引退後に選ばれるっていうか、殿堂入りするんですけど、藤波さんは現役中に殿堂入りなさったということで。後ほど、そのお話もね、うかがいたいと思いますが。まずはお城のお話をやりたいと思いますが。まあ、もうプロレスファンにとっては常識なんですよ。実は。藤波さんがお城マニアっていうのは。もともと、きっかけは何だったんですか?あらためて、お城を好きになった。

(藤波辰爾)あの、中学校の時のね、修学旅行で大阪城に行ったのがね、それがきっかけで。あのデカさとね、お城の天守閣に登ってね、あの下を見渡した時っていうのかな?お城の形がね、もう病みつきになりましたね。

(赤江珠緒)はー!

(博多大吉)病みつきになった。だって藤波さん、ちょっと本気でお城を作ろうと思ったって。

(藤波辰爾)そうそうそう(笑)。そうなんです。

(赤江珠緒)あ、そういう方、時々地方にいらっしゃいますもんね。お城かな?と思ったら、お家っていう方ね。

(藤波辰爾)見積もりまで取ったんですけどね。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)なかなかの金額になった。

(藤波辰爾)そうです。ちょっとね、その見積もりをたのんだところが、大阪だったんですよね。だから大阪城の見積もりを取ってくれたみたいでね。とてつもない値段で。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)えっ、いくらって言われたんですか?

(藤波辰爾)120億。

(赤江・大吉)(爆笑)

(藤波辰爾)ただし、ちょうどその工務店のキャンペーン中で、20億おまけでね。

(赤江珠緒)20億おまけって言われても(笑)。

(博多大吉)で、100億くらいでやってあげるよと。

(藤波辰爾)ちょっと値段がね。あまりにも高すぎるので。まだ、着工に至っておりません(笑)。

(博多大吉)まあでも、その気になれば。もう見積りは出しているんで。

(赤江珠緒)うん。そうです。そうです。

(博多大吉)藤波さんね。ということでね、まあ、プロレスラー。いまもそうですけどね、全国を巡業なさって。その都度、全国のお城を。もう全部見たんじゃないですか?藤波さん。

(藤波辰爾)そうですね。でもね、いろんなところに行くと、『まだ1度もお城に来てないでしょ?』とかね、いろんなところからね、電話がありますね。

(博多大吉)電話がある(笑)。

(藤波辰爾)でも、やっぱりね、細かく見ていくといっぱいありますよ。素晴らしいお城がね。

(赤江珠緒)ありますね。

(博多大吉)藤波さんは、何城がお好きなんですか?

(藤波辰爾)まあ、先ほどから出ているね、姫路城とかね。大阪城、それから彦根城。それから、熊本城とかね。やっぱり好きなお城ばっかりですね。はい。

(博多大吉)姫路城は、ねえ。改修後の様子を・・・あ、当日、テレビ出演もなさった?

(藤波辰爾)あ、そうですね。つい先日ね。

(赤江珠緒)じゃあ、新しくなった姫路城もご覧になっているんですか?

(藤波辰爾)もう、まばゆいばかりのね、白さでね。すっごいキレイになりましたね。

(赤江珠緒)へー!

(博多大吉)『白すぎる!』なんて声もね、上がったみたいですけど。

(赤江珠緒)でも、あれが本来なんですってね。

(藤波辰爾)そうですね。白鷺城っていうね。白鷺が羽根を広げたようにね、白くなるんでね。はい。

(赤江珠緒)でね、まただんだんね、雨風で茶色くなるんで。3年ぐらいしか、それを楽しめないらしいですよ。

(藤波辰爾)白漆喰でね。上手くこう、瓦をね、留めてますけど。本当に白くて、キレイ!で、夜なんかね、いま、ライトアップしてますから。もう、余計キレイですね。

(赤江珠緒)浮かび上がりますもんね。

(博多大吉)で、ランキングに入ってはないけれども、藤波さんが好きなというか、この城はマニアックかもしれないけど、おすすめだよ、みたいなお城、あります?

(藤波辰爾)ええとね、天守はないんだけど、いま、ほら、竹田城とかね。いっぱいあの、いいお城はあるんですけど。先日、七尾城に行ったんですよ。

(赤江珠緒)七尾城?石川の。

(藤波辰爾)石川県の七尾城。あそこもね、なんて言うんだろうな?竹田城と同じようにね、石垣がすごいですね。

(赤江珠緒)あ、じゃあ山城なんですね。

(藤波辰爾)山城です。もうあそこもね、いま、城はいろんなところでね、町おこしで。いま、各県がお城をもう1回見直そうということで。リニューアルしてますよね。いいことですね!

(赤江珠緒)いや、そうですね。いいことですね!

(藤波辰爾)もう城好きからすると、本当にうれしい限りですね。

(赤江珠緒)どうですか?石垣はこう、野面な感じの?

