鈴木もぐら 恩人・石橋さんとの『しゃべくり007』再会を語る

鈴木もぐら 恩人・石橋さんとの『しゃべくり007』再会を語る 空気階段の踊り場

空気階段・鈴木もぐらさんが2022年5月30日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でパチンコ屋でバイトをしていた頃の恩人・石橋さんと『しゃべくり007』で再会したことについて話していました。

(水川かたまり)ちょっとね、メールが届いています。ふつおた。「もぐらさん、かたまりさん、スタッフの皆さん、こんばんは。先日、放送された『しゃべくり007』でもぐらさんの恩人・石橋さんが出られていましたが、あの放送の後、Twitterを見ると『石橋さん』がエンターテインメントのトレンドに入っていました。そして、TikTokでも切り抜きが載せられていて、コメント欄で『天才』と称されていました」。

(鈴木もぐら)フハハハハハハハハッ!

(水川かたまり)石橋さん、今爆ハネしているそうです(笑)。

(鈴木もぐら)いや、本当にびっくりしたんだよ。石橋さんがいたのは。

(水川かたまり)先週ね、『しゃべくり007』に我々、ゲストで出させていただきまして。そこにもぐらの芸人になる前を知る人物ということで、もぐらが浪人中にアルバイトをしていた千葉のパチンコ店の店員さんですか。社員さん。

(鈴木もぐら)その時はまだバイトだった。

(水川かたまり)社員さんである石橋さんという方がスタジオにいらっしゃってね。わざわざ千葉から来てくださって。で、「芸人になる前のもぐらのクズエピソードを話してくれる、芸人になる前のもぐらの本当のクズの部分を知る人物」みたいな感じで登場したんですけども。

(鈴木もぐら)番組の方もそれでもちろんオファーをして。

(水川かたまり)したんですけど、結局、もぐらのクズエピソードをひとつも持ってなくて。びっくりしたよね?(笑)。

(鈴木もぐら)「そうっすね……。仕事終わりになんか、社員の女の人と……飲みに行ってましたね」みたいな(笑)。

(水川かたまり)「はあ?」っていう(笑)。

(鈴木もぐら)「クズ、ですね……」って(笑)。すごいよ。もう、「お金をあげる」って言ったらすぐに、どこでも行っちゃうんだから。あの人は。ダメですよ、本当に。

(水川かたまり)僕も全然、石橋さんの話は聞いたことがなかったんで。

(鈴木もぐら)だってこれ、話してわかんないでしょう?

(水川かたまり)話してわかんない。その、石橋さんの変な感じって。

(鈴木もぐら)そう。石橋さんは俺が19の時に入ったパチンコ屋さんで、あれは何個上だっけな? 石橋さんって。「バシくん」って呼ばれてて。なんかもうマイクパフォーマンスとかもバリバリやって。パチンコ屋の若手エースのバイトみたいな。もう常連さんもみんな、石橋さんのことが好きで。若くて、もうちょっと細かったから、ちょっとかっこよくてさ。で、俺が入った時にはもう結婚してて。

(水川かたまり)ああ、もう10何年前には?

(鈴木もぐら)そう。で、その1年後にはもうお子さんが産まれると。「だから、俺は社員に昇格するんだ」っつって、バイトから社員昇格を目指していたっていう。なんか、それだけ聞いたらすごく真面目な人なんだなと思ってて。で、「よろしくお願いします」って感じだったんだけど……もうね、石橋さんは俺がね、最初にスロットを見て。「なんであのおじさんたち、あんなに夢中になって?」っていう。その当時、流行ったさ、フグのランプが光るだけの台とか、花がチカチカ光るだけ台みたいなのがあったんだけども。

