佐久間宣行 M-1 2023審査員就任説を否定する

ナイツ塙『M-1 2022』最終決戦でウエストランドを選んだ理由を語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

佐久間宣行さんが2023年12月6日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でM-1グランプリ2023のトレイラーが発表され、その内容から「立川志らくに代わり、佐久間宣行が審査員になることが匂わされているのでは?」と考察されていることについてトーク。M-1審査員就任説をきっぱり否定していました。

(佐久間宣行)M-1が明日、準決勝で。ファイルカードが発表されて、ダブルヒガシが準決勝進出っていう。ダブルヒガシって、他の賞レースで優勝してたよね? なのにM-1だけ準々決勝でずっと、もう5年連続とか6年連続とか、落ちてたらしいじゃん? あと、俺は楽しみにするためにもう、ワイルドカードのネタとかも見ないようにしてるんだよね。そろそろネタ、かぶってきそうじゃん? だから見ないようにしてるんだけど。見た人はみんな「なんで落ちたのかわかんないぐらい面白かったですよ」って言っていたから。まあ、他の賞レースはチャンピオンだしね。ABCのチャンピオンだし。楽しみだなって思うんですけど。

話したいのは、こんなことじゃないんですよ。こんなことじゃないの。ごめん、ダブルヒガシ。「こんなことじゃない」じゃないわ。おめでとう。ダブルヒガシ。頑張ってほしい。好きだし(笑)。話したいのは……これ、嬉しい時に言う「いや、参ったよ」じゃないのよ。今回は。本当にね、いや、参ったよ……(笑)。今年のM-1のトレイラーが公開されたんですよね。皆さん、見ました? あのかっこいいやつ。毎年ね、あおりで2、3週間前ぐらいから始まる、音楽に合わせたやつ。ドラムがバーン、バーン! ドコドコドコッ! みたいな。もう『セッション』みたいな感じのやつ。今回。

で、ほぼ、セリフとかナレーションとかじゃなく、音で見せていくっていう。で、各チャンピオンとかね、そういう人とかが出てきて。「爆笑が、爆発する」って、ウエストランドとかが出ていって。で、そのM-1トレイラーの最後のセリフね。ウエストランド井口の唯一、しっかりちゃんと使われている音声。これが「佐久間さーん!」なんだよね。それで終わるトレイラーなんだよ。

でね、その前のカットが、どうやら審査員のフラッシュで。そこに志らくさんが入ってなかったんだって。志らくさんが入ってないフラッシュが流れて、最後のバックに「佐久間さーん!」って流れてるから、これはもうM-1の人たちが匂わせているんじゃないか?っていう。そんな考察がね、ネット上で行われてるらしいの。

M-1グランプリ2023予告トレイラー

(佐久間宣行)なんで俺がそれを知ったかっていうと、ある人から……まだ俺がそのトレイラーを見てない時に「佐久間さん、M-1の審査員、やるんですか?」っていうLINEが来て。「えっ、なんなんだろう?」って思って。「どうしてですか?」って返したの。そしたら、「トレイラー、見てないんですか?」って言うんで見たら、そういうトレイラーで。あのね、何がつらいか?っていうと、勝手に考察されて、勝手に悪口を言われてるんですよ(笑)。

勝手に考察、勝手に悪口。これ、一番やっちゃいけないこと。「佐久間が志らくさんの代わりに審査員になるんじゃないか?」っていう。まず、そこまではいいでしょう。別にそんなの、勝手に思ってくださいよ。「佐久間が審査員なんて、反対!」って……思い込み悪口(笑)。確定してもいないのに。「佐久間が審査員、反対!」「ああ、よかった。俺も反対です。M-1は芸人が審査員をやるものです。なんで制作者がしゃしゃり出てくるんだ?」って(笑)。

