Ado ゲレンデで聞いた謎の曲「たこやきレインボー」を語る

Ado ゲレンデで聞いた謎の曲「たこやきレインボー」を語る Adoのオールナイトニッポン

Adoさんが2023年11月13日放送のニッポン放送『Adoのオールナイトニッポン』の中で中学2年生の時に学校のスキー教室で長野県のゲレンデに行った際の模様を紹介。そこで流れていた謎の曲「たこやきレインボー」について話していました。

(Ado)(中学2年生の時のスキー教室2日目)念願の、楽しみにしてたスキーがまたできるってなって。「こんにちは! 昨日に引き続き、今日もよろしくお願いします」みたいな感じで。「じゃあ、今度は昨日よりもいろんなコースを走ってみましょう」みたいな感じになって「激アツ!」みたいな感じでピュイーッて進んでいったの。もちろん8の字でね! 8の字で、ハの字でピュイーッて進んでいって。「あっ、すごい! 本当に鹿がいた!」とか「うわっ、ここめっちゃ坂なのに、めっちゃうまく滑るって気持ちいい!」みたいな感じで滑っていて。で、いよいよ2日目。「大きなゲレンデに行ってリフトに乗りましょう」ってなったの。「来た来た来た! リフト、来た!」みたいな感じになって。

昔、なんだろう? 山頂に行く時のリフトみたいなのには乗ったことがあるけど、ゲレンデのリフトはなかったから、めっちゃ楽しみだったの。スキーはちょっと怖がっていたけど、リフトは楽しみだったんだよなっていうので。で、ゲレンデにも行って、一般の人とかもいて。「うわっ、これがゲレンデ。こんなに広い雪景色!」っていうんで、普通にもうなんか、ちょっと感動しちゃって。「じゃあ、リフト乗りますよ」ってなった時に、もう心がようようととしている中、ゲレンデにはback numberが流れ散らかしてるの。壮大なback number。あと壮大な広瀬香美さんの『ロマンスの神様』とかが流れてるの。「やばい! エグい!」みたいな感じで。「これ、BGMあるとまた心が解放されて気持ちいい!」みたいな感じで。

で、もう頂上についたら景色も綺麗だし。雪景色で。「さあ、行くぞ! 滑るぞ!」ってなった時にいいところでback numberさんの曲のサビとかがワーッて流れて。「ああ、風になるとはこういうこと」みたいな。「私は風。風が私」みたいな感じになって、めっちゃピュイーッて滑って。気づいたら「えっ? もう滑り終わっちゃったの?」みたいな感じで、もう病みつきになっちゃったの。「もう1回! 時間いっぱいまで乗ってやりたい! 乗ってやりたい!」ってなって。また一目散にリフトのところに並んで。「よしっ、乗ってやるぞ!」ってなって。それでいろんな曲を聞きながら「いやー、いいなー。スキーって結構怖かったけど、こんなに楽しいんだな」と思ってルンルンになっていたんだけど。

そしたら、なんか「たこたこたこやきレインボー♪ たこたこたこやきレインボー♪」って。「うん? なんか陽気な歌に変わったな? 子供向けの歌かな? 気のせいかな?」って思って。で、そのまま景色を、一般の人とか滑ってるのを見ながら、また上の方に登っていったんだけど。やっぱりなんか定期的に「たこたこたこやきレインボー♪」って……「うん? なんかたこ焼きの歌になったな? たこ焼きと……あと、レインボーって言ってる? たこ焼きとレインボー……なんかポップな組み合わせだな」と思って。で、山頂に着いて。「よーし、滑るぞ!」って思った時にもまだ「たこたこたこやきレインボー♪」って。「うーん、なんか気になる歌だな……」って思いながらも「よし、滑るぞ」ってなってピュイーッて行って。「ハの字、ハの字、ハの字……たこたこたこやきレインボー♪ ああっ!」ってなって。ちょっと転んじゃったの(笑)。

ちょっと気を取られて。今まで「ハの字、ハの字……」って。どれだけ浮かれていてもずっと「ハの字、ハの字、ハの字……たこたこたこやきレインボー♪ ああーっ!」ってなって。「た、たこ? たこをどうすれば? ああーっ!」ってなって。ちょっとバランスを崩してベタって転んじゃったの(笑)。「あれ? ええっ?」ってなって。でも、気づいた頃にはもうその曲、流れてなかったの。「あれは何だったのかな? あと、雪って転んでも痛くないんだな」って思って。それでもう1回、また滑り直したの。で、また時間いっぱいまでゲレンデで滑って。そうやっていたらもう、あっという間に時間は過ぎて。「はい。じゃあ今日はもう終わりです。皆さん、楽しかったですか?」ってなって。「はあ、もう終わっちゃったのか……明日はもう帰るのか。滑れないのか」っていう感じになって。

それで片付けて、その場を去ることになったんだけど。で、バス戻ってみんなで「楽しかったね!」みたいな。「私、こういうところまで行ったよ!」「すごい!」みたいな話をしてる中で、「あのさ、ゲレンデに行ったよね? たこたこたこやきレインボーって歌、流れてきたよね?」って話したら、「えっ、そんな曲、聞いてないよ? なに? たこやきレインボーって? へー。なんか聞きたかったな。なにそれ?」みたいな風に言われたの。で、別の子に聞いても……割と私の近くにいた子に聞いても、「えっ? たこやきレインボーっていう歌? わかんないな。それ、何の曲? そういうのがかかっていたんだね」って。もうみんな、口を揃えて言うの。「えっ? なんでみんな、聞いてないの? ええっ? 他クラスの子に聞けばわかる? でも、バスも違うし……ええっ? なんでみんな、知らないの?」ってなって。だんだんそこで不安になってきたの。「私しか聞いてないのかな?」みたいな。

