星野源さんが2023年12月26日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『Beyond the Sequence』のベースだけが生音である理由について話していました。
(星野源)あと、他の楽曲のお話も来ていました。こちらのメール。「『Beyond the Sequence』の空間を感じるピアノの音色とコード感、シンセの機械っぽさのコントラストが一聴してとても気に入ったんですが、源さんの打ち込みと鍵盤で構築されているトラックの中で、ベースだけジャンボさんが演奏された生音を入れられたのにはどのような意図があったでしょうか?」。ああ、これね。そう。『Beyond the Sequence』って結構昔の曲なんですよ。
で、僕が打ち込みを割と始めた頃に作ったものなんですよね。その中で、もう割とできていて。で、「UCCの楽曲をやりませんか?」っていう風に言ってもらった中で、「この曲、合うんじゃないかな?」と思ったら「合いますね」って言ってくれて。それでこれになったというのもあって。で、そこから直してはいるんですけど。元々、僕が始めた頃はベースを打ち込むのがちょっと苦手だったんですよ。
ベースのフィーリングみたいのがまだわかんなくって。だからベーシストの人にお願いしようと思って、ジャンボさんにお願いをしました。でもね、結構昔に作ったやつだから、今の気分とちょっと違ったんで。だからCMで流れてるのとはちょっと別物になってます。微妙に。キックの位置とかスネアの位置とか全部、変えましたし。微妙にね。微妙に変えたし、ミックスも全部やり直したんで。CMで流れてるのとは別物になっているテイクで。あと、諸々ね、細かいところもちょっと変わってます。なのでぜひ改めて。インスト、作るのは好きなんで、じっくり聞いていただきたいと思っております。
星野源『Beyond the Sequence』
<書き起こしおわり>