勝手に考察、勝手に悪口

(佐久間宣行)挙句の果てにインスタのDMで「審査員、断ってください」って。フハハハハハハハハッ! あのね、「審査員、断ってください」ってこのタイミングでDMが来るじゃない? もし俺が審査員だったら、もう断れない時期だし。俺が審査員じゃなかったら、失礼なだけだし。あと、審査員はそんなトレイラー、作らないよ? あのね、何回も言うけど。あと、俺も悩んだの。「こういうのって、触れないのが粋なのかな?」っていうね。こうやって勝手にワーワーってなってるのがいいのかなとも思ったんだけど。でも、もうこれはさすがに……俺、審査員じゃねえし! フハハハハハハハハッ! んなわけねえし。オファーも来てねえし(笑)。

っていうね。まあ、それはわかりませんけども。その志らくさんがね、あれだけ見てどうなってるのかとか。あとはどんな方が入るのかとか。俺はM-1に関してはただのファンだから。ただ見てるだけで。あのトレイラーで本当に俺が審査員だったら、ちょっと俺、メインすぎない? M-1って、誰かが審査員に入ることがそんなに取り上げられること、ないじゃん? だって。そんなわけないじゃない? 10組の出場者がメインじゃん? 去年、ありました? 山田邦子匂わせのトレイラー?(笑)。

「やーまーだー!」みたいなの、ありました? 邦ちゃんを匂わせるの。あれで俺が審査員になったら、俺が目玉すぎるだろう? そんなわけがないんだよ(笑)。勝手にみんな憶測で。だから、俺が言いたいのはそのみんなが勝手に憶測で「お笑いで芸人以外が審査員をやるのは違うんじゃないか?」とか言っているみたいな、そんなのを全部ひっくるめていじったのが井口のあの「佐久間さーん!」だったんじゃないの? 要は。あの「佐久間さーん」っていうのは別に俺をいじったんじゃなくて、1億総お笑い評論を始めるこの時代をいじったのが井口のあの「佐久間さーん!」だったのに。みんな、また同じことをやっているのよ?(笑)。

みんな、あのネタを見てたのか?(笑)。どう受け止めてたんだよ? 結局、1年経ってみんな井口の手のひらの上で動いてないんだから。「えっ、俺のこと言ってない?」と思ってみんな、見てたのかなっていうね。『陰陽師0』の時もありましたよね? ワーナーの「呪術は、ここから始まるー」みたいなツイートを見て、勝手に「呪術廻戦の実写化だ!」と思ったファンが「実写化反対!」ってつぶやいていたの。そういう人がいたんですよ。

佐久間宣行「呪術は、ここから始まるー」ワーナーブラザースのXポストを語る
佐久間宣行さんが2023年11月1日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でワーナーブラザーズジャパンがX(旧Twitter)に投稿した「呪術は、ここから始まるー」というポストについてトーク。『呪術廻戦』の実写映画化ではないかと作家の福田さんと盛り上がった話をしていました。

(佐久間宣行)ただ、あれはワーナーが悪い(笑)。あれはワーナーが悪いんだけど。っていうことですよ。ないことを想像で怒られるっていうのはね、佐久間は今週、体感したんでね。俺賛成派と反対派でTwitterで議論しているのを見て「きつい……」って思ったね(笑)。ということでですね、12月24日。M-1の日。クリスマスイブ。僕、予定があります。僕はもう、ラフ×ラフのライブです。これはこれで運営が決めたんですけど、僕もびっくりしてます。ラフクリスマスイブにラフ×ラフのコンサートがあるんですよ。で、それを運営の方が決めて、箱を押さえてあって、それでライブの準備してるんすけど。ちょっと衝撃ですね。

ラフ×ラフのライブは17時かな? 18時かな? そのぐらいの時間からだと思ったな。ええと、18時からですね。だから本当にね、何がつらいってね、M-1が見れないっていう(笑)。その時間、アイドルライブを見てるんですね。真逆の仕事です。お笑いのM-1の審査員とは。もうそれはそこでスケジュール、取られてるんで。逆にラフ×ラフの子たちが心配していた。齋藤っていう子、お笑い好きだから。「佐久間さん、M-1の審査員、やるのかな? 私たちのライブ、来てくれないのかな?」って言ってたからね。「お前もか!」って言ったんだけどね(笑)。っていうことですよ。

12月24日はラフ×ラフのライブ

<書き起こしおわり>

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