誰も聞いていなかった「たこやきレインボー」

それで、そんな気持ちのまま、「うーん……」って思いながらも「まあ、お腹も空いたしな」ってなって。それでバスで宿舎に戻って、ご飯をムシャムシャ食べて。で、もう1泊して明日帰るってことで、お風呂も済ませて。またその仲間のトークタイムが始まって。今度はまた恋話を交えながら、また怖い話もしているの。で、怖い話をしている間、私はずっと「たこたこたこやきレインボー」が気になっていて。で、友達に改めて聞いてみたの。バスの近くにいた子たちじゃない子もその部屋にいたから。「あのさ、たこやきレインボーの歌、流れてなかった?」って聞いたら「えっ、そんなのないよ? でね、男の人が……」って、そのまま怖い話が続けられちゃって(笑)。「えっ、そんなの知らない。どうでもいいよ。それでさ、女の人がそこで……」みたいな。「ええっ? 無視された……ええっ? 私しか聞いてないのかな?」みたいな感じになって。

で、私がさ、昨日さんざんさ、茶化してしまったから。私も茶化されたみたいな感じになって。「ええっ?」みたいな。何回も「たこたこたこやきレインボー……」「で、その時に、幽霊が……」みたいな(笑)。「ええっ?」って思って。だからこの日はもうダメだと思って、そのまま寝て。で、帰る日になったんだけども、帰る日はまた、バタバタしていて、それをちょっと忘れちゃってたの。でも定期的に流れてはくるの。帰った後も。帰宅して、家に「ただいま!」って着いた後も「あっ、たこたこたこやきレインボー……あれは結局、何だったんだろう?」って思って。なんか、頭の中に定期的に、ふと思った時に「たこたこたこやきレインボー♪」って頭をグルグルしてるの。

「ええっ?」って思って。で、家に帰っても「やっぱりあれ、聞いたよな?」っていう風に思っていたんだけど。やっぱりさ、なんか誰にも信じてもらえなかったから。「幻聴だったのかも」って思って、その日、帰ってきた後もそのまま寝ちゃって。で、定期的に思い出すんだけど、思い出しては消えちゃって。「消えちゃって」っていうか、流れてはくるんだけど、幻聴だと思ってるし、思い込みもあるから。「ああ、後で調べよう」って思ってそのまま忘れちゃうの。あるでしょう? みんなも、そういうこと。「ああ、これなんか思い出したけど……うーん。後で調べよう」みたいな感じでさ、忘れちゃうじゃん?
それを、5年も繰り返してたの(笑)。中2、14歳だからから5年経ったら19歳まで忘れていたの。定期的に流れてくるんだけど、忘れて、忘れて……っていうのを繰り返して。それで19歳ぐらいの時に「うーん、たしかにゲレンデで聞いたよな」と思って、ふとある日、「たこたこたこやきレインボー」って調べてみたの。iPhoneで。そしたら、ちゃんと出てきたの! ちゃんと「たこやきレインボー」って。しかもこれ、アイドルのグループの名前だったの! で、曲名が『ありがとう たこやきレインボーです』っていう名前だったの。「ああ、こんなにも主張してたんだ!」ってなって。「なんか感動!」みたいな。MVもそこで見て「こういう感じ……こういうMVで、こういう感じで。しかも本人たちは関西出身だったんだ! 流れていたの、長野県のゲレンデだったけどね」と思いながら。「なにがどうしてそうなったんだろう?」って思って。

もう、ちょっと感動して。それからは、今も定期的に流れてくるんだけどちゃんとたこやきレインボーさんの曲『ありがとう たこやきレインボーです』っていうのを意識しながら思い出しているの。で、ちなみに誰が作詞・作曲しているんだろう?って思って調べてみたら、ヒャダインさんが作詞・作曲をしていたの(笑)。「ああ、道理で脳裏に焼き付くわけだ!」って思って。「このワードセンスと耳に残る感じ、道理で! ヤバいな! 天才の仕業でした!」って思って感動をして。

作詞・作曲はヒャダイン

(Ado)しかも、ありがたいことに直近でヒャダインさんとお話をする機会があったんですよ。インタビューか番組かなんかで。それでヒャダインさんといろいろと番組のことをお話してたい後に、「最後にヒャダインさんにお聞きしたいこと、ありますか?」みたいな風に言われたの。私、「これしかない!」と思って「ヒャダインさん、たこやきレインボーはどういう経緯で作られたんですか?」って聞いて。まさかAdoがこんなことを言うと思ってなかったからヒャダインさんも「ええっ!? なんで知っているんですか?」ってなって。で、その時に「ゲレンデで聞いて」「えっ、なんでゲレンデで流れてるんだ?」みたいな風になって。「ありがとうございます。これは僕が作詞・作曲して、たこやきレインボーさんに書いた曲なんです」っていう話をして。「ああ、そうなんだ。なるほどね」ってなって。5年もかけて伏線回収というか、もう浄化されたみたいな感じがあって。

「ああ、あの時の私の無視されたことは間違いじゃなかったんだ!」って思って(笑)。なんか救われた感じがして、ちょっと嬉しかったんだよね。だからさ、またこの冬なのか、今年以降の冬なのかはわかんないけど。スキーに行く機会があったら、たこやきレインボーが流れていてほしいなってちょっと、思ったりしたよ。ということで1曲聞いてください。たこやきレインボーで『ありがとう たこやきレインボーです』。

たこやきレインボー『ありがとう たこやきレインボーです』

<書き起こしおわり>

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