「なんであんなものにおじさんたち、何万も入れているんですか?」っていう風に聞いたのが石橋さんで。そしたら石橋さんが「ああ、あれね。うーん。お前、パチンコ屋、行ったらいいんだよ。行けよ。打ってこい!」とかって言って。「なんだったらお前、連れて行ってやるから」って。「ああ、わかりました」って。で、そこから俺、初めてパチンコ屋さんでスロットを打って。連チャンして。「ああ、こんなに楽しいんだ」っつって。そしたら石橋さんが「面白いだろ? これなんだよ」って。だからギャンブルの楽しさを、スロットの楽しさを俺に導いてくれた人が石橋さんなのよ。だから、俺にとっては恩人だよ。あの人がいなかったら俺はこの……。

(水川かたまり)マジで違う人生だったかもしれないね。

ギャンブルの楽しさを教えてくれた石橋さん

(鈴木もぐら)俺はこのギャンブルなんていう楽しいもの、もしかしたら毛嫌いしていた可能性もあるよね。まあ、麻雀とかは高校の時、やってたけど。麻雀は別にギャンブルじゃないしさ。

(水川かたまり)なんで……何回それ、やるの? ギャンブルの話をしている時にいっつも……。

(鈴木もぐら)「麻雀はギャンブルじゃない」っていうことを言っているの。

(水川かたまり)いや、言わなきゃいいじゃん?

(鈴木もぐら)いや、だからリスナーが……。

(水川かたまり)ギャンブルの話をしてて、なんで毎回、麻雀を持ち出してくるの? そんなのされたら俺だって……。

(鈴木もぐら)リスナーとかが「麻雀賭博?」とかって思っちゃったらいけないから。俺は1回、麻雀の話をして。「あれはゲームですけどね」っていうことを教えてあげてるのよ。で、だから石橋さんがいなかったら、もしかしたら「親父がやってたものだから」って。

(水川かたまり)親父がギャンブル大好きで。「俺はじゃあ、やらない」ってなっていた可能性も。

(鈴木もぐら)そうなっていたかもしれないじゃない? 本当にこんな楽しいところに導いていただいてね、感謝しかありませんよ。で、さらにね10何年ぶりにね、『しゃべくり』で、長い感じでしゃべって。だから3年前とかぐらいに1回、会ってるんだけどね。石橋さんに。でも、そのはね本当に一言、二言だけだったのよ。俺が地元のパチンコ屋さんで打っていたの。スロットを。そしたら13年ぶりぐらいかな? ぐらいで会って。その時、俺が打った時に石橋さんにいきなり肩を叩かれて。ポンポンって。で、「誰だ?」と思って振り返ったら、石橋さんで。石橋さんが「おうっ、やってんな!」って。そう言って、どっか行っちゃったんだよ(笑)。

(水川かたまり)なんでだよ?(笑)。2日ぶりじゃん?(笑)。

(鈴木もぐら)それ以来、『しゃべくり』でちゃんと長い感じで離せたからね。

(水川かたまり)もうさ、もぐらの関係者的な人たちって『踊り場』で全部出た?

(鈴木もぐら)いや、出たでしょう、さすがに。だって、石橋さんでしょう?

(水川かたまり)あと、北原さんでしょう?

まだ会えていないもぐら関係者

(鈴木もぐら)ああ、でも1人、出てない人がいるんだけども……俺、これは探せないと思うわ。あの、高校の時に働いてたレンタルビデオ屋さんの店長なんだけど。ちょっとこれ、名前も覚えてないんだよ。

(水川かたまり)「店長」って言っていたから?

(鈴木もぐら)店長。まあ、「タダヤ2」っていうところで働いていて。たぶんTSUTAYAと提携しているところなんだけども。タダヤ2っていうところで働いていて。そこの店長なんだけども。名前は覚えていないんだけども、特徴があって。いつも「ピーヨ、ピーヨ……ピーヨ!」って。

(水川かたまり)な、なにそれ?

(鈴木もぐら)「ピーヨ……ピッピー、ピーヨ」って(笑)。「あ、鈴木さん、おつかれさま。もう上がり? 帰るの? ああ、そうか。明日もよろしく……ピーヨ」って。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!

(鈴木もぐら)ちょっと店長、もし聞いていたら連絡ください。お待ちしてます!

<書き起こしおわり>

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