(藤波辰爾)そうです。野面積み!詳しいですね。

(赤江珠緒)野面積みがお好きですか。あー。

(藤波辰爾)もう先日ね、その野面積みの石垣職人の、滋賀県に穴太衆っていうのがあるんですね。その集団が。石垣専門の。もう安土城から、名のある城全部を手がけた穴太衆からね、手紙が来ましたもん。

(赤江珠緒)えーっ!?あ、いまもね、いらっしゃるんですもんね。

(藤波辰爾)いるんです。その末裔がいるんですね。はい。

(赤江珠緒)どんなお手紙が?

(博多大吉)殿堂入りおめでとうと?

(藤波辰爾)(笑)。殿堂入りはね、そんな話じゃなかったですけど(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(藤波辰爾)『ぜひお城の石垣を積む技術的なあれが、全部残ってますから。1回、見に来てください』とかね。

(赤江珠緒)うわー!だってあれを組んでいくのは、もう大変な技術ですよ。

(藤波辰爾)大変ですよ。本当、だってお城って崩れないじゃないですか。だから地震で揺れたりとか。たとえば雨風で、そのたびに石垣がこう、締まるみたいなんですね。だからそういう技術がすごくあるらしいんで。はい。

(博多大吉)なかなかね、文化もね。その技術もね、なぜか藤波さんが継承するようになると、ちょっと面白いですね(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(藤波辰爾)だから『藤波さんの家を建てる時に、ぜひうちの石垣を積みましょう』とかね(笑)。

(赤江珠緒)穴太衆が?(笑)。

(藤波辰爾)穴太衆が(笑)。

(博多大吉)ねえ。それは駆けつけてくれると思いますよ。藤波さん、まだ行ってないっていうか、今後行きたいなっていうお城はあるんですか?

(藤波辰爾)北海道のね、あの・・・

(赤江珠緒)北海道の?

(藤波辰爾)あそこ、何城だったかな?いちばん下の方にね、えー・・・ちょっと出てこないな。

(博多大吉)北海道の方にあるんですか?

(藤波辰爾)あるんですね。ひとつだけね。

(博多大吉)ちなみに海外行かれた時は、お城見るんですか?

(藤波辰爾)あの、よくヨーロッパのね、ドイツとか。ああいうところのいろんなお城があるんですけど。あんまり行かないですね。

(博多大吉)あ、海外のお城は、そうでもない?

(藤波辰爾)あの、向こうお城は家内が好きでね。ああいうお城が好きなんですね

(博多大吉)奥様は海外のお城が好き。藤波さんは日本のお城がお好き。

(藤波辰爾)もう日本の天守ですね。

(赤江珠緒)天守閣、キレイですもんね。うん。

(藤波辰爾)いいですよー。

(赤江珠緒)松前城?

(藤波辰爾)松前城!松前城です。

(赤江珠緒)はー。

(博多大吉)松前城には、まだ行かれてない。

(藤波辰爾)まだ、行ってないんですよ。

(赤江珠緒)あー、そうですか。

(博多大吉)ちょっとコンパクトなお城。

(赤江珠緒)これね、もう幕末になるとロシア船がこう、出没してきたので、危機を感じた幕府が急に作ったということですね。だから結構ね、最近というか。後に作られたものみたいですね。

(博多大吉)ちなみにいま、お寺とか神社とか回ると、御朱印帳とかあるじゃないですか。お城はなんか、あるんですか?スタンプみたいなやつとか。

(藤波辰爾)ないですね。ないですけど、自分が今度、いまね、ちょうどお城を見積もりだけじゃなくて、自分でね、こんなお城がいいな!っていうね、安土城と大阪城と、お城のいいとこ取りをしたね、お城を描いているんで。

(赤江珠緒)ご自身で!?城主の気分で?

(藤波辰爾)そう。で、それをね、1回ね、そういうプロジェクトを組んでね。そういう城めぐりをね、ファンとともにしようかな?っていうね。

(赤江珠緒)あ、面白い!でもやっぱり、そういうお城をめぐる時って、作った人のすごくセンスが出るじゃないですか。ここをこう攻められるから、ここは曲がり角にしておこうとか。いろいろ考えて作られてますよね。

(藤波辰爾)そうなるでしょうね。そしたらたぶんすごい土地っていうか、莫大なあれがいるでしょうね。広大な土地がね。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)まあでも、もうね、ずっと戦ってこられた方ですから。この角度から長州が上がってきたら、俺はこう返そうとか。この角度から長州が・・・まあ、基本敵は長州さんだと思いますけども(笑)。

(藤波辰爾)だいたいお城って、でもね、まっすぐ入れることがないんでね。こう行ったら、ぶつかって。上から攻められるとかね。

(赤江珠緒)全部死角を作ったりしてね。

(藤波辰爾)そうですね。はい。

(博多大吉)赤江さんも本当ね、お城好きなんでね。

(赤江珠緒)そうなんですよ。

(藤波辰爾)詳しいですね。

(博多大吉)藤波さんとのトークもね、非常に盛り上がっておりますが。そろそろプロレスのお話をさせてもらっていいですか?

<書き起こしおわり>

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