オードリー若林 人生2度目の甲子園で感じたホームの心強さを語る

オードリー若林 日本シリーズ・ティモンディ前田との甲子園球場までの道のりを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年11月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で日本シリーズ第5戦を甲子園で観戦した際の模様を紹介。試合前、ティモンディ前田さんと甲子園歴史館を訪れたことや、人生で2度目の甲子園での観戦で感じたホームゲームの心強さなどについて話していました。

(若林正恭)ただ、甲子園って人生2度目なんですよ。9年前だよね、あれ。ソフトバンクの日本シリーズだから。それで、勝った阪神を甲子園で見たことないわけ。俺。で、前田くんとは行く前から話をしてて。甲子園の歴史館っていうのがあるんだよ。阪神の歴史の博物館みたいなの。おじさんになると、そういうのやっぱり見たくなるよね。ゆっくりね。

(春日俊彰)やっぱりね、今までを知りたくなるよね。

おじさんになると歴史を知りたくなる

(若林正恭)それでさ、「歴史館を見たいんだけど、いい?」っつったら「もちろん。行きましょうよ」って言ってくれて。で、前田くんとさ、ティモンディの高岸くんって、済美じゃん? だから、いわゆる体育会系の縦の感じで。それで寮でしょう? だから、「はい」か「いいえ」しか答えちゃいけなかったんだって。当時ね。

(春日俊彰)ああ、1年生は。

(若林正恭)1年生の時は「はい」か「いいえ」で。「お前、俺のこと嫌いだろ?」「いいえ!」「はいって言え」「いいえ!」「はいって言え」「いいえ!」「本当にお前、はいって言わないと怒るぞ!」「はいっ!」「ナメてんのか!」っていう(笑)。

(春日俊彰)どうしたらよかったんだよ……。

(若林正恭)高校生だったらありそうじゃん?

(春日俊彰)まあ、そうだね。ちょっと理不尽なというかね。

(若林正恭)いじりというか。その感じ。それで育ってきていて、特に大学で高岸くんはやっていて。それで育ってきたから、グレープカンパニーに入った時に「芸人の世界も縦の感じが厳しいんだろうな」ってイメージがあったから、最初の何ヶ月間かは「はい」か「いいえ」しか言わなかったんだって。「はいっ!」「いいえっ!」とか、2人で言っていたら……「その感じ、もう一緒にいたくない」って先輩に言われたんだって(笑)。

「そんなことないよ。グループカンパニーというか、芸人の世界は」「いいえっ!」「いや、いいえじゃないのよ。いいえじゃなくて……」って。そんな風に言われていたんだって。「もっと『◯◯っすよ』とかしゃべってくれないと、メシとか食いに行った時に周りの人からも……嫌だよ。そんな風に思われたら」とか言われて。「カバン、持ちます!」とか言っても「いや、いいって」って言われて。それがわからなかったんだって。でも、そんなのもわかる気がするじゃん? それだけ体育会系だと。

(春日俊彰)そうだね。ガチッとやってきたら。たしかに。へー。

(若林正恭)そうそう。で、そんなのをしゃべりながら歴史館に行ったらもう本当、おじさんだからさ。バースだ、岡田だ、掛布だ、真弓だっていうさ、これを聞いている若い子はわからないと思うけども。俺が小学生時代の阪神の写真とか、バットやグローブ、スパイクが展示してあるんだよ。それでやっぱり思い出すよね。親父のこととか、少年野球の。あと、俺が25ぐらいの時、野球に逃げてた時期ね。

(春日俊彰)はいはい。言っていたね。

オードリー若林 阪神が優勝した2003年の動画を見て思い出した野球に逃げていた当時の自分を語る
オードリー若林さんが2023年9月9日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で「アレ」を目前に控えた阪神タイガースについてトーク。リーグ優勝した2003年のシーズンの動画を見ていて思い出した、お笑いでうまく行かないので野球に逃げていた当時の自分について話していました。

若林。檜山さんとかさ、今岡、アリアスとかさ。それで「いや、今、甲子園に見に来てるのか」って思いながら。それで、やっぱり春日って西武ファンで西武球場で見ることがだいたいだからさ、ホームの西武なわけじゃん。基本はね。それが、やっぱり羨ましいなって思ったね。俺、見るっつったら神宮か東京ドームでアウェイだから。選手のバッターボックスに入る時の音楽とかさ。「ああ、この音楽なんだ」って思ったりとか。あと、なんかこの仲間が多い感じ。

(春日俊彰)ああ、そうね。ビジターの試合もいくつか、見に行ったことあるけど。マリンとか……まあ、マリンはまだ多いけど。東北とかさ、北海道でも見たことがあるんだけど。やっぱり、寂しいよね。すごいよそ者感がして。北海道なんてもう本当に一部しかいないから。なんかすごい、居づらいというか。全然違うよね。ホームとビジターって。

(若林正恭)やっぱりそうだよね? いや、なんか甲子園の真横の高架下みたいなところにめっちゃ広い駐輪場があるのよ。で、前田くんが高校野球の時、高校球児とか応援の人とかいっぱいいるから。「ここで下でみんなで整列して、待たされて入ったりするんですよ」みたいに言っていて。「ああ、そうなんだ」って。それで「かっこいいな!」って思ったんだけど。阪神ファンが阪神のユニフォームを着て、自転車で見に来る人がいっぱいいるのよ。

(春日俊彰)ああ、いいねえ! 地元だね!

(若林正恭)「阪神のユニフォームを着て、自転車でパーッて着て、甲子園で野球を見るってめっちゃかっこいいじゃん!」って俺、思って。

(春日俊彰)いや、いいねえ。

(若林正恭)で、終わったら自転車で帰っていくのよ。若いお母さんと子供とかが。「いや、本来ファンって、こういうことなんだろうな」と思って。地元で。サッカーとかもきっと。

地元の人たちが自転車で試合を見に来る

(春日俊彰)サッカーは多いかもね。いろんなところに、地元の根付いた感じ、するじゃない? チームも多いしね。

(若林正恭)だから西武も、ベルーナ。今年、交流戦を見に行ったけども。自転車で来る西武ファン、多かったもんね!

(春日俊彰)いやいや、そんないないよ。あのあたりは。所沢の街からも離れてるし。あのあたり、あんまり家がないんだからさ。山を削って作った球場なんだから。所沢からのチャリだとちょっと遠いしね。でもいいね。阪神の甲子園のその感じね。

<書き起こしおわり>

オードリー若林 日本シリーズ第5戦・甲子園で見た阪神の逆転勝利を語る
オードリー若林さんが2023年11月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でティモンディ前田さんと阪神VSオリックスの日本シリーズ第5戦を甲子園で観戦した際の模様を紹介していました。
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